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【クチコミ・感想】
2.群衆への不信が根強くある監督で、そっちのほうが資本家対労働者の図式より奥にある。偽のマリアに興奮させられていくくだりなど、おっかない。ロボットが資本家の言いなりになって、なんとなく話の輪郭が掴めた気分になったところで、ロボットが言うことをきかなくなり、破壊そのものの楽しさへ走っていく。それまでのところはナチズムを予見したというレベルだが、こうなると、兵器が人間の理性の範囲を超えてズンズン進化していってしまっている現代(1985年3月にロードショーで見た)の恐怖そのものに迫っている。1920年代に、もうここまで予見していた我々人類を自慢していいのか、それを知っていながら愚行を重ねた20世紀史にションボリすべきなのか。ロック音楽をかぶせたバージョンで、労働者たちが首うなだれて行進してるとこなんか、独自の効果があった。ソ連映画じゃないので労働者がすべて前向きなわけではなく、使いの役を忘れてヨシワラに行っちゃったりするのも、苦くてよろしい。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-08-26 09:33:53)
1.26年版のオリジナルではなく、84年版の方。
紛失していたフィルムをコレクターから買い取って、カットされていた部分を補った作品。
モノクロに色をつけ、バックに80年代のロック・ミュージックを被せてます。
当然ストーリーはオリジナルより多少判りやすくなっているけど、
基本的にあまり変わらないような・・・。何でこちらのほうが上映時間短いんだろ?
80年代ロックのリズムは絵の動きに合ってはいるのだが、未来都市が舞台なので、
ぴたりハマっているという感じはしなかった。もちろん内容はオリジナルと同様に深みあり。
ちょっと手を加えただけという点では、評価が難しい部分もあるけど、
唸らせる作品であることには違いないかと。 【MAHITO】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2011-09-07 02:54:20)
マーク説明 |
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《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
5人 |
平均点数 |
7.20点 |
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1 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 0 | 0.00% |
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6 | 1 | 20.00% |
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7 | 2 | 40.00% |
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8 | 2 | 40.00% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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