みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
100.シンプルでドキッとするような演出がこの監督の好きなところなので、この映画に関しては平凡さを感じてしまいました。これをアクション映画として見るのであれば結構楽しめると思います。 【色鉛筆】さん [地上波(字幕)] 5点(2009-08-29 15:30:52)(良:1票) 99.やっぱり、アメリカに引っこ抜かれてからのヒッチコック作品は、都合よく展開が二転三転しすぎだなぁ。 ヒッチコック作品の初期に感じられた、あのみなぎる緊迫感が二の次にされ、観客をただ飽きさせないことばかり執心しているように感じる。 これはひとえにアメリカという国の影響かもしれない。 ミステリーで観客をのめりこませ、二転三転するストーリー展開で観客を飽きさせず、最後はハラハラドキドキさせてTHE END。 まあ、確かに卒がなくて無難なんだけど、結局はアメリカ映画なんだなぁ。 ヒッチコックの良さは、もっと他にあると思う。 個人的には、サスペンス全開の初期ヒッチコック作品の方が好きだ。 【にじばぶ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-02-25 23:25:50)(良:1票) 98.最近の映画ばかりじゃなく今度は何か昔の映画も観てみようと考え、名匠と呼ばれるヒッチコック監督のこの「北北西に進路を取れ」をレンタルしました。まず今から半世紀近くも前の作品でありながらも、観る側を全く飽きさせないテンポの良さには感服します。アクションも極力少なく、サスペンス重視のストーリー展開もなかなかのもの。誰が味方で誰が敵なのか分からない、そんな感じが全編に漂い、各場面の雰囲気を盛り立てる音楽も上出来で、昔の作品とは思わせない演出が満ち溢れていたと思います。でも、あのヘナヘナなラストはどうにかならなかったんでしょうか?敵2人に森の中で追われてるまでは良かったんですが、あの歴代大統領の顔が彫られた崖(地名忘れました・・・)を降り始めた辺りからテンションダウン。まぁ降りて激しい格闘してくれるんならまだ良いんですが、その後の格闘も呆気ないもので拍子抜けしましたね。でもこの時代の映画にしては、かなり上質的なサスペンスに仕上がってると思うんで7点。追記・・・っていうか、何でこの映画のジャンルに「コメディ」が入ってんの?思わず笑っちゃいましたよ。 【エージェント スミス】さん 7点(2004-08-16 15:01:26)(良:1票) 97.「逃亡者」のようなイメージの作品です。 一転二転する意外性の有る展開で、迫力ある逃亡劇が繰り広げられます。ラストの岸壁のシーンは、日本のサスペンスドラマが今だにパクリまくってますよね。脚本・音楽・演出とどれをとってもハイレベルな仕上がりだと思うのですが、主人公が飛行機に襲われるシーンは何とも言えないB級感が有りました・・・。 【おはようジングル】さん 4点(2004-02-13 18:19:20)(笑:1票) 96.主人公が理解不能のままとにかく逃げ惑う中盤までの展開は斬新さと緊張感に溢れた優れたサスペンスを見せてくれるが、中盤以降、主人公が妙にスーパーマン化してしまいパフォーマンスが大げさになる分、リアリティが薄れた。予想以上に平凡なラストの顛末もやや拍子抜けする。サスペンス映画はやはり終盤こそ起伏に富んでほしい。 【鉄腕麗人】さん 6点(2004-01-30 18:13:45)(良:1票) 95.「あのラスト」は、絶対予測不可能(笑)。 【STYX21】さん 8点(2003-11-13 06:25:41)(笑:1票) 94.冷戦構造のなかの産物である。ヒッチコックのすばらしさは他の方に任せよう。グラント扮するロジャー・ソーンヒルであったか、結構いい年なのにまるで若者のようにふるまう点、そして母が最初しゃしゃり出てくる点などは、日本ではマザコンとして一蹴されかねない。しかしそこは古きよき時代のアメリカ。なんとなく違和感もすくなく不思議ではないのだ。とうもろこし畑のシーンは、草刈正雄かなんかのCMに使われたりもしたが、荒涼とした砂漠っぽいところに、現実には存在しない者に会いに行くというのはやや酷な話だ。あの政府の役人めいた爺さんやら、ジェームズ・メイスン一味になりすましている女は、事情を知った後もソーンヒルを利用し続けている点などちょっと困ったものともいうべき。また飲酒運転の裁判の速いこと。時代を感じさせるのは、女性のタバコが演技を助けている点。・・・とはいえ、このように色々感じさせるほど、やはりこの作品は秀作と言える。 【トラヴィス】さん 8点(2003-06-16 10:24:30)(良:1票) 93.いやいや、オープニングからシブイっすね。縦横に線が走り次第にそれがビルだとわかる、そしてヒッチコック登場!もう監督の余裕が感じられますよね。内容はあれやこれやで盛りだくさん。正直、オラもう腹いっぺいだぁ~ってな感じでした。前半でケーリー・グラントがスパイに間違われるところから、「そりゃ、ちぃっとばかし無理が...」と思いますが、その物語を強引に引っ張っていくのでラストではそんなことも気にならなくなりました。密談のシーンではワザと飛行機のエンジン音をかぶせて二人の会話を遮ったり、あちらこちらにホント面白い演出がありました。主人公の母親役の女優さん、やっぱどう見ても若すぎますよね。「夕飯はどうするの!(確かこんなセリフ)」と言うまで秘書役と勘違いしてましたよ。 【さかQ】さん 7点(2002-06-11 01:04:00)(良:1票) 92.これは優れたサスペンス映画。 農薬散布飛行機から攻撃されるシーンや、ラシュモア山での逃走劇などアクションシーンも見応えがあるが、主人公とヒロインの駆け引きが面白く、とくに前半の列車でのやりとりには時間を忘れて魅了された。 途中から登場人物も増えてストーリーがちょっとややこしくはなるが、さすがにヒッチコックの名作だけあってハラハラ何が起こるのか分からない展開なのは素晴らしい。6点に近い7点献上。 【mhiro】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2024-11-10 17:58:29) 91.死ぬまでに名作をみておけ、ということでヒッチコックを見ています。皆さん、ハズレを引きたくなければヒッチコックを選んでおけば基本的には大体どれも面白く、さすがヒッチコックといった抜群の安定感です。 本作「北北西に進路を取れ」(North by Northwest)ですが、まずタイトルがやたらとカッコいい。調べてみるとこの表記の仕方は存在しない方位を示しているそうで、Wikipediaによると、北北西は「North-NorthWest(NNW)」が正しいようです。存在しない方位を示してあるのもまた余計にカッコいいです。またアカデミー脚本賞、編集賞、美術賞にノミネートされているだけあって、脚本が非常によく出来ていて最初から最後までずっと面白いまま突っ走ります。特に後半に向けてサスペンス色が深まる飛行機爆破のペーシングシーンは本当に印象深くて素敵なシーンでした。 ただ、ツッコミ所は色々と多めです。普通の広告マンだった主人公ロジャー・ソーンヒル(ケーリー・グラント)はいつも冷静沈着で、なぜか毎回うまくピンチを脱します。マザコンでバツ2の広告マンにしてはちょっと度胸がありすぎるし、とにかく落ち着いていて貫禄がありすぎます。また美しいイヴ・ケンドール(エヴァ・マリー・セイント)も、もとは普通の人だったと語られますが、まるで峰不二子ばりの本格スパイを地で行っています。26才でこの落ち着きはちょっと異常なくらいだし、ストーリー上、タウンゼント(フィリップ・ヴァンダム)についていく気満々だったようですが、それほど惚れているようにも見えません。結果的に終始よくわからないキャラを貫いていて、まさに峰不二子を地で行っていて少々不自然でした。 007シリーズに多大な影響を及ぼしたといわれますが、ホントにその通りだと感じました。初期のボンド作品よりずっと007なのが軽く笑っちゃうくらいです。粗はあるものの倒叙システムもよく効いていますし、結果的に面白ければ問題ないと言わしめるくらい脚本がよく出来ています。ちゅっちゅウフフで反転ハッピーエンドラストも本当に素敵でした。まあ文句なしでしょう!(ちなみに本作の監督カメオ出演は油断してると見逃がしますよ、私も見逃しました) 【アラジン2014】さん [インターネット(字幕)] 8点(2024-10-24 17:35:44) 90.2バツの広告マン・ソーンヒルがしぶとい。 最後は女への執念だが、素人がここまでよくやったと褒め称えるべき。 「北北西」実際の方位で無くとも大冒険を予感させる印象的なタイトル。 ただね。脚本は靡かない。殺すチャンスは幾度とあるが尺を長くしてややこしくしてるだけ。 勘違いサスペンスのおもしろさと古さが表裏一体になっているようなかんじ。 【mighty guard】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-10-10 23:29:26) 89.超久しぶりに再見。しかしラストのラシュモア山のシーン以外、ほとんど忘れていたので初見に近い感じ。だいたいスパイものというのは、その設定上、話が込み入りがちで、ちょっとでもセリフを聞き逃すと面倒くさいことになります。この作品も例外ではありません。というか元祖的な存在でしょうか。 しかし音楽はいい感じ。いかにも緊張感を煽るようで、ピッタリ合っていたように思います。 そして何より、マーティン・ランドーがいい。「スパイ大作戦」におけるローランもそうですが、いかにも頭がキレそうでクールな役がよく似合います。そしてけっしてボスにはなれず、参謀役なんですよね。同じスパイものでも、単純明快&大胆不敵&荒唐無稽なこちらのほうが私は好みです。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-07-05 01:42:39) 88.随分昔に確かに観たことがある。 その時はたいして面白いと思わなかった記憶がある。 改めて今見てみるとラシュモア山のシーン、セスナの襲撃、 オークション会場での騒ぎ、どれも工夫があり良く作られていると思う。 でもなんかテンポ良く進まない感じがは、 時代のせいか、私に余裕がないせいなのか。 ケイリー・グラントがおじさんすぎて イヴとの恋愛表現がいまいち受け入れがたいのは マイナスポイント。 【プエルトガレラ】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2020-10-10 17:39:43) 87.平穏な生活から突如、信じられない目に遭う非日常的さが面白い。アルコールで記憶をなくさせられる。360度何もないところに放って置かれる等はいつまでも記憶に残っているので、やはり上手い演出でドキドキさせられたのだろう。 【SUPISUTA】さん [DVD(字幕)] 7点(2018-07-16 13:16:10) 86.ヒッチコック作品の中では結構面白い映画でした。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-09-23 17:08:15) 85.ヒッチコックの真髄はスリラー要素にあるが、この作品はアクションに振れすぎかなあ。当時の水準では他に類を見ないどうやって撮ったのかもわからないアクションシークエンスは意欲満点さすが大物監督という感じで楽しめるが いかんせんストーリーの散漫さと冗長さ、そしてスリルの欠如が作品の完成度を落としている。 まあ先駆者の難しさかね。 【Arufu】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-05-18 08:09:54) 84.ヒッチコックお得意の巻き込まれ型サスペンス。 アクションシーンが随所に織り込まれており、娯楽性の高い作品に仕上がっている。 悪者さんたちの目的や行動が不明瞭だったり、謎の一つも早い段階にわかってしまうのだが、 スリリングな展開には普通に満足。ちょっと上映時間が長いかなという感はあるが、 万人向けの娯楽作に仕上がってます。サスペンス・アクションものとしては、これが元祖かも? ということを考慮して+1点。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-04-11 13:10:20) 83.何か期待はずれの映画でした。評判が高いので観て見ましたが、内容は退屈だし、ストーリーの展開にも無理があり、あまり楽しめませんでした。 【おやじのバイク】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2011-10-22 01:09:47) 82.ちょっぴり「シャレード」に似ていて(似ているのはケーリー・グラントだけか)、それよりも断然おもしろい。ヒッチコック映画の最高峰と言ってもよいだろう。 実は最初見た時は、ロジャー・ソーンヒルがなぜ間違えられたのか見落としていた。だから何か訳がわからないうちに話が進んでいったのだが、それでもおもしろかった。 DVDで改めて見てみると、間違えられた訳だけでなく、ほかの部分でも見落としや感違いがあったことに気づき、改めてこの映画が良くできていることに感心した。 随所にユーモアが見られ、サスペンスの緊張感とバランスが取れていると思う。一番笑ったのは、競売シーン、おおまじめなとこらが何とも言えない。 【ESPERANZA】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-07-25 14:16:10) 81.次から次へと、飽きさせない場面転換がいいですね。一気に最後まで観た、という感じになれます。子供の頃からもう何度も観ていますが、何度観ても楽しめます。 【ramo】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2011-07-11 01:33:19)
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