みんなのシネマレビュー |
|
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
89.これは間違いなく良い映画だ。この映画を言葉で表すとしたら「全人類が同じ時を過ごせる映画」正に奇跡の空間!住んでいる場所、人種こそ違っても、全ての人間が同じ地球上で生きている。人間の持っているものを全て温かく包んで見せてくれるこの映画、誰が何と言おうと、私は大好きだ!人間が好きになれるし、心優しい気持ちにもなれる。そして、この映画は特に夜遅くに見るのが最高です。観終わって部屋の窓を開け、星空を見上げるとそこには地球上の全ての人の微笑んでいる表情が眼に浮かぶ。素晴らしい。 【青観】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-01-09 19:05:19)(良:3票) 88.素敵ですよねー☆この映画☆夜のタクシー、わくわくするってゆうか笑、もう素敵でしたよぉ!で、この間、私も夜のタクシーのったんですけど、現実ってぜーんぜん素敵じゃないですよね~プンプン+がっかり。タクシーの運転手の高学歴な自慢話について、ウンヌン聞かされたんですよープンプン。お母やんは、客なのになんでこっちが気つかわなきゃなんないの、高学歴でもタクシーの運転手じゃあね!とプンプン。私もウゼー、だまっててくれーと思った。まさに、ベニーニやね!以上、クロエのナイト・オン・ザ・プラネット体験リポートなのでした~。 【クロエ】さん 7点(2003-12-26 21:13:39)(笑:3票) 87.私の好きな映画「TOP5」に入る、宝物の様な作品です。 特に盲人役のベアトリス・ダルが出るパートが大好きです。 あの暗い夜のタクシー中で、あの会話。 う~ん、たまらないですね~ 次に好きなのが、ウィノナ・ライダーの出ているパート。 ウィノナ・ライダーのませた生意気な感じが至極お気に入り。 タバコのふかし方なんかもイチイチかっこいい! 個人的に、ジム・ジャームッシュ監督の最高傑作だと思っています。 【にじばぶ】さん [DVD(字幕)] 10点(2007-10-10 20:12:19)(良:2票) 86.オープニングの地球へのズーム、地球はよどみなく自転していますが、昼と夜は等分に変わらず、影=夜の部分に時折、差し込む光のようなものが、何気ない日常のドラマを感じさせてくれますねー。地球の各地で同時間に繰り広げられるタクシーの物語。人と人とが袖振り合うことで、少しだけ心が変わったりする日常の人間模様が、夜のタクシーを縮図として届けられます。それぞれのエピソードの冒頭、都市の画1コマ1コマがその街の息遣いを、ひたすら走り続けるタクシーが街の息吹を感じさせてくれます。長回しの多い会話の合間にタクシーからの主観ショット、街を滑るタクシーのロングショットを挿し込み、見ている者も心地いいドライブを楽しんでいるような気分にさせてくれます。「おはよう、アキ」、命ある者にはどんな者にも平等に朝はやって来るのですねー。今日とは少しだけ違った朝をむかえたい人におすすめの作品。 【彦馬】さん 9点(2004-05-22 21:18:27)(良:2票) 85.同時刻の地球の異なる場所をつなげるってアイデアで、それを夜に設定したのが洒落てる。せっかくいろいろな国を回るのに、昼の風景を見せない。そのために観光映画になってしまう危険から逃れられた。昼を陸とするなら、夜は海だろう。夜は一つの大いなるものの顔をいろいろな角度から見せてくれる。昼の会話がつまるところ社会の会話になってしまうのに対して、夜は人が組織を離れてしゃべり出す。人間という大いなるものが、会話を始める。一番ジャームッシュらしさが出ていたのはNY篇だろうが、パリ篇のリリシズムが、彼の別の世界の発見として嬉しかった。差別の問題を微妙に隠しながら、夜のせいでちょっと饒舌になっている運転手と客の会話。たぶん昼だったら遠慮してしまうような話題にも触れ、しかし別に偏見に関する論議が始まるわけでもなく、被差別者同士で共感し合うわけでもなく、あくまで運転手と客の距離が節度を持って保たれながら、そのちょっと饒舌になってる気配がいい。べたつかないんだけど不誠実ではない会話。そこでこの車内に満ちてくるのが、これが面白いんだけども、もう一振れすれば怪談にでもなりそうな神秘的な雰囲気なのだ。運転手にとって後部座席ってのは、密室で後ろから見られ続けていてもともと気味の悪いものだろう。しかもこの盲人の客は、見られている以上に何かを見ているようなのだ。NY篇が不完全な言葉を通してのコミュニケーションの物語だったとすれば、このパリ篇は妨げられた視線を超えてのコミュニケーションの物語ということになる。これを怪談めいた雰囲気を通して叙情性に持っていったあたりがツボ。楽しかった。そしてヘルシンキ篇で夜明けを迎え、個人の時間が消え、時計の針がただ時を消化していく退屈な昼の半球に入っていく。そう、この時間日本では昼の12:07というリリシズムのかけらもない時間なのだ。せめてその時刻に合わせてレビューを登録するのが、この映画に対する敬意の表明になるだろう。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-08-27 12:07:20)(良:1票) 84.映画に限らず作品の中に自分の型を表現できたら、世間の評価はどうあれ、作る側としては成功だと思う。/観客はいつも傍観者なんだけど、この作品は自分が傍観者であることを強く感じる。「観る」というより「見る」感じ。それは何気ないギア操作、何気なく煙草を吸う仕草、何気なく流れる街並み・・、すべてひっくるめて何気なさからうまれるんだと思う。 【michell】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-12-05 11:30:23)(良:1票) 83.人をとても好きになれる映画 【ポジティブ】さん 10点(2003-11-03 17:48:05)(良:1票) 82.そして、今宵もこの星のどこかで・・・ 【紅蓮天国】さん 8点(2003-10-13 11:54:50)(良:1票) 81.特に大事件が起きるわけではなく(1人を除いて)、市井の人々の些細な日常を切り取っただけですが、妙に共感するばかり。たしかに世の中にトム・クルーズやディカプリオのような人生を歩む人はごくごく少数で、圧倒的多数は小さなことで笑ったり怒ったりしているわけで。そんなことをしみじみ感じさせてくれました。 全編に共通するのはタバコ。あの狭い空間であれだけ吸われると、さぞかし煙たかろうと。しかしそれによって、車内の一体感というか、運命共同体的な印象を強めているのかもしれません。 個人的に好きなのはニューヨーク編かな。かのドライバー氏、後のドラマ「ブレイキング・バッド」における麻薬王氏だったんですね。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2023-02-20 23:32:06) 80.雰囲気は好きです。 夜のタクシーって人気が少なくて異人種との出会いがあって特別な時間と空間だと思うんです。 そんな場所で交差する人間ドラマの縮図。味があってロードムービーの醍醐味が味わえる作品。 【mighty guard】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-02-08 23:18:04) 79.人間てのは日々他愛のない時を過ごしているもので、誰にでも覚えのある‶さして意味のない”でも”確かに生きてた”瞬間を刻むのがジャームッシュ。ツボるかツボらないかはほんと人によりけり。そんな彼の映画がこんなに高得点とはちょっと驚きです。 わたしが好きなのはロスとニューヨークかな。ドライバーさんたちの中では一番ウィノナがキュートでよかったな。 【tottoko】さん [DVD(字幕)] 6点(2022-02-02 16:58:05) 78.ジム・ジャームッシュ監督作と言うことで鑑賞。敬愛するジーナ・ローランズ出演というのにガッツポーズ。アクの無い役柄であっても存在感は格別で見惚れてしまう。期待が膨れ上がったところでおしまい。「何で?」オムニバスだったのか。ストーリーではパリ編がベスト。台詞では「お金は必要だが重要ではない」が心に残る。 【The Grey Heron】さん [DVD(字幕)] 6点(2020-05-27 01:30:06) 77.とっても好き。 たぶん映画の内容以上に、その雰囲気に呑まれて 高評価をつけずにはいられなくなっている部分もかなりある。 【aimihcimuim】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-08-16 13:54:19) 76.最初の話から引き込まれるものがない。 もっと工夫できなかったのか。 単にそれぞれの場所での話。 少なからず何か繋がりがないと。。。。 マグノリアのポールトーマス・アンダーソンが撮れば全然違ったものになっていたはず。 もったいない。 【ナラタージュ】さん [DVD(字幕)] 4点(2011-05-03 15:55:32) 75.夜の街、そしてタクシーという縛りが素敵。 イタリア編で不意打ちを食らったのは私だけではないはず。 【棘棘棘棘棘棘棘】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-01-23 20:09:44) 74.オムニバスではひとつでも肌に合わないストーリーがあると評価が下がってしまう、、全体はよかったのですが、道化師のところがはまらなかった。。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-12-20 07:06:09) 73.ウィノナライダーかわいい!フィアットのタクシー欲しい! 【長谷川アーリオ・オーリオ】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-12-16 18:31:17) 72.地球を巡りながら夜明けを迎えるとは、なんて気の利いた構成だろう。何気ない日常を切り取っているようにみえて、ジム・ジャームッシュの構図は実に技巧的である。LA編でのウィノナが颯爽と車を飛ばす後ろで旅客機が轟然と横切る。そして空港のシーンへ移る素晴らしい演出。ニューヨーク編ほどユーモアに満ち溢れた空間はないし、パリ編は人種的な問題がちらりと覗きながらもあくまで人間を描いている。ローマ編はベニーニの一人芝居に近い、圧倒的な芸(といって良いと思う)を見せつけられる。ロータリーをいったりきたりしてなかなか客を乗せなかったり、「一方通行は最高♪」とか言いつつ逆走するシーンは大のお気に入りである。一転してヘルシンキ編では底なしの悲しみが場を覆う。ミカとアキというネーミングはくすっとするが、ラストのアキの表情は笑えないほど絶望的である。しかしそれでも地球には朝がくる。タクシーの車内という偶然に満ちた空間を通じて、人々の機微を鮮やかに映し、夜は明けていく。ラストシーンの「おはよう」は全ての人に向けられた挨拶である。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-09-08 00:47:41) 71.自分自身もすっかり大人になってしまい、深夜のタクシーに乗る機会も度々あるようになった。 大概の場合酔っ払っていて、繁華街から自宅までのせいぜい20分間程度の道のりなので、特に何があるということはないけれど、タクシーの中というものには独特の雰囲気があると思う。 その雰囲気は、全く見ず知らずの運転手と客との間に生じるその場限りの「空気感」によるものだと思う。 地球という惑星のあちこちで、全く同時刻にひっそりと織りなされたタクシー運転手と客らによる5つのショートストーリー。 ジム・ジャームッシュらしい淡々とした語り口で繰り広げられるこのオムニバス作品には、本当に何気ない人間同士の関わり合いにおける素晴らしさが溢れている。 それぞれのストーリーの登場人物たちが、その束の間の出会いによって、何かが変わったということは決してない。 ただそれでも、その一つ一つの出会いが、次の瞬間の人生を築いていくということを、この映画は、深夜の静寂の中でしっとりと伝えてくる。 とても良い映画だと思った。 【鉄腕麗人】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-08-13 13:02:33) 70.「I yam what I yam」。最初のロサンゼルスが一番良かった。ウィノナ・ライダーもかわいかったし。にしても「カボチャ」と「羊」って・・・。 【すたーちゃいるど】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-04-11 18:03:29)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS