みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
10.うーん、これって、時間軸を普通に過去から現在にもってくるようにしたら、 もっとわかりやすくてよかったんじゃないかな。 無理に行ったり来たりしすぎて、誰がだれかわからんし、 いつのことかもちょっと混乱。 まあ、つまらんわけじゃないし、最後までついていけたので良し。 【Skycrawler】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-07-09 00:55:38) 9. この映画が公開された当時、香港の映画館では観た後に激怒する観客が続出したという。この映画は中国で有名な金庸という作家の武侠小説を映画化したものだが、一般の観客が期待したであろう武闘シーンなど微塵も無く、描かれるのはいつものウォン・カーウァイ映画と同じような群像劇である。 王家衛オタクの私ですらこの作品を肯定するのは無理だった。レスリー・チャンが仕事(殺し)をする場面はまだかまだかと思いつつ待っていたら、結局何をすることもなく終わっていくという…。あれ?レオン・カーファイとの死闘は?…そんなのありません。 たしかに映像は凝ってる。湖や砂漠は綺麗だった。しかし、僅かに存在する短いアクションシーンにおいては、いつもの疾走する映像とスローモーションで誤魔化されており、全く何が起こっているかわからないというカオス状態だ。この映画ではそもそもアクションシーン等撮る気はなかったのかもしれない。 王家衛映画において登場人物は面と向かい合って会話するシーンはあまり無い。「欲望の翼」でヨディとスーはベッドを共にしながら互いに顔を向け合うことは無かった。それは本作ではさらに徹底されているが、それには別の理由があったのではないかと私は推測する。本作ではオールスターキャストの為出演者のスケジュールがなかなか合わせられなかったらしい。つまり、共演するシーンを減らしてできるだけ個別に撮影しようしたんじゃないかと…。事実、レスリーとジャッキー・チュンが会話してる場面でジャッキーは画面手前に向かって話しているが、そこにレスリーの姿は写りこんでいない。明らかに別撮りである。このようなシーンは他にもたくさんある。 つまるところこの映画は、とりあえず撮りためた格好良い場面だけを繋ぎ合わせて、あとは無理くりレスリーのモノローグで全部説明してしまおうという、かなりやっつけ仕事的な作品なのではないだろうか。この映画の撮影中、撮影が2ヶ月中断して、暇になったスタッフがその間に一気に撮りあげてしまったのが「恋する惑星」である。これこそやっつけで撮られたに違いないがこれは世界的にも絶賛された傑作となった。長期間撮影したからといっていい映画が生まれるわけではないという良い例だと思う。 【ヴレア】さん [DVD(字幕)] 2点(2013-11-15 21:12:50) 8.同じようなシーンと同じようなやりとりの繰り返しにしか見えず、誰が何をしようとしているのかさっぱり分かりませんでした。画像がやたら暗めなのも、何か意味があったの? 【Olias】さん [DVD(字幕)] 3点(2008-10-15 21:58:09) 7.ウォン・カーウァイの偉大なる疲労作。 【にじばぶ】さん [DVD(字幕)] 1点(2007-10-12 23:55:15) 6.もう、、大好きです。語りがレスリーからカーファイに変わる終盤にはドッと涙。再見の時は頭から泣けてきます。湖と剣があればバッチリのブリジッド・リンはカッコイイし、カリーナが超美しいし、横たわるレスリーの呆然とした眼差しは痛いほど切ない・・などなど香港スター総出演。映像が見事で凝りすぎてるせいなのか、誰と誰が斬り合ってるのかよくわからないとこも多いのですが、武侠純愛メロドラマとして見るとウルウルします。心にとめて思ひ続けている人がいるならば、レスリーやマギーの名セリフがささるはず。韓流に行き詰まったら香・中モノはいかがでしょ。 【かーすけ】さん 8点(2005-01-13 20:29:45) 5.前評判がかなり悪かった映画だった為、覚悟を決めて観たせいか静かな演出が意外に良かった、個人的には「天使の涙」より好き。 【rexrex】さん 8点(2004-06-22 16:51:46) 4.物語の視点と、時空が錯雑としていて、見ていて非常にわかりづらい。あまり日本にはなじみがないであろう武侠物ということで、引き込まれるところはあるのですが…。んー、勿体無いなあ。 【虚学図書之介】さん 4点(2004-04-29 15:12:02) 3.ストーリーはよくわからない、感情移入も当然出来ない、2時間の間に観ている映画の基本を大きく裏切ってしまう。はっきり言って、カーウァイは観客に優しくない。それは、観ているほうも辛いですね。それなのにそれなのに、観始めると続けて見てしまうのがウォンカーウァイ作品なんですね。中毒的な魅力。それは、出ている香港映画スターの演技の魅力もあるが、クリストファードイルの魅力もあるが、何よりカーウァイ自身の魅力が凄いのだろう。はっきりと、その魅力は指摘できないのだが。 【fero】さん 6点(2003-12-10 19:38:48) 2.これ、中国人がみると意外に面白いと思う人もいるらしい。やばり武侠片という中国人チャンバラの独自の世界観なのかしらん。でも、どうみてもストーリーは破綻している。それはひょっとするとドイルの映像に惑わされたカーワイがストーリー度外視してかっこいい画だけでつなげようとか考えちゃってんじゃないの。カーワイ=ドイル作品の中でも飛びぬけて美しい映像なのでストーリーが悔しすぎる。 【如月CUBE】さん 5点(2003-11-24 15:14:46) 1.時間軸をずらしたストーリーが破錠気味で、風貌や名前も混同するので感情移入がほとんどできなかった。しかし、ウォン・カーウァイとクリストファー・ドイルによる映像世界は圧倒的に美しく、その映像美で引き込まれた部分が大きい。スローモーションによって画像をブラしただけのアクションシーンには魅力がなかったが、その他の映像感覚はやはり秀逸だった。ストーリーがもう少しまとまっていれば、かなりの秀作に仕上がったと思う。 【鉄腕麗人】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2003-11-19 14:43:07)
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