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家光と彦左と一心太助

1961年【日】 上映時間:93分
コメディ時代劇シリーズもの
[イエミツトヒコザトイッシンタスケ]
新規登録(2004-02-03)【ぐるぐる】さん
タイトル情報更新(2024-06-30)【イニシャルK】さん


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監督沢島忠
キャスト中村錦之助(男優)一心太助/徳川家光
進藤英太郎(男優)大久保彦左衛門
中村賀津雄(男優)徳川忠長
桜町弘子(女優)お楽
北沢典子(女優)お仲
田中春男(男優)笹尾喜内
山形勲(男優)鳥居土佐守成次
平幹二朗(男優)柳生十兵衛三厳
北龍二(男優)徳川秀忠
杉狂児(男優)源兵衛
沢村宗之助(男優)加東家一家
吉川博子(女優)およし
赤木春恵(女優)お常
松浦築枝(女優)春日局
風見章子(女優)北の方
中村時之介(男優)三河屋平助
中村錦司(男優)根岸平八郎
小田眞士(男優)大八
高松錦之助(男優)土井大炊助利勝
水野浩(男優)武田道庵法印
星十郎(男優)伍助
明石潮(男優)尾張大納言義直
徳大寺伸(男優)酒井阿波守忠行
源八郎(男優)暁天堂
尾上鯉之助(男優)柳生又十郎宗冬
坂東簑助(六代目)(男優)柳生但馬守宗矩
香川良介(男優)安藤対馬守重信
薄田研二(男優)本多上野介正純
木暮実千代(女優)お豊
脚本小国英雄
音楽鈴木静一
撮影坪井誠
企画小川貴也
中村有隣
配給東映
美術井川徳道
編集宮本信太郎
録音東城絹児郎
照明和多田弘
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【クチコミ・感想】

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2.これは喜劇として傑作に入ると思うので、私も乗っからせてもらいます。神保町で今、「時代劇特集」をやっていて、今週「中村錦之助小特集」として、「関の弥太っぺ」、「沓掛時次郎」「武士道残酷物語」「真田風雲録」「反逆児」「殿さま弥次喜多」と本作を上映していて、未見作品3作品を観たんですが、この作品が一番好きです。 「ズレ」を交換に使った見事な脚本。「小国英雄流石にやっぱ巧いなあ」と序盤感じた。だって、将軍・家光と江戸の魚屋・一心太助を交換するのだから面白くないわけがない。でも、それ以上に錦之助の演技の幅に感心。「将軍の威厳」と「魚屋のキップの良さ」を見事に演じきっていて、とにかく笑いの連続でした。 あと、進藤英太郎・中川怪奇モノの常連・北沢典子、あと、家光を補佐する役目で一緒に魚屋にいった柳生十兵衛・平幹二朗がストイックながらも時折見せるお茶目さが最高だ。 「くるしゅうない!すておけ!!」の錦之助には特に笑ってしまった。あの陽気さに当時天国に居た山中貞雄や伊丹万作が手を叩きながら笑っていたに違いない。 演出も冴え渡り、江戸の城のよりどっしりとした陰湿な官僚的な世界と魚市場のあの活気あふれる(動きの多さ・早さ)の対比が素晴らしい。魚市場での人の多さとスピード感は川島雄三も唸ったはずだ。 と堅い感想はさておき、多くの人が楽しむ「娯楽時代劇」としては最高峰に入るかと思います。 とにかく観てください(笑) サーファローザさん [映画館(邦画)] 9点(2008-04-01 17:32:18)(良:1票)

1.彦左は月形龍之介じゃなくて、ずっと悪役を演じていた進藤英太郎だし、それまでイイモン(伊豆守)だった山形勲は悪役だし、何よりお仲(太助の恋人・奥さん)は中原ひとみじゃないし、中村錦之助以外で同一人物キャストは何故か大家の源兵衛さんだけだし・・・と、若干文句を言いたくなるキャスティングではありますが、無茶苦茶面白い!身分の違うそっくりさんが入れ替わる、という話は色々ありますが、本作の中村錦之助が太助・家光の二役を見事に演じ分けています(まあメイクとかのせいもあるんだろうけど)。今回太助はどちらかというと三枚目的な役割であまり前に出てこないのですが、そのかわり太助に扮した家光の優雅な「太助っぷり」がすごく可笑しい。お供の柳生十兵衛(平幹次朗)のクールな困惑ぶり(だって、天下の次期将軍様が、あんなモノを、お口に・・・)も笑えます。また今回は「兄弟の情」テーマになっていて、太助の近所に住む幼い異母兄弟のエピソードなどもあり、まさに「涙あり、笑いあり」の娯楽作品!こういうのどかな作品もたまには良いものですよ。 ぐるぐるさん 8点(2004-02-03 16:30:51)(良:3票)

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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 8.75点
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