みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
28.映像、音楽、ストーリー、全てが最高。アニメの限界超えまくった。カメラワークを思わせるようなカット割りなど、映画に近づき続けたアニメが、その到達点からもう一度アニメの新領域を開拓した感じ。アメーバ状に変化するポップでコミカルなイメージや、一つ一つの映像やストーリーでは極限にアニメ的でありながらも、軸のしっかりしたリアルな人間らしさを持ったキャラクターと作品の素晴らしさに感動した。生きていく事はただ走る事、突っ走る事。社会に不安や恐れもあるけど、そこでしか生きていけないし、そこ以外には何にもない。鯨の腹から出てきたとき見えた日常の何気ない最初の風景がどう変わって見えたか、それが一番の収穫なんやと思う。地球には悪いやつも、良いやつも、普通のやつもおる。強いやつも、弱いやつも、ガタイ良いやつも、ヤクザも子供も。そんな中で、自分で感じて表現し、気持ち次第でいかようにも変えられる人生がそこにあるなら、とにかく殻破って自分の体で頭で猛ダッシュ。アニメでしか表現し得ない応援歌みたいなこの映画をもう一度見たくなる日が来るに違いない。 【ハッシーふりかけ】さん [DVD(邦画)] 10点(2006-04-25 06:26:39)(良:1票) 27.世の中のほとんどすべてのものには、“限界”がある。悲観的な響きは拭えないが、それはほぼ間違いないことだと思う。だがその中にあって、そうでないもの。“ヒトのイメージ”ただこれだけには「限界が無い」ということを改めて感じた。怒涛のごとくおし流れていくイメージの羅列に、リアルに呼吸を忘れそうになる。なんて果てしない世界をヒトは持っているのだろう。なんだかおこがましい言い方だけれど、その無限の世界を携えたヒトという生物に生まれたことを誇りに思う。自分の精神・肉体の限りに果てしなく“感じる”ことを許されているまさにこの状況に身が震える。 【鉄腕麗人】さん 9点(2004-12-22 19:00:25)(良:1票) 26.人間の精神世界を実験的な手法でアニメ化した、まったく新しいタイプの作品で、その独創性と斬新さだけで言えば宮崎アニメをも凌駕していると断言してもいいほど、今年最も興奮し魅了させられた一本。舞台はしっとりとした下町情緒溢れる大阪。この静かなオープニングは極めて写実的な画調であり、出演者には声のみならず、彼らのナマの顔をアニメの登場人物たちに被せて、そのキャラを際立たせるという演出テクニックがユニークであり、また生活臭を感じさせる関西弁と相俟って実に効果的だ。が、焼き鳥屋での大騒動で、主人公の西が“一度”あの世へ行ってからは、物語が大きく動くと同時に画調も変化する。丸みを帯びた写実的なきめ細やかさから、鋭角的で奔放な線画に変貌するや、夢とも現実ともつかない異空間へと舞台が移っていく。アニメとはいえ、アイデア満載で何故かリアルで手に汗握る湾岸線でのカーチェイスから海へダイブ。気がつけばクジラのお腹の中へ。ここでの様々な出来事は現実には有り得ない、実に破天荒な設定だが、アニメだからこその説得力をも感じるし、これこそがまさにアニメとしての醍醐味というものだろう。そしてこの作品のハイライトは、何と言ってもクジラからの脱出劇。まさに怒涛のクライマックスであり、 地獄から天国へと這い上がるといったイメージで描かれるこのシークエンスは延々と続けられ、生への渇望というものを否応無く感じさせられる。その画像の力強さと躍動感、エネルギーの凄まじさには圧倒されてしまうが、言葉でうまく表現できないのが口惜しい。“イメージの洪水”とは、まさにこういう映像をこそ言うのだろう。いずれにせよ本作はアニメーションの真髄というものを嫌というほど感じさせられた傑作である。 【ドラえもん】さん [映画館(字幕)] 9点(2004-09-14 00:38:22)(良:1票) 25.あえて感想を言えといわれれば、フランス映画的な不条理な展開(実際はそれほど不条理でもないのだが)がどうこうということになるだろうが、正直言って、この作品を評する言葉を俺は持っていないのかもしれない、なんだかよくわからないけど胸に響く・・・いや違う、俺の胸なんか突き破ってどこかに飛んでいってしまった、そんな作品。ただひとつ確実に言えるのはネイティブな関西弁の恐るべきパワー、俺自身が関西弁ネイティブだからだろうが、現実離れしたシーンの数々にこの「言葉」が有無を言わせぬリアリティを与えている、これだけは間違いない。(関西圏以外の人がはついていけるのか、ちょっと心配) 先に書いたようにこの作品を評する言葉を俺は知らない、すなわち批判する言葉も持たない、それでも観て損をしたという気持ちは無い、少なくとも未知のものに触れることはそれがどんなジャンルのものであってもハッピーでスリリングだ、というわけで採点放棄の10点満点。 ps近いうちにもう一度劇場へ足を運びたいとおもう。 【るね】さん 10点(2004-09-04 20:01:42)(良:1票) 24.よくわからなかった映画。 好きな人はすきなんだろうなぁと思える映画。 【aimihcimuim】さん [DVD(邦画)] 5点(2014-08-25 13:31:03) 23.不条理世界、過剰なエロ・キモシーン、関西弁、不気味な絵柄等、人を選ぶ要素が満載でした。自分としてはそれらの要素ひとつひとつは受け入れられるのですが、ちょっと長過ぎるような気がしました。独特で奇抜ないかにもコテコテな濃い味付けは、最初のうちは良かったのですが、長過ぎれば胸焼けを起こしかねないということだと思います。 【もんでんどん】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2009-07-21 13:53:12) 22.全編が映像的実験のために費やされた、ビデオドラッグ的不条理作品。 その映像的実験の物量が尋常ではない。 アニメならではのシュールな映像が、激流のように次々と飛び込んでくる ハイスピードの展開は、とても刺激的で、痛快で、恍惚的でさえある。 しかしこんなに勢いだけで好き勝手に?作れるというのはすごいなー。 こんなに自由で個性的でエッジの立ちまくった商業作品はなかなかない。 そしてこの作品はどういうわけか全体的に微妙なエロスを醸し出している。 みょんはただ居るだけでもエロイし、 エロイものを想起させるカットが意図的に挿入されたり、 ぼかしてあるとはいえかなり直接的な描写まで。 そのエロイ部分とか、一部の乱暴なシーンなどがもうちょっと抑えてあれば、 もっと多くの人にすすめられる作品になっていたかもしれないけど、 大衆に迎合せず、あえてマニアックな道を突き進むというなら、それもありだと思う。 【且】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2009-06-28 02:49:41) 21.私は,アニメと実写とは基本的に分けて考えていません.マンガや小説もそうですが,その価値はストーリーにあると考えています.アニメは実写だと嘘くさくなったり,のめり込みにくくなりがちな設定・世界観に対する障害を少しだけ緩和してくれるもの,であって,見た目の表現手法の優劣はその瞬間「おぉ~」と思うだけで作品にとっては付加価値でしかないと思っています.この作品は正直つまらなかったです. 【マー君】さん [DVD(邦画)] 2点(2008-09-06 14:46:47) 20.これは大変な意欲作だ! 監督が同じだから、走り方がクレヨンしんちゃんだった。 西くんはそのうちただの今田耕治ではなくなる。 後半になるにつれサイケデリックで、セックスシーンもすばらしい! こんなにも高揚するアニメーションがかつてあっただろうか。 日本にstudio4℃あり! 【祥子】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-06-26 17:29:35) 19.とんでもないアニメが出て来た! イメージ洪水で震えがおきるが 吉本興業を使ったのと、 ストーリーがしょぼかったのが残念だ。 これで脚本がよかったら、、と思うと鳥肌が立つ。 とにかく宮崎アニメはもうダメだろう。 これからはスタジオ4℃のアニメをみなさい! 命令だ! 【突っ込み】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-05-21 15:08:39) 18.人間の想像力、そしてアニメの表現力の凄さに驚かされた 【NIN】さん [DVD(邦画)] 9点(2008-02-01 03:55:50) 17.カラフルな映像が綺麗。内容もなかなか。 【ベルガー】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-04-24 14:39:04) 16.ストレートな表現。物語ではない。エンターテイメントというものを履き違えていらっしゃるようだ。 言いたいことはわかるので好感を持つ人もいるのでしょうが・・・。 まあ、何よりアニメーションで遊びましょっていう作品ですからね。 【カラバ侯爵】さん [DVD(邦画)] 3点(2007-03-14 23:38:29) 15.後半確かにすごくほんっとに退屈する時間帯がありました(その点☆-1)が、セックスシーン(←白眉!)からもり返して一気に最後まで再び楽しめました。 【Mari】さん [映画館(邦画)] 9点(2006-08-28 20:22:04) 14.イマジネーションの塊で押し通すアニメ。下ネタがかなりキツイが、結構笑えて楽しめる。 【MARK25】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-04-29 23:24:17) 13.「東京ゴッドファーザー」で日本のアニメーションの進化や可能性について嫌ほど思い知らされたが、「MIND GAME」は更に上を行ったといった感じ。大体、このマニアックな作品を映像化するってだけで勇気いりますよ。個人的にはロビン西氏のファンである私ではありますが、この作品にゃ正直何の期待もしてませんでした。しかし、なんじゃこりゃ!?精神世界の表現をここまでブッ飛ばした感覚で突き進むセンスには、驚愕。滅茶苦茶ポップやん!音楽もプロデューサー渡辺信一郎、そしてボアダムスの小林氏による天才的な疾走感!堪らぬ!すげ! テーマもやさしく、暖かい。なんか観た後に希望すら涌いてくるね。最高でした。アニメを普段見ない人、なおかつポップな世界観に理解のある人は必見かも。 【aksweet】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-03-09 08:18:32) 12.面白くありませんでした。全てがハチャメチャな感じで自分にはついていけず苦痛でした。平均点さげて申し訳ないです。 【やっぱトラボルタでしょう】さん [DVD(字幕)] 0点(2006-03-06 18:39:30) 11.生きるってすばらしいんだな。恥ずかしげもなく観終わった後、そう言いたくなる作品。特に西の言葉が今田の関西弁と相まって、心に響く。映像のフラッシュバックのようにいろんな記憶が頭をよぎる。とことん前向きに生きることがまず一歩。次はとことん自分を肯定する。開き直りじゃなく、そこにいる自分を好きになること。最後に自分の生き方を受け入れる。かっこいい人生訓とか、もっともらしい教訓だとか、そんなものより何百倍も強い気持ちが、きっと自分の中に湧いてくるはず。そこまで行けるかどうかわからないけど、なんかやってみようって気にさせてくれる。早速、やってみる(単純なんです。わたし 【まこと】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-12-25 20:14:26) 10.「すべては自分の脳みそが作り上げた幻想にすぎない」。そこを出発点に、ぶっとんだお話が繰り広げられます。 この点数を付けた理由は、はっきり言って単純に「ひいき」でしかないです。それ以外になんの理由もありません。好きなんですよ。大阪弁とか吉本とか、センスのいい映像もそうやしテーマもそう。ぜんぶが自分のなかにパシーっときてるんです。なんかもう、いろいろ言葉で飾っても足りんくらいに。いままで観た映画のなかでいちばん好きかもしれません。きっと監督は才能のない俺のかわりにこの作品を作ってくれたんでしょう。もしくは、俺のために作ってくれたんでしょう。そう思える作品って、なかなかございませんよ。そもそもこんなレビューを他人に読ませようってこと自体が間違ってるんです。でもそれでも俺はええんやー! 冷静に観ると、短編を映像のアイデアで無理矢理に引き延ばしているようなところが見受けられて、やや冗長です。中盤のテンポも決して良いとは言えません。そのへんが減点ポイント。たぶん過大評価してるんでしょうが、それは自覚してます。でもいいんです。「恋は盲目」って言うじゃーありませんかー。「いまの俺は、こんな子が大好きですー!」っていう、ただそれが分かってもらえたらいいです。 というわけで、9点です。これだけ言って10点をつけない理由は、前述の通り。ま、そのへんはご愛敬ということで。デキのわるい子のほうがかわいいですよね。価値観変えたい方はぜひ観てください。 【追記】あ、ちなみに俺も、ラジオ持ってまーす。 【708】さん [DVD(吹替)] 9点(2005-11-13 01:53:29) 9.予告編を見る限りだと「一体どーいうストーリーなんだ?」と、思ったら、こういうことね。意外と鯨の腹の中が長かったです。個人的にはもうちょっとキャラたちに暴れてほしかったな。けどなかなか面白かったです。冒頭(?)で主人公が撃たれる場面はなかなか斬新で衝撃を受けました(笑) 牛乳ネタもいいネ。 【ゆうろう】さん [ビデオ(吹替)] 8点(2005-07-21 14:55:31)
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