みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
21.ストーリーがどうだとか関係ない程の鬼政の濃すぎるキャラに惹きつけられた。自分の感情を殺したまま死んでいった歌の存在も印象的。 【noji】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2016-01-27 20:23:28) 20.<原作未読>もう鬼政がめちゃくちゃで意味不明。だけど面白いな~。ヤクザではなく侠客を自負する鬼政こと鬼龍院政五郎は現代で言うところの「天然」が入ってる。だから恐いとか憎たらしいとかいう気持ちもあるにはあるが、それよりシュールさが上回って面白い。キャラクターの勝利。そんな鬼政に翻弄される二人の娘。おそらく原作ではもっと花子のことも書かれているんだろうけど、映画に限れば「鬼龍院松恵の生涯」であり、望まぬことながら、鬼政の娘として生きる運命を受け入れた女の姿を夏目雅子(と仙道敦子)が熱演。見応え十分だった。「なめたらいかんぜよ!」 【リーム555】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-11-11 19:31:16) 19.仲代達矢の魅力に溢れた映画。彼の演技がこの映画の全てと言っていいくらいで、逆にそれ以外が微妙に感じられる。 【もんでんどん】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2013-12-18 14:31:43) 18.仲代達也の独壇場ともいうべき映画。任侠の世界を舞台にしているとはいえ、 女たちの生き様を描いた内容だと思うのだが、仲代さん最初から最後まで出ずっぱり。 アクの強いキャラを、こめかみの血管が今にもぶち切れそうな演技で見せてくれます。 夏目雅子もその迫力に引っ張られたのか、役になりきってがんばっているんだけど、 全体的に女優陣の影は薄いかな。仲代の演技を見ているだけで、息吐く暇もない作品だった。 【MAHITO】さん [DVD(邦画)] 6点(2012-08-17 06:29:47) 17.筋が粗いのは気になるけども、そんなのは脇に吹っ飛ぶほど役者の厚み、熱量が半端じゃない。けれん味だくだくというか、緋色をバックに牡丹が目の裏でちかちかするような。近頃邦画ではめったに見かけない情感の分厚さ。そして夏目雅子が女優になった映画。この松恵をつかまえてグラドル出身の三蔵法師と同じ評価を下す人はいないだろう。 【tottoko】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2012-02-07 00:37:02) 16.登場人物は皆、いかにも類型的なんですけれども、仲代演じる鬼政に至ってはもはや、「ここまで類型的なヒトが本当にいたらコワいよね」というレベルに達しており、要するに、“類型”も極めてしまえば“理不尽”となり、ある種、形而上の世界へと繋がることがよくわかります。俳優座魂をかけた仲代のトリップぶりともあいまって、強烈な存在感、いやあ、実に絵になっております。彼の血の繋がらない娘である主人公の、これまた類型的なほどのマトモさ(ここまでくるとマトモではない、という話もある)が、これはこれで、異常な環境との対比、なんでしょうけれども。やはりただの「対比」では済まない訳で。「私は血が繋がっていません」では済まない訳で。「この環境へ引き取られてきた」という運命を背負わざるを得ない訳で。だもんで、アノ有名なタンカを切るシーンとなり、我々はその光景を観てゾクリとすると共に、自分の業の深さとも向き合わざるを得ない訳で。コワい映画です。 【鱗歌】さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2010-06-19 14:01:47) 15.センターズームでバッと映し出される仲代が、ぐるぐるとうねり常に光っている。破天荒な男の人生のその側で、押さえつけられ端がひらひらと風にたなびく紙みたいな女たちの人生。そこに一輪添えられた白い花が夏目雅子といった感じだろうか。喧嘩にしろ濡れ場にしろ、炎のような迫力は最近の映画では見られない凄みがあった。音響や音楽にもうちょっと気を使って、重い画とバランスを保ってほしかった。 【のはら】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-06-19 12:45:51) 14.この映画はある意味忘れられない。夏目雅子の裸が見れると聞き友人たちと見に行った。周りのおっさんたちも同じ目的だったと思う。ムンムンとした妙な熱気が立ち込める映画館で夏目雅子の着物がはだかれ、胸が見えようとしたまさにそのとき、大勢の男達の「ゴクリ」という生唾を飲み込む音が確かに聞こえた。夏目雅子の美しい身体と同じぐらい脳裏に焼きついたあの音。映画館であのような体験をしたのは後にも先にも一回だけだ。 【パオ吉】さん [映画館(邦画)] 6点(2008-12-13 00:30:44) 13.日本映画のパワーを感じさせてくれ、良いものを見させてもらった思いがする。仲代達矢と夏目雅子のオーラが画面にみなぎっている。仙道敦子も非常に良かった。後半の展開が破綻気味なのは少々残念。 【ジャッカルの目】さん [地上波(邦画)] 6点(2008-03-27 23:08:14) 12.冒頭で結末を見せておいてその後過去に遡って物語が始まる構成。一体彼らに何が起こっていくのかという興味がお話を引っ張ります。圧倒的な映像の美しさ。仲代、岩下、夏目の主役三人の映画スターらしい迫力ある役づくりと演技、子役の仙道敦子の魅力。ストーリーとしては10数年の変遷を描いているので少々まとまりにかける点もあるが、上記の絵と役者の魅力で全く飽きさせることなく映画は突き進みます。物語そのものの面白さで勝負するなら小説の方がいい。やはり絵と役者、つまりは演出=監督が映画を決めるのだなあと痛感させられる傑作です。 【Sean】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2007-07-30 15:31:29) 11.最初観たとき、作品の世界観に驚かされましたね~ 決して嫌いではなかったので、引き込まれました.. 【コナンが一番】さん [地上波(邦画)] 6点(2005-05-27 10:06:57) 10.夏目雅子が胸をはだけ,恍惚の表情を浮かべている大看板を映画館の前でぼーっと見上げていたら母親にどつかれました。ええやん別にぃ! 【放浪紳士チャーリー】さん [地上波(字幕)] 6点(2005-04-09 17:28:43) 9.仲代達矢より岩下志麻のほうが恐いです(彼女こそ侠客!)。夏目雅子の子役には仙道敦子さんぴったりでいいです。最後のでいりのシーンがもう少し迫力が欲しいですが大河ドラマタッチが良かったです。それにしても山本圭さんは本当に悲惨ですね。 【THE HAUNTED MADE ME DO IT】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-03-31 14:52:12) 8.ストーリーは全く不条理感たっぷりなので面白く無いです。はっきり言って見たのが10代だからエロシーン見たさでしか無かったですねー。(^_^;)どうも。 【森のpoohさん】さん 4点(2005-03-26 16:36:25) 7.仲代達也と夏目雅子の血の繋がらない親子愛が良かった。夏目雅子より仲代達也の方が光ってたと思う。 【gyu_yan】さん 7点(2004-05-04 21:50:33) 6.五社英雄+宮尾登美子作品の中では凡作の域を抜け出せない出来ではあるが、「なめたらいかんぜよ」の一言で一連の宮尾登美子ブームに突破口を開いてしまった夏目雅子の存在感だけは見もの。印象としては、下の[じゃん++]さんとまったく同じ意見です。見せ場はあるのに、土台というか外堀の全然埋まっていない映画。公開当時、これは宣伝の勝利だなあと感じましたが、要するに宣伝以外の実体があまりにも希薄でした。予告編だけ観ればいい映画ってけっこうありますが、代表的な例だと思います。 【anemone】さん 4点(2003-12-13 12:20:40) 5.夏目雅子渾身の名シーン「なめたらいかんぜよ」。 身の程知らずに、真似した記憶があるのが、今となっては恥ずかしい。 【poppo】さん 4点(2003-12-07 22:47:14) 4.鬼政一家の娘、花子の波瀾に富んだ生涯を綴ったものだが、やはり一番の見所というか唯一の見所は夏目雅子の啖呵切り。五社監督の作品にはお決まりのようにヒロインの啖呵切りがあるが、なんとなくわざとらしいと感じたりもするが、これはいい。夏目雅子の役は花子ではなく鬼政の養女で花子の姉なんですが、才色兼備の学校の先生なんです。つまり真っ当な人間です。なので余計にかっこいい。「うちは鬼政の娘じゃき!なめたら..なめたらいかんぜよ!」ヤクザの義父に対して反感を持ちつつも尊敬もしているというのがこの啖呵に良く現れている。 【R&A】さん 5点(2003-11-21 11:29:47) 3.山本圭って学生運動や労働争議の運動家が多くて私の中ではイメージ極悪です。私はてっきり夏目雅子が花子だと思って見てて、どういう事?って思った覚えがあります。しかし啖呵シーンは最高に痺れます。 【亜流派 十五郎】さん 5点(2003-11-18 16:17:31) 2.オヤジっていやらしいな~と嫌悪しか残らなかった一作。 あの世界ではセクハラが日常茶飯事なの?と夏目さんが襲われるシーンにげっそりした覚えが。 【ひろほりとも】さん 3点(2003-11-18 12:57:09)
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