みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
17.ロシアとの合作で大作ですが、佐藤純彌監督らしく壮大なんだけどどこか退屈な作品です。 映像的にすごいと思いましたが、DVDで鑑賞した際に15分足らずのプロモーションビデオの方が古さは感じましたが、地図を使って説明したりして分かりやすく面白かったです。きっと本作より本作の映像を活用してナレーションを足したドキュメンタリー番組の方が面白いと思います。 【映画の夢】さん [DVD(邦画)] 5点(2018-07-10 19:39:28) 16.原作未読。これだけ壮大な話を2時間でまとめるのは無理があり、その点で評価が下がってしまうのは仕方ないが、それでも光太夫たちの過酷な各々の人生模様のようなモノは十分に伝わってくる。運命を受け入れつつ、人生を選択していく事の困難さについても考えさせられる。単なる歴史モノに留まらない、雄大かつ深遠な人間ドラマ作品に仕上がっていると感じた。できれば大河ドラマか、少なくとも4~5時間ぐらいの長編で見てみたい。誰かリメイクしないかな。 【東京50km圏道路地図】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2016-02-25 11:26:47) 15.某NHKの「その時歴史が・・」を観て、ある程度予備知識はあったが..ここまで、過酷な話だとは知らなかった..想像を絶する厳しさだった..しかしながら、映画としては、物足りなかったかな..登場人物の心情、苦悩が、ぜんぜん伝わってこない..物語をたどるだけの薄っぺらいものになっている..当時はそれで良かったのかもしれないが..監督の演出の古さもあり、脚本の力不足もあり、とても魅力的な素材が死んでしまっている..お金も、時間も、かなり使っていると思われるのに..今観ると、時代を感じざるを得ない(古臭い)..邦画低迷期の、負の遺産..残念... 【コナンが一番】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2015-05-02 17:58:02) 14.まじめに作られた映画で感動してやりたい気持ちはあるのだが、シナリオ術の低下は無視できない。映画のシナリオを作る伝統が、どこかでプツリと途絶えてしまっている不安を感じた。邦画のこの手の大作って、ストーリーのダイジェストになっちゃうのね。映画として楽しませようという気持ちがない。はたして観客はあの手の、通り一片の暴風シーンなんか見たいと思ってるだろうか。どうせスペクタクルで見入らせる金はないんだから、漂流しているとこから始めて、シナリオのなかにうまく粋に経過を織り込めばいいじゃないか。そういうとこで金を使わずにシナリオを構成するのが邦画の伝統だったはずだ。そんなとこより、河の氷が溶けるシーンなんかのほうが映画として十分盛り上げられそうなのに、西田敏行が岸辺にたどり着くまでを描かない。河が動き出す感動を映画は捉えない。西田の顔に河がオーバーラップするの。変に説明的なとこがあるかと思うと、彼らの進行を分からせてくれる地図を出さない。そういう「別の感動」への手助けとなる説明は、はしょらなくてもいいのに。小さな個人と大きな国家、小さな漂流と大きな歴史、そんな対比が芯の話と見た。海に向かって波に逆らって吹く風がすさまじかった。主人公が世界を知っていく感動や、望郷の願いやらは、も一つ焦点が定まらなかったみたい。 【なんのかんの】さん [映画館(邦画)] 5点(2012-04-10 09:59:31) 13.2011.12/3鑑賞。井上靖「おろしや国酔夢譚」も読んでないし大黒屋光太夫は聞いたことがあるが詳しくない。歴史の一つとして勉強になった。信じられない程の帰郷、帰国心と忍耐力等等。 まず感じたのは今の政治力、政治家の情けないこと。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-12-06 22:21:38) 12.大黒屋光太夫という人物に興味を持った人が見ると、この映画はとても楽しめる映画だと思います。 井上靖さんの原作はもちろんなんですけど、 「風雲児たち」ってゆう「みなもと太郎」さんのマンガを読んだ事ありますか? 大河歴史マンガです。あ、大河歴史ギャグマンガですね(笑) 幕末の歴史人物群像マンガなんですけど、 この大黒屋光太夫のエピソードが小説よりも面白く描かれていますので、 興味をもたれた方は是非読んでみて下さい! ←映画評じゃないなあ・・すんません(笑) 【りんご】さん [DVD(邦画)] 5点(2008-06-01 23:34:03) 11.皆さんの書かれる様に、確かにちゃちっちゃぁちゃちなんですけど、その分、ロケーションで頑張ってたと思います。極寒のシベリアや、特にエルミタージュ宮殿は、ロシア(撮影当時はまだソ連だったのかな?)にまで行って撮影してきただけの甲斐はありました。日本の貧乏臭いセットでは、この迫力は描けなかったでしょう。そういった意味でも本作には余り悪い印象はありません。限りない望郷の念と商人の知恵、そして不屈の行動力で帰国を果たす大黒屋光太夫の露西亜漂流は、あらゆる意味で世界の狭まった現在からは考えられない程、過酷な冒険だった筈です、6点献上。 【sayzin】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-01-19 00:02:45) 10.江戸時代の日本人がロシアに行っちゃうなんて観てるだけで面白い。 【くうふく】さん 6点(2004-07-21 14:00:03) 9.僕は面白かったですよ。同朋が異国で足をなくしたシーンなど悲劇の極みです。ただ映画ではなくて1年もののテレビドラマ向けのネタであるのも本当。 この映画を見て光太夫記念館にも行きました(小学校の一室。近畿日本鉄道・名古屋線&鈴鹿線 伊勢若松駅より徒歩15分)。鎖国時代ロシヤに流された人々ってだけでも絵にしてみたくなりますからね。この手のものは今の所映像もないですし。 冗長なのは原作の方にも非があると思います。 【おおしまけんいち】さん 9点(2004-06-19 12:08:25) 8.過去見た映画の中で、おもしろくなかった印象の映画って何だろうと思って、真っ先に思いついたのがこれ。とにかく映画館のイスにすわっていることが苦痛だった記憶がある。ま、中学生が試写会で観る映画ではなかったんですがね。 【ぷりとさね】さん 1点(2004-05-04 20:38:44) 7.邦画の悪い部分が色濃く出ている典型的な作品。予算がないから俳優の演技以外、全てにおいて稚拙で映像に説得力&迫力が無かった。 【ゆうしゃ】さん 3点(2004-04-05 16:06:23) 6.邦画の場合、どうしても予算の都合などで、特撮や海外ロケ、衣装代などに制限が出てしまうので、江戸時代の風俗やロシアの宮廷などにちゃちさが出てしまうのはしょうがないんでしょうね。その分、ドラマ性があればまだ好いのですが、感動を与えるかどうかとなると、ちょっと物足りないというのが実感です。人肉を食べるというシーンはCMでも散々やっていたので、さすがに緊張感がありますが、光太夫がサンクトペテルブルクまで行ってエカテリーナ女帝に面会し、日本に帰国するまでのストーリーがどうしても薄っぺらになってしまうのは仕方ないことでしょう。だって、何十年ものできごとを、たったの数時間であらわそうとするのに無理がありますよね。でも、この映画の題材になった光太夫のように、当時は海外に漂流した漁民が、その後の日本と外国との関係に大きな影響を与えたという歴史的事実は興味深いものがありますね。語学辞書の編纂など、何も知らないところからはじめるわけですから、その努力には頭が下がります。光太夫のように有名な歴史上の人物なら映画になるのでしょうが、個人的には、薩摩の漁民だったゴンザとソウザの話の方がもっと興味深いものがありますね。ゴンザのデスマスクだかなんだかが今もロシアにありますね。世界最初の「露日辞典」の作者になったソウザですが、その翻訳される日本語が薩摩弁というのも大変興味深いです。光太夫に興味を持った方は、ぜひソウザのエピソードも調べてください。楽しめますよ。 【オオカミ】さん 6点(2004-03-12 22:28:33) 5.原作をなぞるだけで精一杯だったという印象。緒方拳をはじめとする日本人俳優の熱演はよかったが、ロシア人俳優大根じゃないか?それからお金をかけているように見えてしょぼい技術、照明。カット変わりで音楽がブチッと途切れるのも気になった。 【ロイ・ニアリー】さん 4点(2003-12-12 11:40:21) 4.やっぱり嵐のシーンなんかはちゃちさを感じてしまったけど、それは仕方ないです。個人的に好きな作品です。 【ジェイムズ】さん 8点(2003-06-26 07:28:24) 3.実話の男の話。ただの船乗りだったのにロシアに渡り、ロシア語も習得しその教養と人格を当時のエカテリーナ女王にまで認められた。当時の日本人の底の深さに感心する。漂流先が厳寒の地だからすさまじい苦労をする。生き残るだけでも大変な困難があるに希望を失わず、船を造り脱出しはるばる首都ペテルブルグまで行って帰国を願い出る。その勇気と不屈の根性に敬服。実際はそれだけの望郷の念を以て帰国した彼らに幕府は冷たかった・・大黒屋という日本人に光を当て知らしめたことだけでも意義があった。 【キリコ】さん 7点(2003-05-31 17:56:51) 2.壮大なストーリーを相手に、あまりに短時間で作ったのが露呈している。舞台であるロシアの広大さは感じず、漂流者たちの生きる活力も伝わってこない。緒方拳がひとりで熱演しているのがういている。 【ケララの狸】さん 2点(2002-12-19 18:43:45) 1.主演の緒形挙さんや緒形さんのファンからは評価の低い作品ですが、私にとってはお気に入りの1作です。この作品を見て、ロシア語を勉強したくなりました。主人公の大黒屋高太夫が努力に努力を重ねて、ロシアの女帝エカチェリーナ2世に拝謁するくだりがとても好きです。緒形さんの希望どおり、原作に沿ったラストだったなら、もっとよかったのに・・・。 【祥之上】さん 9点(2002-03-21 23:54:35)
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