みんなのシネマレビュー

武士の家計簿

2010年【日】 上映時間:129分
ドラマ時代劇歴史もの実話もの小説の映画化
[ブシノカケイボ]
新規登録(2010-11-04)【ヒナタカ】さん
タイトル情報更新(2024-02-23)【イニシャルK】さん
公開開始日(2010-12-04)


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監督森田芳光
助監督増田伸弥
キャスト堺雅人(男優)猪山直之
仲間由紀恵(女優)お駒
中村雅俊(男優)猪山信之
松坂慶子(女優)猪山常
草笛光子(女優)おばばさま
西村雅彦(男優)西永与三八
嶋田久作(男優)大村益次郎
宮川一朗太(男優)奥村丹後守栄実
小木茂光(男優)安部忠継
伊藤洋三郎(男優)与七
小林トシ江(女優)産婆
谷口高史(男優)新保屋清次郎
山中崇(男優)前田斉泰
野間口徹(男優)唐田
原作磯田道史「武士の家計簿 「加賀藩御算用者」の幕末維新」(新潮新書)
脚本柏田道夫
音楽大島ミチル
作曲大島ミチル「遠い記憶」
撮影沖村志宏
製作松竹(「武士の家計簿」製作委員会)
アスミック・エース(「武士の家計簿」製作委員会)
電通(「武士の家計簿」製作委員会)
テレビ朝日(「武士の家計簿」製作委員会)
松竹ブロードキャスティング(「武士の家計簿」製作委員会)
プロデューサー原正人(エグゼクティブプロデューサー)
三沢和子(アソシエイト・プロデューサー)
配給松竹
アスミック・エース
編集川島章正
録音橋本文雄
照明渡辺三雄
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【クチコミ・感想】

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12


23.実在した武士のドラマとしては、後の世にその名を残す侍が主要登場人物にいない、 下級藩士とその家族を主人公とした時代劇。 それゆえ、幕末という激動の時代を舞台としながらも淡々と時が過ぎていく。 特に終盤は2時間越えの作品にしてはかなり足早に時が過ぎていきますが、 それでも中盤までは当時の名もなき下級藩士の生活が垣間見える、 1人の下級藩士とその家族のホームドラマとしてみれば味わいのある作品となっています。 特に猪山家を支えた女性を松坂慶子と仲間由紀恵がいい。 ドラマの中の猪山家だけでなく、本作もまたこの2人の好演に支えられた作品であったと思います。 とらやさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2022-05-16 17:20:26)

22.借金を返済するためにいろんなアイデアで乗り切っていく映画なのかと勝手に思っていたが、実際は猪山家の生き様を描いた映画だった。 でもその辺差し引いてもあまりメリハリがあるストーリーではないので、少々退屈気味。 misoさん [地上波(邦画)] 4点(2020-05-06 00:12:23)(良:1票)

21.幕末期、加賀藩の御算用者(会計係)として仕えた猪山直之一家をモデルに、算盤を武器に激動の時代を生きた家族の姿を描く。終盤、やや情緒に流れる向きもあるが、深刻な題材を時にコミカルに、時にしっとりと描写する技量は卓越している。とりわけ直之とお駒の初夜の場面は白眉である。 野良猫さん [DVD(邦画)] 7点(2014-09-07 22:47:16)

20.可もなく不可もないノンフィクション風時代劇でした。 ProPaceさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-08-25 20:31:55)

19.これって「映画」なんですかねぇ。テレビでよくある歴史バラエティの再現映像の出来損ないを見せられた感じ。エピソードを掘り下げるでもなく、特にストーリーがあるわけでもなく、ただ淡々と役者に語らせているだけ。有名な役者がゴロゴロ出ているのに、何ら価値を生み出していません。何かの「実験」のつもりだったのでしょうか。 それに、原作はどう描いているか知りませんが、主人公の経済観念には共感できません。彼は「金は天下の回りもの」という言葉を知らないらしい。借金してでも消費するから、経済は成長するのです。それが信用経済というものでしょう。誰も彼もが無借金・倹約にひた走ったら、家もクルマも売れません。そうなると世の中にお金は回らず、誰も彼もがますます貧乏になるだけです。 眉山さん [インターネット(字幕)] 2点(2014-01-15 23:10:42)

18.DNA、血とはこうして綿々と続いていくんでしょうか。他人より一つでも秀でているものがあると強いものです、それを伸ばしていかないと、今の世も生きにくいのですから、時代が変われど・・・ですね。淡々と描いているから味が出るのだと思いました。貴重な帳面に基づいているので、原作が読みたいです。 HRM36さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-12-31 10:27:39)

17.話題になった原作は未読。経済ドラマ的なものを期待していたが、平和な時代から動乱の時代へと変化する中でソロバンに生きた親子3代物語という感じで、これはこれで中々よかったような。こういう実直な合理主義者は結構好きなタイプなので。印象的なのは親が死んでもソロバン弾く父子の会話でしょう。「その家によって違うであろう」これが本作の言いたい事ではなのかと。 東京50km圏道路地図さん [地上波(邦画)] 6点(2013-11-23 12:19:18)

16.たんたんと物語が進んでいくのをただ見ているだけでした。 pokobunさん [DVD(邦画)] 5点(2013-09-07 21:04:22)

15.黒澤明が好きそうな題材ですねえ。同時期に仲代達矢主演の「切腹」を鑑賞していたせいか、とても対照的な物語だなあ、と感じました。「武士道」という前提の価値観を持ちつつ、どう自分らしく生きていくか、考えさせられます。幕末から明治にかけて、日本が歴史上もっとも劇的な変化を経験し、価値観がひっくりかえるような世の中、大事なものって何だろうか。現代でも生き方のヒントになるような物語だったと思います。娯楽映画としての面白みは正直言って弱かったけど、原作の新書と合わせて観るのがいいと思います。 ゆうろうさん [DVD(邦画)] 6点(2013-07-14 12:21:14)(良:2票)

14.見せ場がないのが逆にこの作品の狙いか・・・身内の亡くって堺雅人の独特の喋り方が役に凄くハマっていてよかった。 映画さん [DVD(邦画)] 5点(2013-04-13 22:34:45)

13.2013.01/13 鑑賞。「武士の家計簿 「加賀藩御算用者」の幕末維新」が原作とのこと。このような下級武士?の実態などは余り映画化されず興味が湧く。親を見て育つ、家業の意味が良く解る。 淡々と3代に渡り「御算用者」の生活が描かれ、興味深かった。ただ盛り上がりに欠ける。 ご自由さんさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2013-01-13 10:42:42)

12.コメディタッチの映画なのかと思っていたら、淡々としていて抑揚のない映画で驚いた。 家計が火の車で、知恵を絞り、借金を返してゆくってところを掘り下げていけば、面白くなると思うんだけどなぁ。日本の財政も火の車だしね・・・ で、猪山家の借金は返済できたのだろうか。明確な描写がなかったと思うけど。 ついでに言えば、堺雅人と仲間由紀恵の歳の取り方のバランスが悪いと思う。 あきぴー@武蔵国さん [DVD(邦画)] 4点(2013-01-06 22:42:12)(良:1票)

11. 映画になりそうもない題材です。よくぞここまでつなげたなという感じでもありますが、他の方も指摘されているように、やはり後半のべーとした間延びがあって残念です。 海牛大夫さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2012-09-30 21:01:20)

10. 製作にあたっての真面目さというのが、面白い映画、いい映画の必要条件であっても、十分条件ではないことがよくわかりました。  時代考証とか、原作の活かし方とかきわめてまじめに作ってるのは理解できるんだけれど、さっぱり面白くない。やまもおちも、伏線も回収もなく淡々とエピソードが流れていくだけで。  やはり、ノンフィクションの面白さと映画の面白さはまったく別物では。企画自体が安易なんですよね。少し面白い、話題になった本があったからと言って、「発見された昔の武士一家の家計簿とその解説」に過ぎないものから、いきなり映画にしようって無理ありすぎ。あるいは基本的な枠組みだけ借りてもっと大胆なストーリーを作った方がましだったかも。  しかし、残念だな。無位無官の武士が最高権力者の法王の前に乱入して暴れても処罰されない馬鹿ドラマが国営放送で放送されたり、将軍の弟が老中になって江戸時代を戦乱の世にしようとする馬鹿映画がもてはやされたりする時代に、この映画のような真面目な映画は貴重なんだが。 rhforeverさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2012-03-31 12:04:00)(良:1票)

9.いい話だとは思うけど、とにかく地味。 どうも堺雅人の良さを活かせてないような気がする。 この設定ならもっとコミカルさを出しても良かったと思うけど、終盤に向けてどんどん辛気臭くなってく。 かと言って感動があるわけでもなく、いまいち盛り上がりに欠ける印象でした。 もとやさん [DVD(邦画)] 5点(2012-01-25 17:56:25)(良:1票)

8.ユニークな映画が出来てるのではないかと期待してしまった。小説ではない人文系の書籍をベースにして劇映画にしたってことで、市川崑の『私は二歳』のような風変わりな作品を期待した。同じ才人監督だし。侍たちが並んでソロバンをはじいているなんて、あんまり見たことない図で、事務職としての侍の職場を描いた珍しさなんかいい。それで主人公の「ソロバン馬鹿」ぶりを具体的に展開していくのかと思っていると、それほどでもなく中盤に至り、そうか一家の倹約作戦を細々と見せていくのか、と膝を乗り出すも、その話は大ざっぱに収まり、いつのまにか幕末になってけっきょく歴史をソロリと撫でただけで終わってしまった。原作にあっただろう(読んでないので想像で言っちゃうのが弱いのだが)エピソードを、あたりさわりのない話(父と子の確執とか)に変換して繋いだって感じ。親父の一つ語りの門の片面だけを塗った話、みたいな「何の教訓にも変換されない」具体的な手触りの感じられるエピソードをもっと聞きたかった。原作の人文書そのものから膨らませるのではなく、既存の物語の型に当てはめただけに見えた。もったいない(歴史学の本を劇映画にするのは実際大変だろうとは思います)。ただ最近小林正樹の『切腹』見たばかりだったので、江戸時代のアタマと終わりでの侍の対比となって面白かった。とりわけ刀の扱いの違い。侍が官吏になり士道がソロバン道になっていったが、別にそれは劣化だったわけではなく、それなりの一生懸命が必要だったんだ。息子の祝いの席で出た絵の鯛を持って縁側を(縁「川」に見立て)人々が行くシーンが、唯一映画として生き生き感じられた。 なんのかんのさん [DVD(邦画)] 5点(2011-12-09 10:23:02)(良:1票)

7.タイトルから連想できるとおり、目のつけどころの面白い映画。 前半はなかなか楽しめたのだが、後半からやけに湿っぽくなり、ちょっとガッカリ。 江戸末期に生きた一人の武士の生き様を描いているだけで、特別テーマらしきものもなさそう。 それでも当時の武士たちの生活様式を窺い知ることができて、それなりに満足できた作品だった。 MAHITOさん [DVD(邦画)] 4点(2011-09-14 07:16:02)(良:1票)

6.題材としてはおもしろそうなのに、さーっと流しすぎて淡白というか地味というか。何かひとつでもパッとするエピソードがあればよかったのですが。 長谷川アーリオ・オーリオさん [DVD(邦画)] 3点(2011-08-22 07:16:23)

5.かなり期待して、観たのだけれど..ガッカリ..後半は、尻つぼみ状態..微妙な展開でした..真面目には創っているんだけど..映画としては、残念... コナンが一番さん [DVD(邦画)] 5点(2011-06-30 15:14:22)

4.ありゃ、思った以上に評価が低いなぁ。 まぁ、元になった話自体が家計簿を基にした話であって、その中をどのような話にしていくかが全てだとは思います。ある意味、ドキュメントだと捉えてみると、非常に面白い映画ではないかと思いますね。森田芳光らしい映画の取り方が存分に出ていたとあたしは思えたし、算盤侍の算盤侍としての誇りとか、上手く表現していたと思うのですけどね。 但し、皆さんが言うとおり、説明不足な感はあります。というか、説明しなくても分かるでしょ、という感覚が無いと分かりにくい撮り方をしている気がします。あたしなんかだとそれが嫌でも分かるからこれで十分とか思ってしまいますけど、分かりやすい映画が増えている昨今、こうした映画は今の人にはなかなか伝わりにくいものがあるのも事実で、この辺が非常に難しい所だと思います。 エンタテインメントで考えると、評価は下がりますけど、エンタテインメントでは無いところでこうした映画もアリかな、と思うので、この点を付けたいと思います。 奥州亭三景さん [映画館(邦画)] 7点(2010-12-28 12:16:09)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 41人
平均点数 5.07点
000.00% line
100.00% line
237.32% line
337.32% line
4512.20% line
51434.15% line
61024.39% line
7512.20% line
812.44% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review1人
2 ストーリー評価 4.16点 Review6人
3 鑑賞後の後味 4.25点 Review4人
4 音楽評価 4.66点 Review3人
5 感泣評価 2.75点 Review4人

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