みんなのシネマレビュー

白鯨

Moby Dick
1956年【米】 上映時間:116分
アクションドラマアドベンチャー動物もの小説の映画化
[ハクゲイ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-02-13)【イニシャルK】さん


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監督ジョン・ヒューストン
キャストグレゴリー・ペック(男優)エイハブ
レオ・ゲン(男優)スターバック
リチャード・ベースハート(男優)イシュメール
フリードリッヒ・フォン・レデブール(男優)クイークェグ
ハリー・アンドリュース(男優)スタッブ
ジェームズ・ロバートソン・ジャスティス(男優)ブーマー船長
ローヤル・ダーノ(男優)イライジャ
オーソン・ウェルズ(男優)メイプル神父
ジョーン・プロウライト(女優)(ノン・クレジット)
キャロル・ホワイト(女優)(ノン・クレジット)
ジョン・ヒューストン(男優)(ノン・クレジット)
城達也エイハブ(日本語吹き替え版【TBS】)
阪脩スターバック(日本語吹き替え版【TBS】)
小川真司〔声優・男優〕イシュメール(日本語吹き替え版【TBS】)
加藤精三クイークェグ(日本語吹き替え版【TBS】)
小林清志スタッブ(日本語吹き替え版【TBS】)
藤本譲ブーマー船長(日本語吹き替え版【TBS】)
谷口節イライジャ(日本語吹き替え版【TBS】)
今西正男メイプル神父(日本語吹き替え版【TBS】)
筈見純(日本語吹き替え版【TBS】)
笹岡繁蔵(日本語吹き替え版【TBS】)
増岡弘(日本語吹き替え版【TBS】)
加藤正之(日本語吹き替え版【TBS】)
千葉耕市(日本語吹き替え版【TBS】)
菅貫太郎エイハブ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
嶋俊介イシュメール(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
あずさ欣平メイプル神父(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
原作ハーマン・メルヴィル
脚本レイ・ブラッドベリ
ジョン・ヒューストン
撮影オズワルド・モリス
フレディ・フランシス(カメラ・オペレーター)
製作ジョン・ヒューストン
ジャック・クレイトン(製作補)
リー・カッツ(製作補)
美術ジョフリー・ドレイク(プロダクション・デザイン)
ラルフ・W・ブリントン(美術監督)
スティーヴン・B・グライムズ(美術監督補佐)
衣装エリザベス・ハッフェンデン
編集ラッセル・ロイド
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【クチコミ・感想】

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24.今日のコンプライアンス重視の風潮をあざ笑うかのようなパワハラの嵐。よく言えば船長の夢と執念と冒険の物語ですが、裏返せば無謀と狂気と強制の連続。無理やり付き合わされる船員はお気の毒でしかありません。自分の上司には絶対なってほしくないそんな船長を、往年の好青年であるグレゴリー・ペックは見事に演じていたように思います。
ただし現実的なことを言えば、こういう狂気のリーダーがいてこそイチかバチかの大勝負ができて、ときにはそれが大きな成果をもたらすのかなと。実際、最終盤はすべての船員が一致団結するわけで。あまりコンプライアンスばかり気にしていると、小さな仕事しかできないんじゃないでしょうか。個人的には小さな仕事で十分ですが。
なお今日の「スターバックス」がこの作品の「スターバック」に由来するのは有名な話。たしかに唯一、船長にもの申す冷静な常識人の役回りでした。少なくとも「エイハブス」にしなくて正解かなと。
いずれにせよ、どうやって撮影したかは知りませんが、映像にはたいそうな迫力がありました。今日的なゴリゴリCGよりずっとリアルだったように思います。 眉山さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2023-07-06 23:54:03)(良:1票)

23.メルヴィルの『白鯨』と言えばもう、物語とも捕鯨論文ともつかない誠に壮大な小説で、壮大過ぎて、最初一人称で語っていた筈のイシュメールが途中で行方不明になってしまう不思議な話ですが、レイ・ブラッドベリとジョン・ヒューストンは、意外な程原作に沿って、脚本を組み立てています。小説は中学の頃に背伸びして読んだので苦心惨憺して読みましたが、後にこの映画を見た時、ウンそういや確かに、(うまく纏めると)こんな劇的な物語なんだよなあ、と改めて思わされました。でも、誰かもう一度映画化してくれないかなあ。可能な限り原作に忠実な、4時間くらいの退屈な映画に。 鱗歌さん 7点(2003-06-28 09:38:51)(笑:1票)

22.まぁ~俺的には 現在40歳になる私が映画と言う魅力に引きずり込まれるきっかけとなった作品です。アメリカ文学史上最高傑作と言われるこの作品。確かに映像的に制作さらた当時の視点で見るか それとも今現在の視点で見るかと言う問題はあるとは思うのですが 「どんなにCGを駆使してもこれだけの迫力を出すのはまず無理なのではないだろうか」と思ってしまいます。ディ-プインパクトと言う映画のなかで、R・デュバルが目の見えない船員に向かって「モビー・ディック」を読み聞かせるワンシーンがあります。 彼は何が言いたかったのか? この映画を見ればきっと分かることと思います。 東京JAPさん 9点(2002-03-01 22:15:26)(良:1票)

21. 優れた映画文学と言いたくなる秀作。実写と特撮の融合が見事で、白鯨の巨大さ・重量感に圧倒される。暗い画面での特撮が迫力アップに効果的。
 公開当時はG・ペックをミスキャストと論じる向きもあったと聞くが、半ば狂気ともいえる執念の荒々しいエイハブを、彼は的確に演じたと思う。スターバックの理性とエイハブの執念のせめぎ合いが物語に奥行きを与え、スターバックさえ最後はエイハブに同調するという、人間の持つ魔性が深い。
 白鯨とエイハブが互いに引き寄せ合い、最後は一体化する顛末に自然への畏怖が感じられる。 風小僧さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2023-04-30 19:55:01)

20.QUDZILLAといった方がいいような怪獣に手漕ぎ船で挑むのもどうかと思うが、古い映画で特撮がショボい割には迫力十分。原作未読で文学臭は感じなかったが人間の狩猟本能と船乗り魂は伝わってくる。 ProPaceさん [CS・衛星(吹替)] 6点(2015-09-01 22:25:37)

19.原作は(多分)読んでなかったけど、映画自体も説明調のセリフが多くて回りくどい感があった。
最後のシーンはなかなかの迫力だけど、全体的にはどうも自分には合わなかった。 simpleさん [地上波(吹替)] 4点(2015-08-31 00:02:08)

18.白鯨という大作を詰め込むにはとても足りない時間でしたが、原作のエイハブの執念が上手く表現されていたと思います。原作で好きだったクィークェグも雰囲気が出ていて中々の好演でした。 TAKIさん [DVD(字幕)] 7点(2012-03-07 01:22:39)

17.原作が世界文学史に名を残すメルヴィルの『白鯨』ですからジョン・ヒューストンもあまり手の込んだ脚本にせず直球勝負しています。しかし『白鯨』の映像化としてはちょっと尺が短すぎて、映像紙芝居みたいに筋を追ってゆくだけの印象になってしまったのは残念です。それでも、イシュメイルやスターバックの造形はリチャード・べースハートとレオ・ゲンがイメージ通りのキャラになっていてその点は完璧。問題はやはりエイハブ船長のグレゴリー・ペックで、やはりペックでは力不足だったのは間違いありません。では誰が演じるのがベストだったのかと考えたのですが、個人的にはやはりジョン・ヒューストンが自らエイハブを演じるべきだったかなと思います。 S&Sさん [DVD(字幕)] 6点(2011-02-27 16:29:05)

16.何が何でも白鯨を倒してみせるぞ!という執念をグレゴリー・ペックの演技から感じられる。クライマックスの鯨との闘いのシーンは凄い迫力を感じさせる。物を獲ることへの執念深さをこの映画から教えてもらった気がする。諦めてはならない。諦めたらそこで全ては終わりであるということをこの映画は教えてくれる。ストーリー自体は特別に面白いとは感じないけど、映像の迫力(この迫力はCGなんかでは出せない。)と勝負に対する拘りの凄さ、色んなことを考えさせられる作品として見応えありの映画としての評価という意味を込めて7点付けたいと思います。 青観さん [DVD(字幕)] 7点(2011-01-22 19:47:48)

15.う~ん..特撮が..(悲しい)、ストーリーも、これといって特出するところがない..白鯨を追う動機が上手く伝わって来ないし、説得力が無い..全体が、のっぺりとした淡泊な出来..長い物語を2時間足らずの映画にした弊害なのでは... コナンが一番さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2008-06-06 15:08:28)

14.エイハブ船長が復讐心から憎悪の塊となり自らがモンスターとなっている様子はじっくり見せていますが、グレゴリー・ペックのエイハブ船長は少々違和感を覚えてしまいます。私の中では彼は紳士のようなイメージですから憎悪に飲み込まれ狂気の沙汰となっている複雑屈折キャラのエイハブには迫力不足なのです。この作品の主役は白鯨ですけれど白鯨はエイハブと表裏一体とも言えますので、エイハブの魅力が存分に発揮されないと作品の魅力も低下してしまいますね。映像に関しては確かに現在観ると作り物感が漂いますが、当時を考えると迫力があり、〝モビー・ディック〟の神格化もまずまずです。 ミスター・グレイさん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-02-15 22:11:50)

13.なんていうか、あっという間でした…。目が離せなかった。独特の世界にすっかり魅了されてしまいました。エイハブ船長、格好良いです。恐いと思いつつも惹かれてしまう…。というか、この映画自体がそんな感じですね。恐いもの見たさで、目が離せなくなるんです。 M・Mさん 8点(2005-03-15 23:56:02)

12.復讐の発端となる、船長の顔が傷つき、片足を失う場面が全然描かれないので、なぜそんなに復讐を遂げなければならないのかがいまひとつわからないのが難点。ただ、帆船の頃、鯨をどのように捕っていたのかがよくわかるし(非常に勇壮、命知らずでないととてもできない仕事だ。ある意味合戦に通ずるものがある)、捕っていた理由も油をとって灯火用にするためだったことも描かれている。現在国際社会で捕鯨に反対の立場をとっているアメリカがかつては捕鯨国であったことを雄弁に示す映画でもある。グレゴリー・ペック主演の名作といわれる作品はたいがいDVDが発売されていたと思うが、本作品はまだなのだろうか。米国では販売中のようなので、まさかとは思うが、反捕鯨の立場上、意見を異にする日本では都合が悪い映画なのでDVD販売させていない、ということではないことを祈りたい。 南浦和で笑う三波さん 6点(2004-12-12 14:50:09)

11.なんと言っても神をも恐れぬ復讐の鬼、エイハブ船長ですねー。子供の救助を拒否したり、無茶な命令をしたりと問題は多いし嫌悪感を感じつつも、船員同様、彼には惹きつけられました。神であれ悪魔であれ人間に越えられないものはない!エイハブはそう主張してるように思います、なんて言うか人間の神宣言みたいなことですね。そして、そういう力強い宣言をする人間には危険だと解りつつも惹かれるし、最後は巻き込まれて破滅してしまう、映画で言えばスターバックスですし、おそらく私もスターバックスのような人間だろうと観ていて感じました。エイハブは現在のアメリカ人や日本人が目標とする「強い人間像」の象徴のようで、その危険性を感じないまま目標にしてるようで怖い感じがします。ちなみに原作(翻訳)は読みたいと思うだけど、鯨の専門書みたいという話を聞いて悩んでる最中です。
ペリエさん 7点(2004-08-15 20:56:07)

10.ハーマン・メルヴィルさんの「白鯨」、僕も読みましたよー。名作ですもんねぇー。この映画も、これはこれでとても面白かったです。人間味とスペクタクルがいい感じに合わさってますね。まぁ今観ると模型とかちゃちいとか思っちゃうんですけど、でも半世紀も前の作品なんですもんねぇ。白鯨にしがみついて戦う船長の姿は忘れられません、、。 あろえりーなさん 7点(2004-06-21 22:12:22)

9.なんともくすんだカラーの映画が印象的でした。エイハブ船長役のG・ペック亡くなりましたネ。合掌。 KINKINさん 7点(2003-06-22 19:25:54)

8.アメリカ映画としては比較的珍しい海洋もの。ジョンヒューストンの映画はどれも素晴らしいものばかりですが、この映画のラストはなんか「パーフェクトストーム」みたいな感じがして少し複雑な気分になりました。 M・R・サイケデリコンさん 7点(2003-06-19 22:17:27)

7.鯨がちょっと・・ペックの船長もイメージが・・ふけ顔に作ってもハンサムで若いのは隠せない。熱演は買うけどS・トレーシーくらいの雰囲気の役者にやって欲しかった。 キリコさん 5点(2003-05-20 21:19:49)

6.むかしむかしに見たのでもう1回みたい。グレゴリーペックが手を振ってるのがこわかったー! みんみんさん 6点(2003-04-28 22:18:25)

5.作り方はしっかりしていると思う。が、文学作品に馴染みのない自分にとってはイマイチな作品だった。原作を読んでから見たら違う評価だったかもしれない。 プミポンさん 3点(2003-02-09 15:08:54)

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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 32人
平均点数 6.66点
000.00% line
100.00% line
213.12% line
326.25% line
413.12% line
513.12% line
6515.62% line
71237.50% line
8825.00% line
926.25% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.25点 Review4人
3 鑑賞後の後味 7.75点 Review4人
4 音楽評価 6.33点 Review3人
5 感泣評価 6.50点 Review2人

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