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【クチコミ・感想】
2.やけに淡々とした映画。視力を殆ど失っていた奥さんが、角膜移植によって視力を取り戻したは良いけれど、それを境に、何となく二人の間がギクシャクするようになって・・・というのだけど、彼らの心の動きを敢えてハッキリとは描かない。というより、心の動きに関する描写は、それを匂わせる部分は確かにあるものの、大幅に省略されていて、そもそも「視力を取り戻した」という大事件ですら、随分サラリと描かれています。
心理に直接関わるような描写の排除。物語の背景には確かに心の動きがあるのだけど、それはハッキリとは描かれず、さらには「行動」としての動きも、物語の背景にある、らしいのだけど、それも直接には描かない。
なるほど、そういう描き方もあるのだな、とは思うけど、いかんせん、これでは訴えかけてくるものまでもが乏しくなってしまって。
妻の視点による映像が再三、登場するけれど、本人の気持ちが我々から遮蔽された状態で、こういう一人称視点(意味ありげで実は意味の無さそうな、歪んだ視点)を見せられても、何を感じればよいのやら。こういうのをもって「幻想的な映像です」と言われても、なあ。
心理を削ぎ落したのはいいけれど、変に思わせぶりなだけで、見ててあまり心に引っかかるものが無い、ってのが正直なところ。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-08-03 20:55:49)
1.心理的な揺さぶりが多すぎて、びっくりしなくなるというかやりすぎも良くないですね。
不信感や不自由と思っていることを描きすぎて肝心な仕掛けのときにそれそれ!と思わなくなってしまうのは惜しい。
あの曲、ブレイク・ライヴリーがきれいに歌っていて耳に残りました。 【HRM36】さん [インターネット(字幕)] 5点(2020-07-24 22:47:51)
マーク説明 |
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【点数情報】
Review人数 |
3人 |
平均点数 |
4.67点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 1 | 33.33% |
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5 | 2 | 66.67% |
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6 | 0 | 0.00% |
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7 | 0 | 0.00% |
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8 | 0 | 0.00% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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