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【クチコミ・感想】
8.何でブランシェットがこの作品でオスカーなのか、さっぱり分かりません。彼女はこれより良い演技をほかの作品でいくらでもしています。ちなみに、2013の主演女優部門だったら、私が推すのはゼロ・グラビティのサンドラ・ブロックなんだけど、あの作品は視覚・音響・撮影の技術方面ばかりが異様に注目されてしまったから、仕方ないのかなー。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2018-03-06 00:53:41)
7.予告編に釣られ、鑑賞..予告編では、少しサスペンス的なニオイがしてたんだけど..実際のストーリーは、何の捻りもなく そのまんまの展開..セレブから転がり落ちた主人公ジャスミン、現実を受け止められず、周りを巻き込み、ちょっと可笑しく まぬけで、“自業自得” を絵に描いたような物語..暇つぶしにはちょうどいい、って感じの作品かな... 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 6点(2016-07-21 22:10:18)
6.主役の女性のキャラの異常な振る舞いとテンポあるストーリー展開で、冒頭からすぐに映画の世界にどっぷりはまってしまいました。その後も、現在と過去をいったりきたりする時系列の人間ドラマと、異常だけど興味を惹きつける主役のキャラ性で退屈などせずに、あっとゆうまに結末でした。そして主役の悲惨だけど深刻な雰囲気がないところが余計に余韻を残しますね。姉と妹の対比もおもしろい。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-05-29 09:50:36)
5.自分はもっと認められるべき人間だ・・・こう見られたい・・・という焦りや幻想は、若い頃なら誰でも多少は持っているはず。そんなイタい感じを妙齢まで持ち続けているとこんなに怖い話になるのですね。自分は全くセレブとは縁遠いけれど、少しはこんな部分あるかもしれないと思わされるから怖いのかもしれない。ジャスミンと妹の元旦那、パーティーで出会った彼等・・誰がほんとうにいい人なのか悪い人なのか、ミステリーのようにわからなくなり、混乱する。混乱したジャスミンの気持ちに同化していくようでまた怖い。ジャスミンの衣装は高級ブランドものだが、お金がないからちゃんと同じ服を着回していたり、の細かいところが、演技とあいまってリアリティが凄い。見終わって、いちばん強いのは妹だなあ・・と変なところに落ち着いたのでした。 【ETNA】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2015-04-08 12:29:14)
4.花びらの端のほうが枯れてカサカサしてる、主人公ジャスミンはそんな感じの女性。ウディと同じくニューヨークを去った彼女は、セレブな奥様を保ちたくて保てなくて、ボーダーラインの上を歩くうちに崩れていく。彼女からクルクルコロコロと繰り出される言葉、思い出と虚構といろいろが混ざった言葉に目を丸くする人の姿、ガラスに映り込む情景を上手に使った画面、どんな場面でも平等に流れる音楽。あれれ、「人間」を描くその手腕が確かなのは知っていたけれどどうも苦手だったウディ映画が、今回心地いいぞ面白いぞ。何でもこなすケイト・ブランシェットが、この作品でも素晴らしい。すごいスピードでパホッと錠剤を口に入れ、ベラベラ勝手にしゃべりながらカパカパ酒をあおる姿は圧巻。妹のジンジャーの捻たりだらし無かったりの姿も見応えあった。 【のはら】さん [DVD(字幕)] 8点(2015-01-17 22:13:42)(良:1票)
3.ケイト・ブランシェット。現役俳優の中で最も「大女優」という呼称が相応しいと言ってもはや過言ではないだろう。
十数年来この大女優の大ファンで、彼女の出演作品を長年観続けているが、今作がキャリアNo.1の演技であったことは間違いない。
その演技を引き出したのが、ウディ・アレンである事実に、やはり“女優づかい”においてこの女好き監督に敵う者はいないと思い知る。
この映画は、喜劇だろうか、悲劇だろうか。
高慢と虚栄の果てにすべてを失った主人公ジャスミンの言動は、愚かで滑稽だ。その姿には、思わず笑わずにはいられない。
ただし同時に、栄華の極みからド底辺まで叩き落とされた彼女のさらにその先の顛末は、生き地獄そのもの。その姿には、思わず胸が締め付けられる。
詰まるところ、この映画は、喜劇であり、悲劇だ。
ありふれた言い回しを敢えて使うなら、人間の人生は悲喜劇そのものであり、描き出されるそれが生々しければ生々しいほど、喜劇と悲劇は同封されるのだろう。
主人公ジャスミンは、サイテーな人間である。それは間違いない。
けれど、だからといって彼女は「悪人」だろうか。彼女の人生を簡単に断罪できる人間が、この世の中にどれほどいるというのだろうか。
多かれ少なかれ、誰にも「虚栄心」はあるものだ。「嘘」は人間が自分を守るために許された特権かもしれない。
「サイテー」と蔑みつつも、少なくとも僕は、彼女のことを真っ向から否定することができなかった。
「栄枯衰退」なんて言葉にすれば簡単だが、それを己の身一つで体現することは生半可なことではない。
今作の“大女優”が素晴らしかったのは、栄華を極めた過去のシーンも、落ちぶれた現在のシーンも、一貫してメイクや衣装を変えずに、「虚栄」に埋め尽くされた女を演じきっていることだ。
同じ衣装やメイクが、ほとばしる鬱積とともに、みるみるくたびれ、劣化していくようだった。
「演じる」というのは、こういうことかと身が震えた。
監督の非情さを呪いたくなるくらいに、ラストはあまりに辛辣だ。
ただ、そのラストがまた主演女優の演技ともども素晴らしい。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 9点(2014-11-15 18:48:51)(良:1票)
2.なんとも分かりやすく予想通りの結末。W・アレンはもういい年だと思うが、いつまでこんな映画を撮り続けるのだろう。K・ブランシェットは好演。だけに、ちょっと辛い。 【kaaaz】さん [DVD(字幕)] 5点(2014-11-02 21:29:01)
1.もともとウッディ・アレン映画とは相性が良くないのですが、この映画でも同じでした。主人公を突き放したいのか、いたわりたいのか、慰めたいのか、監督の考えがよくわかりません。それでも、出演者の演技は面白く、ケイト・ブランシェットのオスカーは納得できました。でもどうせ彼女にオスカーを渡すなら、他の映画であげたかったと思います。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 5点(2014-06-19 23:51:26)
マーク説明 |
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【点数情報】
Review人数 |
30人 |
平均点数 |
6.43点 |
0 | 1 | 3.33% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 1 | 3.33% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 7 | 23.33% |
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6 | 3 | 10.00% |
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7 | 9 | 30.00% |
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8 | 7 | 23.33% |
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9 | 2 | 6.67% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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