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【クチコミ・感想】
4.最も有名な夏目漱石の作品。粗筋らしい筋はないのに、原作の文章を巧みに取り入れ、一つのストーリーを作っている。ユーモアの中に明治の知識人の不満というものがにじみ出ている。
何よりもキャストがいい。仲代達矢、伊丹十三、左とん平らが余りにも原作どおりのイメージではまっている。また主役の猫もいい表情を出している。
音楽にはバッハの曲を使用。これがまた映像、ストーリーに見事にはまっている。最後の一言はほっとする。 【とくべえ】さん [ビデオ(吹替)] 7点(2005-11-20 18:33:20)
3.中学生の時、映画館で見ました。市川昆先生の作品とも知らず、2本立ての「動脈列島」のエロシーンの方にどきどきしました。最後の場面は、今思うと、市川先生らしいような気もします。 しかし、まあ、みんな手抜きと言われてもしょうがないだろ。ひどいよ。 【みんな嫌い】さん [映画館(邦画)] 3点(2004-11-01 13:52:49)
2.筋らしい筋の乏しい小説を映画化するのは相当難しいことだろうと思います。この映画はその難しい課題に挑戦して、かなりうまくやりとげていると言えます。淡々と進むわりには最後まで飽きずに楽しく見ることができました。時折流れる音楽はファミコンみたいだなあと思いました。 【北海道日本ハム優勝】さん 5点(2004-01-13 18:10:04)
1.もう一度観たいんだけど、ビデオが絶版なのか、なかなか見つかりません。漱石さんの映画化はそう観てはいないけど、これは逸品ではないかと思います。仲代達也は苦沙弥先生にぴったり。伊丹十三の迷亭も巧く、この人はやっぱり役者やってた方がよかったんじゃないかなと思われる。随所に見られる(市川)コンタッチが醸し出す絶妙のユーモア。(故荻昌弘氏もTV解説で言っていたが)やれ現世的だ、目前のことしか見えない女という生物の典型だ、とクサされていた奥さんが、一匹の猫の死に涙を流してやれる人間だったのだと苦沙弥が感服するラストシーンには、僕も感服した。バッハをシンセサイズした音楽も意表をついていて良かった。 【きんのすけ】さん 9点(2003-04-15 22:52:18)
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【点数情報】
Review人数 |
6人 |
平均点数 |
6.33点 |
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3 | 1 | 16.67% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 1 | 16.67% |
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6 | 1 | 16.67% |
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7 | 1 | 16.67% |
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【その他点数情報】
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