みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
7.うーんダサいなー、この映画。そして安っぽい。(予算云々の話でなく) なんか演出が、10年以上前の日本のメロドラマみたい。演出とか、セリフ回しとか全てがダサくて安くてむずがゆくて肌に合わない。音楽が重要な要素の一つなんだが、後半は良くなってくるものの特に序盤のBGMは酷すぎる。 そして、主演二人の魅力が極めて弱い。ヒロインなんか凶暴で情緒不安定で意地悪そうで可愛くないし。この二人がどうなろうと全く興味がわかない。 脇役陣はいい感じの人たちが揃っていて、魅力薄な主人公ふたりを食っちゃってます。そんな人達のドタバタは笑えるところももちろんあるけど、こんなおちゃらけコメディとは思わなかった。物語の核のはずの手紙(海角七号)の話がなんか添え物のようだ。 ゲストキャラとして参加してるミュージシャンの中孝介がは、見るも無残な棒演技。 最終的に後味良く帰れたのは完全に歌の力だ。「のばら」は文句なしに名曲。 しかしながら、製作者の日本への友好的なメッセージが伝わってきて、こういう映画が台湾で大ヒットしてるってのは素晴らしいことだとは思います。 【すべから】さん [映画館(字幕)] 5点(2010-01-23 11:28:16)(良:1票) 6.うーん、なんつーか台湾のいい雰囲気はでてるんですけど、作りが雑?日本人の演技が総じてひどかった気がする。 【しっぽり】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-06-30 19:41:50) 5.台湾人男性と日本人女性のラブストーリーと、前座バンドの物語が軸だが、そこに、敗戦によって引き裂かれた日本人男性と台湾人女性の60年前の恋文が絡んでくる。 正直言って、序盤の唐突な場面展開やあまりと言えばあんまりなBGMにげっそりさせられたし、周囲の人々の人情劇もコミカルに描いているんだろうけれど、ほとんど笑えず、スベリっぱなし。 でも、虹が見える中盤あたりから俄然よくなり、ラストのライブシーンではなかなか魅せてくれ、爽やかな余韻を残してくれた。 映画そのものは決して褒められた出来ではないが、この映画が台湾で大ヒットしたということを聞くと、中国や韓国と似たような過去を持ちながら、台湾人の親日的な態度にはびっくりさせられる。 台湾の田舎、海辺の町はとてもキレイで行ってみたくなった。 【poppo】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2011-08-19 21:36:32) 4.全体として作りこみは雑だけど、何か心温まる映画だったなあ。台湾映画はそう見る機会はないけど、日本との戦時中の関係とかもっと知って観たくなった。台湾の人がいい味出してると思う。日本人役の女性はちょっと演技今一。 【カボキ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-08-16 04:10:53) 3.なんか惜しい。最後にライブの大団円、音楽の力でぐいっと持っていかれるのはとてもいい、それぞれの登場人物のストーリーが語られるのもとてもいい、今ひとつまとまっていない感じがするのは、主人公をめぐる恋愛のストーリーが薄いからなのか? それぞれが抱えてこんでいるモノの重さがそれほど重く感じられなくて、恋愛成就のために乗り越えるハードルが今ひとつ見えない。そしてそれを乗り越える動機が他人の手紙というのはどうかと思う。あの手紙の内容と、現代の方のラブストーリーを具体的に絡める必要があまり感じられなくて、そのためになんか破綻してるようにも思える。なによりまず、”それ読んじゃまずいだろ...”って思った。手紙の内容を知るのはそれが届けられたTomokoさんと観客だけにしておいて欲しかった。 でも素材はみんないい、リメイクされて大化けしないかな。。 【hoichi】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-06-13 01:20:55) 2.まず魏監督の来歴から楊德昌のスタイルをつい期待していると、肩透かしを食う。 冒頭のバイクの疾走などはまず『百年恋歌』現代篇を想起させ、風情ある地方部が主舞台となり、日本統治時代の回想が入るなど、どちらかといえば楊德昌というよりも80年代の侯孝賢的なルックを持つ。 序盤の垢抜けないコメディ・パートといい、詰め放題・拡散し放題の生温いドラマ展開といい、劇中でのなかなか結束しないバンドと同様にどうなることやらと最後まで心配になってしまうが、逆にその雑然・混迷ぶりがクライマックスのコンサートの集約感を一気に高め、高揚させる。 それまでの丁寧な人間関係描写あってこそ個々のメンバーの合奏が魅力を持つものになっている。 複数の世代、国籍、生活言語が共存する齟齬が生み出すドラマの実感、夕日に染まる漁港を始めとする美観にバイクの運動を組み合わせた情景ショットの見事さなど、徹底してローカルに拘ったゆえのヒットは肯ける。 【ユーカラ】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-02-11 20:44:27) 1.差出人も宛先も不明の日本から台湾へ、過去から送られてきた男から女への思いが切々と綴られた手紙。作品中随所で手紙の内容が挿入される。しかし作品の方はその手紙に恐らくは全く関係ないであろう人々の人間模様を描くコメディでした。そしてメインテーマであるはずの手紙の存在を忘れそうになる。そして忘れた頃に突然手紙が挿入される。その度に過去に何があったのだろうと思いをはせる。しかしすぐに作品はその手紙とは全くリンクしないと思われるガヤガヤした現代の台湾の話に引き戻される。この手紙がどうなるのかが気になって現代の台湾のコメディに気持ちが入っていかない。結局はどっちつかずの物足りなさが残る作品でした。ただ、キーボード担当の少女が台詞は少なかったけどなかなかいい存在感がありました。いつかまた別の映画で再会したいですね。 【とらや】さん [映画館(字幕)] 3点(2010-01-23 20:47:38)
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