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【クチコミ・感想】
4.前作の熊虎親分と何がどう違うと言われても困るけれど、でも、相当ヘンテコになってます。しかしこれこそが鈴木則文監督の思い描いた熊虎親分そのもの、なんですかね。ここから先は、脇役には収まり切らないので、主演作『シルクハットの大親分』で、どうぞ(これがカッコいいんだ。アホだけど)。
今回、藤純子演じる主人公を支えるのが鶴田浩二。彼らの前に立ち塞がる敵の凄腕が、菅原文太。こうやってみると、このヒト、悪役の方が似合ってそうな。鶴田浩二vs菅原文太、シビれますな。
白木マリと西村晃のサブストーリーも印象的だし、クライマックスにおける製糸工場での死闘も目を引きます。
充実してます。 【鱗歌】さん [インターネット(邦画)] 8点(2021-09-28 19:41:30)
3.女任侠もののさきがけともいえる「緋牡丹博徒」を世に送り出した鈴木則文本人が監督した唯一の作品。監督が統一されてないので雰囲気も違って当たり前なのだが、本作に関しては鈴木色ともいえる薄っぺらな娯楽性が突出しており、前後作品からは若干浮いた存在のように感じられる。若山富三郎演じる熊寅親分の三枚目ぶりも度を越してほとんど道化。立ち回りも派手で、復讐の炎の火元となる敵方の憎憎しさも絵に描いたような憎憎しさ。女を手篭めにするという下品なシーンまである。隠すとか見せない演出なんて無い。ザ・見世物!である。ある意味幼稚。でもある意味これが映画。 【R&A】さん [映画館(邦画)] 6点(2011-10-28 14:26:12)
2.「トラック野郎」シリーズでお馴染みの(僕にとってはね)鈴木則文監督による、シリーズ第二作。鈴木監督らしい(多分)明快な筋立てで、ドラマチックなところはどばーんとドラマチックに、コミカルな所は徹底的にコミカルに、そして悪役はとことん憎たらしくってな感じの演出。いかにもヴァンプ(毒婦)な白木マリと情けなくもひたむきな西村昇(後に黄門様やった人とは思えん)のカップルが印象的。ただ、敵役の菅原文太が、ラストで割とあっさり倒されちゃうのが、ちょっと惜しいかな。
【ぐるぐる】さん 7点(2005-02-07 21:14:17)
1.「緋牡丹博徒」シリーズ第二弾。前作に続きもう本当に藤純子に尽きる。「親分さんの胸に、血の花が咲くとよ!」って。カッコイイと言われるセリフは数多くあるけど、本当に観客をシビレさすセリフというものはなかなか無い。キッと睨みつけるその眼差しに惚れ惚れする。お竜に惚れ込む四国の組長役で登場する若山富三郎のユニークすぎる存在感、女賭博師の不能になった夫を演じる西村晃も見事。 【鉄腕麗人】さん 8点(2004-05-11 00:29:18)
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【点数情報】
Review人数 |
9人 |
平均点数 |
6.78点 |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 1 | 11.11% |
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6 | 2 | 22.22% |
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7 | 4 | 44.44% |
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8 | 2 | 22.22% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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