みんなのシネマレビュー

神阪四郎の犯罪

1956年【日】 上映時間:140分
ドラマ法廷ものモノクロ映画犯罪ものミステリー小説の映画化
[カミサカシロウノハンザイ]
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タイトル情報更新(2021-01-26)【イニシャルK】さん


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監督久松静児
キャスト森繁久彌(男優)神阪四郎
新珠三千代(女優)妻・雅子
宍戸錠(男優)新聞記者堀田
滝沢修〔男優〕(男優)今村徹雄
左幸子(女優)梅原千代
轟夕起子(女優)戸川智子
下條正巳(男優)山岸
金子信雄(男優)検事
高田敏江(女優)永井さち子
清水将夫(男優)三景書房社長
深見泰三(男優)裁判長
藤代鮎子(女優)
伊達信(男優)刑事
原作石川達三「神阪四郎の犯罪」
脚本高岩肇
音楽伊福部昭
撮影姫田真佐久
製作岩井金男
配給日活
美術木村威夫
照明岩木保夫
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【クチコミ・感想】

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1.裕次郎や小林旭登場「以前」の日活は、割りと渋めの文芸作品や、社会派映画を製作していた会社だったという事は知ってましたが、地味だけどこんな面白い映画が埋もれていたとは実は思ってもみなかったです。黒澤「羅生門」を現代版に翻訳したようなストーリー、むしろ自分はいささか力みすぎって印象が残った本家より面白かった位。若き日の森繁をはじめ、うさんくさい人物ばかり登場し自分に都合の良い事実だけを証言していく裁判劇、けれども一体真実はいかに・・・?というストーリー。成瀬の「女の中にいる他人」を先に観ている自分としては、新珠三千代が「只の」貞淑な妻であるわきゃあないって、出てきた途端思ったし、同じく内田吐夢監督「飢餓海峡」を先に観た方なら、左幸子は激情型の女性を演じるのがこの時分から巧かったんだっていうのを観る楽しみもある訳で。とにかく当時の曲者実力派俳優達の演技合戦としても非常に見ごたえ有り、昔の日本映画好きな方におすすめ!! 放浪紳士チャーリーさん [DVD(邦画)] 8点(2006-06-25 10:53:42)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 7.67点
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