みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
5.馬車に揺られてとある町にやって来たジョン・ウェイン、しかし彼の雇い主はすでに殺されていてーーーという、ちょっぴりミステリ仕立て。映画後半には「部屋の中には射殺体と、銃を手にしたジョン・ウェインただ一人」という、密室もどきのシチュエーションまで登場(窓が全開なので全然密室じゃないけど)。余談だけどこのシーン、昼間なのにジョン・ウェインが窓の外に出る場面だけ夜になってる? もちろん謎解きを主眼にした作品ではなく、理屈っぽさもありません。逆にそういうのを期待しちゃうと、肩透かし。軽いノリで楽しみましょう。やたら揺れる馬車の中の光景も楽しいし、ポーカー勝負の場面などではちょっとした緊張感も。 ジョン・ウェインもまだこの頃はスマートで、銃の達人かと思わせる風貌ながら、実際はなかなか銃を抜かず、いざ抜いても相手を殴るだけ、ってのが、イイしゃないですか。 こういう西部劇のヒーローは、なぜかジイサンにモテる。いや女性にもモテて、気の強いヒロインとの関係がこれまた、見どころ。 彼女のお供として、コワモテのオジサンがいて、このヒトもポイント高かったりします。特に最後、犯人の顛末を、このオジサンを通して間接的に描くのがまた洒落てるじゃないですか。 なかなか気の利いた佳作だと思うのですが、どうでしょうか。 【鱗歌】さん [インターネット(字幕)] 8点(2021-12-05 14:15:31) 4.ミステリー色がかなり強い西部劇。事件が起こり謎解きをし、最後に種明かしが入って全てが一本の線に繋がるという、まさにミステリー小説を映像で観ているという感じの西部劇でした。メインの見どころは当然ストーリーですが、そこに女性関係という変数が絡み主人公にとって重要な働きをするというのはいつも通り。駅馬車で爆走や酒場シーン、銃要素も当然ありますが、それらを期待して観るというよりはストーリーを楽しみたいという人向けの作品かと思います。 【53羽の孔雀】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-01-17 19:15:51) 3.西部劇のジョン・ウェインが大好きなので、彼主演の作品ならどんなにつまらなくても、6点以下は付けなくないなと(笑)「戦後日本で初めて公開された西部劇」という歴史的価値?を除けば、ごくごく普通の出来だと思います。当時の占領軍の意思が働いたのかドンパチも殆どないし。その代わりいかにもウェインらしい、豪快な殴り合いシーンが用意されているので退屈はしません。登場する二人の女性=鉄火肌で気性の荒い女性と心優しい淑女=名作「荒野の決闘」にも通じる、ヒロインの対照的な性格設定もわかりやすくて良いです。 【放浪紳士チャーリー】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-07-10 13:52:10) 2.見るものが無かったので、見たんですがこれは良かった。ジョン・ウエイン若いのに貫禄充分で女にもてるのは当たり前の設定。それにかかわる二人の女性、じゃじゃ馬で勝気な牧場主は「ザ・プラクティス」のギャンブル検事にどこか似ていて、一方しとやかな感じのほうは十朱幸代の若い時にそっくりでした。満足しました!! 【白い男】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-06-28 12:13:46) 1.久しぶりのジョン・ウェイン、若いっすねぇ~。188cmも背があるしいかつい格好されちゃ、そらカッコイイに決まってんじゃん。戦後初めて日本で公開された西部劇ということで「駅馬車」みたいな派手なアクションもなく比較的静かな西部劇といったところなんですが、ウェイン以外にもジョージ・ヘイズやエラ・レインズ、ジョン・フォード映画でお馴染みウォード・ボンドなどが個性的な役柄で出てくるのでちょろっとコメディもはいって結構楽しめました。どのへんが「拳銃の町」なんかはわかりませんでしたけどまぁいいか。 【M・R・サイケデリコン】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-04-04 16:39:38)
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