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【クチコミ・感想】
5.孤独もわかるし、セックス依存症もわかる。でもシシーとの関係や生い立ちがわからないから、近親相姦の依存関係しか見えず消化不良。それにゲイに走るもの理解不能。 【noji】さん [インターネット(字幕)] 5点(2018-10-22 17:53:32)
4.2014/09/25 鑑賞。性依存症とは?ここまでは理解不能。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-07-28 21:41:33)
3.都会の中で闇を抱えた男。孤独と苦悩、抑圧と依存、体全体を使って演じるファスベンダーに圧倒される。力みすぎな演出は、映画全体として物足りなさを感じさせる。 【カワウソの聞耳】さん [インターネット(字幕)] 5点(2017-04-30 10:13:49)
2.ベッドに仰向けに横たわる主人公が目を見開いているファーストカット。
映像が静止しているのか、もしかしたらこの人物は絶命しているのかとすら思ってしまう程、彼の瞳に光は無い。
無気力なまま起き出した彼の後に残る乱れたシーツを背景にメインタイトルが浮かぶ。
その冒頭数十秒のカットを観ただけで、この主人公の“悲しさ”が染み入ってくるようだった。
映画全編において繰広げられるものは、ただただひたすらな“セックス”。
やってもやっても満たされない。悲しく、狂ったようなセックスシーンに丸裸にされた感情が掻きむしられ、痛い。そして、涙が滲み出る。
ただ無様に性欲の衝動に溺れる主人公の姿が、悲しくて、辛い。
見紛うことなきセックス依存症。彼がそうなってしまった理由とは何だったのか、彼が本当に「依存」していたものは何だったのか。
彼がひた隠しにし続ける「shame【恥部】」は、ついに明らかにはされない。
ただし、彼のありのままの姿を終始見せつけられた観客は、その真相を“予感”せずにはいられない。
その“予感”に対して、また深く悲しくなる。
手塚治虫の短編集「空気の底」の中の一編に「暗い窓の女」という作品がある。この映画を観て、真っ先に思い出されたのは、この短編だった。この短編に限らず、手塚治虫の作品には“あるモチーフ”が度々描かれる。
監督スティーブ・マックイーンが、手塚治虫の漫画を読んだことがあるのかどうかは不明だけれど、この物語感覚の類似は非常に興味深かった。
何と言っても主演のマイケル・ファスベンダーが素晴らしい。文字通りに“すべてを曝け出している”その姿は、どこまでも痛々しく、滑稽で、“人間”とは何て悲しいんだと思えてならなかった。
そして、彼がここまで曝け出すことが出来ているのは、スティーブ・マックイーン監督への絶大な信頼が礎にあるからこそだろう。それを引き出し、完璧に仕上げたこの新鋭監督の力量はまさしく本物だ。
「私たちは悪い人間じゃない。悪い場所にいただけ」と、妹は兄にメッセージを残す。
主人公は冷たい雨の中さめざめと泣き伏せる。
果たして、彼は「依存」から逃れるための答えを見出すことが出来たのだろうか。
それすらも敢えて明確にせず、主人公の不穏な表情を映し出したまま映画は終幕する。
凄い。
観賞後シャワーを浴びながら、ざわざわと惑う心情を必死になだめた。 【鉄腕麗人】さん [DVD(字幕)] 10点(2014-05-11 16:44:21)
1.男の悲哀。主演2人の力演に釘付けだった。 【枕流】さん [映画館(字幕)] 8点(2012-07-01 11:27:14)
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【点数情報】
Review人数 |
26人 |
平均点数 |
6.38点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 4 | 15.38% |
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5 | 7 | 26.92% |
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6 | 2 | 7.69% |
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7 | 6 | 23.08% |
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8 | 4 | 15.38% |
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9 | 1 | 3.85% |
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10 | 2 | 7.69% |
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【その他点数情報】
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