みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
230.《博士の》⇒ 《未知への》⇒ 《博士の》⇒ 《未知への》⇒ 《博士の》⇒ 《未知への》⇒ 《博士の》 と、なんのこっちゃか、つまり自分の場合はこうなのです。自分、常にDVDを両方手元に持っているからという理由もありますが、常に〝未知への飛行〟と共に交互に観ています。もう連鎖反応的になってしまいましたが、そのどちらにも未だ飽きる事がなく、好き好んで何度だって観ちゃっています。とにかく必ず交互に観ています。 そんな訳から、例えば、〝博士の異常な愛情〟は目にされたんだけども、〝未知への飛行〟 がまだな方、一度、未知への飛行をご覧になった後で もう一度、博士の異常な愛情の世界へと戻って来られてみたりしませんか。きっと前回観られた時の 『2倍、もしくは3倍は』 楽しめる事になってるんではないかと思うんですが、いかがでしょう。私の場合は10倍にもなってしまってたんですよね。ほんと。 以上をもって、博士の異常な愛情をより以上に愛する方法の報告でした。ほんと未知への飛行も見てみてください。 では。 【3737】さん [DVD(字幕)] 10点(2009-12-06 22:03:22)(良:2票) 229.ここまで真っ黒なコメディに抵抗なく笑ってしまった自分の人格を疑った(自分の右手と戦う博士に爆笑)。それはさておき、キューバ危機当時の国防長官のインタビューから構成されたドキュメンタリー映画『フォッグ・オブ・ウォー』をこれと併せて観ると、また興味深い。『13デイズ』ではかっこよく描かれていたケネディらだけど、マクナマラ元国防長官は「核戦争を避けられたのは単に運が良かっただけ」と断言していた。「ケネディもフルシチョフもゲバラもみんな、理性的な人間だった。それなのに、もう少しで核戦争というところまで行ったのだ。理性は、あてにならない」。そう、この映画、実はまったく洒落になってない。このどうしもうもなく狂っていて滑稽な連中は、現実の人間とそう遠くないところにいる。米軍幹部には当然のようにソ連との全面戦争を主張した人物もいたことも思い出す。ここまで強烈かつ秀逸な風刺は、映画であれ小説であれ見たことがない。ラストシーンの核の輝きは、一度観たら絶対に忘れることのできない、人間性に対する最大限の皮肉だ。 【no one】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2006-01-03 02:42:40)(良:2票) 228.困ったなあ、これが好きじゃないとキューブリックファンには入れてくれないんだよなあ。 【みんな嫌い】さん 5点(2004-10-25 14:22:40)(笑:2票) 227.米ソ冷戦時代の核戦争の恐怖とその愚かさを、ブラックな感覚で描いたS・キューブリックの傑作SF。この作品で特に印象的なシーンは、終盤、米軍爆撃機のたった一機が旧ソ連ミサイル基地上空で、水爆投下のハッチが故障して開かなくなってしまう。しかし少佐(=名前がキングコング)が水爆ミサイルに乗っかったまま修理しようとしたとたんハッチが開いてしまう。その彼がロディオのカウボーイよろしく落下していく様子を上空から俯瞰でとらえ、やがて小さく見えなくなった途端、水爆が爆発してしまう。それから、やがて世界中にキノコ雲が立ち上がるわけだけど、この悲惨な中、“♪いつかまた逢いましょう・・・”と女性ボーカルの甘いラブ・ソングが流れて映画は終わる。他にもドクター・ストレンジラブが時折、自分の意思とは関係なく右手がナチスの挙手のように上がってしまうのを、必死になって押さえるおかしさや、彼がラストで「私は立てる」と車椅子から立ち上がるシーン等、意味深く印象的なシーンは多い。この公開時期、日本では東京オリンピックが開催されていたこともあり、記録的な不入りとなった不幸な作品でもありますが、かえってS・キューブリック(当時はカブリックでした)の名前を高めた作品として記憶に残る。 【ドラえもん】さん 9点(2000-10-09 00:08:20)(良:2票) 226.絶対教養を得るためだけに鑑賞してしまったせいか、内容がまともに頭に入っていない…。 ドクターストレンジラブという猛烈にカッコイイタイトルからさぞかしエキサイティングな内容だろうと期待して見たのだが、 高校生の自分にはあまり楽しめなかった…。 いつかもう一度挑戦したい。凡庸な高校生には大学生になってから観るのを勧める。 【よこやまゆうき】さん [DVD(字幕)] 4点(2017-05-31 01:29:45)(良:1票) 225.東西冷戦の時代、その時代を象徴化するかのような映画がまったく同じ年1964年に製作された。「未知への飛行」とこの映画だ。1962年に起こったキューバ危機は、米ソ両国の核ミサイルが乱れ飛ぶ一触即発の危機だった。そうした緊迫の情勢から生まれた映画なのである。 まじめに正攻法にその緊迫感を表現したシドニー・ルメットといわゆるブラックコメディとして皮肉ったキューブリックの優劣を決める必要はないが、「未知への飛行」を知らないままで来た私は、ずっと好きな怖い映画だった。 一人三役をこなしたピーター・セラーズ、映画館で見たときは三役だとはまったく気がつかなかった。 【ESPERANZA】さん [映画館(字幕)] 8点(2012-05-10 06:28:17)(良:1票) 224.『未知への飛行』とストーリーが酷似していると感じ、それぞれの製作年を調べたら、なんと同じ1964年。 さらに調べたら、この二つの作品、当時いざこざがあったようだ。 それはさておき、本作は身震いするようなブラック・ユーモアに満ちている。 『未知への飛行』は緊迫感に満ちていたが、こちらは恐怖感。 この二本を両方鑑賞し、対比してみるのも楽しいかもしれない。 【にじばぶ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-12-23 09:38:33)(良:1票) 223.原作は「赤い警報」とかいうど真面目な本だそうですがそれをブラックコメディにしてしまうあたりにキューブリックの鬼才ぶりが伺える。 【ケ66軍曹】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-01-24 00:31:48)(良:1票) 222.ブラックジョークが炸裂。一人三役であることは言われないと気づかない。核兵器を所有すること自体が核戦争を誘引しうる危険性を指摘している。核の抑止力の面のみを強調する政治家はこの映画を見るべきだろう。 【こまごま】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-12-31 10:41:37)(良:1票) 221.完璧のはずのシステムがたった一人の人間によっていとも簡単に崩れさる様をコメディで描く。アメリカ政府はこのようなことは起こらないと言ってるが、あくまでコレに関してのコメントであって、しょせん人間のつくりあげたものに完全は無い。それでも完全だと思ってしまうところに愚かさを感じる。それにしてもキューブリックの戦争を扱った映像はどれも他の戦争映画にはない怖さがある。まず反戦色が無い。かといって勿論、戦争を賞賛しているわけでもない。ただ人間の愚かさを描くための一つの材料にすぎず、どう感じるかはご自由にって感じです。変にメッセージがこもっていないので余計に背筋がゾッとするような怖さを感じるのでしょう。ラストの歌「また会いましょう」は『フルメタル・ジャケット』の「ミッキーマウス・マーチ」以上に強烈な印象を残す。 【R&A】さん 7点(2004-07-28 17:21:12)(良:1票) 220.この映画の原作者はビーター・ジョージと言う英国空軍の退役軍人で、Red Alertの題名で発表した本(後にTwo hours to the doom:邦題「破滅への2時間」で早川書房で出たけれど、多分絶版になっている)ですが、ここではもちろんDr.Strangeloveは登場しないし、投下した水爆は不発(原爆のみ爆発)で核戦争は回避されることになっています。この怪しげなドイツ人に似たのは「フェイル・セイフ」の原作に登場する亡命ユダヤ人のグロートシール博士で、当時ハーマン・カーンを始めとする多くのドイツ系、ユダヤ系のテクノクラートが米国の政治・軍事に大きな地位を占めてきていたのを戯画化したもののようです。これも呼び出し暗号のPOE(Peace on Earth)をPurity of essense(下品ですが)にしたのと同じキューブリックの悪ふざけです。オープニングの空中給油がいかにも何かを連想させるようになっているのも笑えます。Ghost riders in the skyは米国では結構ポピュラーなカントリー・ウェスタンのようですが、この映画のイメージしか浮かんでこないようになってしまいました。 【たいほう】さん 8点(2004-02-18 01:22:13)(良:1票) 219.核に乗って、ドカーン。 【ボバン】さん 4点(2004-02-13 01:13:45)(笑:1票) 218.ジョージ・C・スコットは やっぱ良い味出してる!!! 【ケンジ】さん 6点(2003-10-21 19:44:09)(良:1票) 217.頭が悪いのであんまり理解できませんでした。 【あああ】さん 1点(2003-02-02 16:05:39)(笑:1票) 216.私もこの映画がキューブリックのベストだと思う。キューブリックが一番喜劇色を豊かにした作風ではあるが、その裏に込められている強烈な皮肉ぶりにはニンマリさせられる。大統領があんな悲惨な状況下の中、柔らかい声で「ディミトリ、人に話す時はもっと落ち着いて話さなきゃいけないよ」などと妙に落ち着いた面持ちで話すあたりは、核戦争という最悪な状況の浸透度が薄いという描写を刻明にしていたりとディティールにもブラックな笑いで包み込まれている。 【チャーリー】さん 10点(2001-09-29 11:32:50)(良:1票) 215.キューブリックということで期待してみたが面白くなく撃沈。 【afoijw】さん [DVD(字幕)] 4点(2023-03-15 01:04:23) 214.いまだに世界は平和になるどころか、ますます混沌としている。 戦争を止めない愚かな為政者はこの映画を見て自分を恥じるべきだ。 【チェブ大王】さん [インターネット(字幕)] 6点(2022-05-14 13:29:40) 213.この手の作品(ブラック・コメディー)としては高い平均得点を獲得しています。アメリカの同様のサイトのIMDBではさらに高い平均点ですがどちらを取っても冷戦終結の前につけられた点数ではないです。しかし、昨今の生物兵器ではないかと言われる567禍では古色蒼然…かもしれません。何しろ、核兵器は殺して破壊するしか能がありませんが世界征服を企む輩は所有し、服従させなければならず、しかも出来たら密かにそれを成し遂げようと画策するのです。こんなことを書くとなんだかわたしが新時代のリッパー将軍みたいなな被害妄想狂のようですが、現に今時点では「あの頃はなんで核兵器なんか怖がっていたのだろう。結局、何も起きなかった。」と古今の感があります。ただ為政者が発狂でもすれば核兵器はやはり怖いし、その後ぞろぞろ出現したサイバーテロや同時多発テロなど心配の種は尽きません。どなたか現代版(サイバー戦争+生物兵器)のブラック・コメディー映画を制作してくださることを切に望みます。チャップリンの「独裁者」の頃から悲惨な可能性は笑い飛ばさないとやっていけないのです。 【かわまり】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2021-01-01 23:21:33) 212.初めて見たのは30年前。 当時見たときは斬新だったが、今見ると、やはりコメディは時代とともに廃れる。 【クロエ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-12-16 22:30:11) 211.退屈ってほどでもないが、そこまで楽しめなかった。 今みると「シンゴジラ」はこの映画からも影響受けてるのかなと思ったり。 ストレンジラブ博士のキャラクターが印象深いのでもっと多くのシーンで観たかったと思った。 【Nig】さん [DVD(字幕)] 5点(2018-08-21 02:51:51)
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