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5時から7時までのクレオ

Cleo from 5 to 7
(Cleo de 5 a 7)
1962年【仏・伊】 上映時間:90分
ドラマ
[ゴジカラシチジマデノクレオ]
新規登録(2003-07-27)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2010-08-30)【S&S】さん


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監督アニエス・ヴァルダ
キャストコリンヌ・マルシャン(女優)クレオ
ミシェル・ルグラン(男優)ボブ
ジャン=クロード・ブリアリ(男優)(ノンクレジット)
ジョルジュ・ドゥ・ボールガール(男優)(ノンクレジット)
サミー・フレイ(男優)(ノンクレジット)
エディ・コンスタンティーヌ(男優)(ノン・クレジット)
アンナ・カリーナ(女優)サイレント映画の女(ノンクレジット)
ジャン=リュック・ゴダール(男優)サイレント映画の男(ノンクレジット)
脚本アニエス・ヴァルダ
音楽ミシェル・ルグラン
撮影ジャン・ラビエ
アラン・ルヴァン
製作カルロ・ポンティ
ジョルジュ・ドゥ・ボールガール
配給東宝東和
美術ベルナール・エヴァン(プロダクション・デザイン)
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【クチコミ・感想】

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3.ヌーヴェルヴァーグとか今更見てもたいていつまらないしヌーヴェルヴァーグ左岸派とかなんのこっちゃという感じでsight&soundの2022年版オールタイムベストに見慣れない映画があったからという非常に軽薄な動機で見たのですが、これは今も古びてないどころか現代的なセンスでかなり楽しめる作品でした。日本の女性作者のエッセイ漫画みたいな感覚です。ヌーヴェルヴァーグらしい自由な軽快さがありながら死という現実に向き合うことをテーマに据えたちゃんとした構成があるところが頭一つ抜けています。ああいう口うるさい世話焼きおばさんみたいな人いるよなあ、人の目を過剰に気にしてしまうような時ってある、お互い理解がずれた微妙に噛み合わない会話、街の人々の会話や振る舞いもどこかで見聞きしたことがあるような既視感があります。自分に関係なく世界は流れてゆき何にも変わっていないのになんとなく何かがわかったような気がして生きていく、まさにこれこそが人生そのものではないでしょうか。 Сакурай Тосиоさん [インターネット(字幕)] 8点(2023-06-03 20:28:50)

2.自分はガンなのではないか、と不安を感じている女性歌手の、診断結果ご出るまでのひと時。 冒頭、占いで悪い相が出たもんで不安になっちゃいました、ってんだから、カルメンじゃあるまいし。イマイチ深刻さもなく、階段を降りる姿からは早くも不安の影が薄れてきて。 しかし機嫌良さそうにしてるのか、と思うと、何かにつけて縁起のよろしくないものを目撃し、またへコんでしまう。カエルを飲む人間ポンプのオジサン(←ヘタクソ)も、縁起が良くない部類に入るんですかねー。 本人は不安なんでしょうが、見てて何となく、笑ってしまう。ご愁傷さま。 さまざまな街の光景、人の姿が脈絡無く登場し、そうは言っても本人にとってはカウントダウンの真っ最中。というほどの切実さも無いのだけれど、些細な事物や出来事が画面に次々と現れるうちに、気がつくと時間が迫ってきて。 都会の生活って、こんなもんでしょ、、、? 鱗歌さん [インターネット(字幕)] 8点(2022-01-29 12:26:18)(良:1票)

1.不吉な占いのとこのみがカラーで、あとは白黒。病気の検査結果を待つ女性新人歌手の2時間の物語。最初のうちは何でそんな辛気臭いのに付き合わなくちゃいけないんだ、と思ってたんだけど、この不安感が人生の凝縮された状態なんでしょうな。普通の町並みや普通に暮らしている他人たちが、とてもよそよそしく見えてきてしまう。これがロメールの『緑の光線』のように、ある男との出会いによって一つ脱皮できるまでのドラマ。不安が解消されるわけではなく、こうやって生きていくという決意に至るわけ。決意と言うとちょっと大袈裟になってしまうんだけど。それがドキュメントタッチで実物大と言うか、実感そのままみたいに伝わってくるのが、手法の勝利。夏至のパリって陽が長く、全然夕方の感じがない。少し露出過度気味のカメラが不安を通して見た街ってことなのか。あれで日本的な夕方だったら、情緒が出すぎてしまったところ。いちいち細かく時間経過が画面の下に表示される。 なんのかんのさん [映画館(字幕)] 7点(2013-11-16 09:57:11)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 7.17点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review1人
4 音楽評価 9.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人

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