みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
119.下衆さに吐き気が。 何だろうこれは。確かにかなり目を背けたくなったし、相当気分も悪くなった…これを製作している輩に。 ヤラセのTV番組のように、作った物、作ってる人の本気度等が非常に薄っぺらく、悪意すら感じる。こういうの見せておけば刺激的でウケるんだろ的な。誠実さの欠片も感じない。悪い意味で、凄く汚い物を見せられた感が。本当にこれが賞レースとかに出ちゃうヒット作?できればステマであって欲しい。映画観てる大人はもっとまともだと思いたい。 誰にも勧めないし、この輩達には1円たりとも落としたくない。 【団スバーン】さん [CS・衛星(邦画)] 0点(2014-11-22 15:49:03)(良:3票) 118.評価を見て大いに期待しましたが自分には解せない部分があり過ぎました。自分が中学生の時にもバカな生徒はいたし苛めもありました。人並かそれ以上に色々悩んだこともありましたが、だからといって映画としてこう言う表現はいかがなものでしょうか。どんな悲劇もエンターテイメントに昇華する監督の腕前に期待しましたが本作では救いは一切無く、奈落の底に突き落とされます。その点はリリィシュシュに似ているかも。しかし今の子供達はここまでバカじゃありませんよ。制作者側の悪意を感じる表現が散見できました。良いところも沢山あります。松子も大好きだし素晴らしい監督だとは思いますが本作に関しては人には絶対に勧めたく無いと思いました。 【Kの紅茶】さん [映画館(邦画)] 4点(2010-06-12 18:02:49)(良:3票) 117.こんな勘違いファンタジー映画を現代の問題を示したかのような社会派映画風に撮らないでほしい。 【akila】さん [映画館(邦画)] 0点(2011-09-05 01:42:12)(良:2票) 116.これを映画と認めたら、映画が失われる。 せめて、血の通った人間を描いてほしかった。 【ボビー】さん [映画館(邦画)] 0点(2010-11-03 19:22:10)(良:2票) 115.一言で言って爽快エンターテイメントホラーである。当分三菱東京UFJ銀行のコマーシャルに木村佳乃が出てくる度に背筋を凍らせることになりそうだ。 「観客が喜ぶことを第一に考えた」と称してテレビ局が制作する素人観光映像はもちろん百万光年引き離している。それどころか、世界の北野を軽く抜き去り、クリントイーストウッドをも脅かす出来だ。同じ松たか子出演の映画HEROが、松たか子の素材の味を貶め、映画の筋にすら関係のない韓国観光映像を挿入することをエンターテイメントと称して観客をコケにしているのと比較すると、この映画は松たか子の素材を120%生かし、とにかく観客を画面に釘付けにすることに徹し、見事に成功している。私がこれほど映画に没頭したのは、大げさに言えばエイリアン以来のことだ。イーストウッドのチェンジリングのエンターテイメント性も極上だが、この映画はエンターテイメント性において一枚上をいってる。北野たけしの「座頭市」も「エンターテイメントに徹した」と監督がコメントしていたが、率直にいってこの映画の敵ではない。実に爽快ではないか。映画なんてマーケティングだ、とほざいて鑑賞に耐えない稚拙な映像を垂れ流す人たちは、この映画を観てエンターテイメントを正しく再認識し、顔を赤らめ、謙虚に前進することになるに違いない。日本映画復活の狼煙はあがったのだ。 なーんてね。 【正義と微笑】さん [映画館(邦画)] 10点(2010-07-11 20:58:26)(良:2票) 114.最後の場面。生徒Aと対峙した森口先生の表情が、頭から消えません。押し殺してきた幾つもの想いが、今まさにこの瞬間、渾然一体となって発露した。壮絶な心情はある種の美しさを伴い、観客の心を打ち抜きます。先生が口にした最後の言葉が本作の全てだと思う。これほど重い軽口を聞いたことがありません。たった一言の皮肉に、どれほどの意味が込められているのか。その真意を量れるかどうかで、本作の評価は変わると思う。 【目隠シスト】さん [映画館(邦画)] 10点(2010-06-24 19:54:02)(良:2票) 113.また一つ”ただ事ではない”映画が誕生したと思う。 映画公開を前にして、湊かなえの原作を読んだ。 「問題作」という評に違わず、すぐ身近に存在し得る人間環境を描写しているにも関わらず、今までに感じたことの無い禍々しさとおぞましさに溢れた非常に後味の悪い小説だった。 しかし、後味の悪さを感じつつ、妙な爽快感も覚える自分がいて、そのことが更に後味を悪くした。 普通、これほど「後味の悪さ」を感じる物語は一方的に拒絶したくなるものだが、この作品はそれを許さない。 圧倒的な後味の悪さで突き放された途端、更に作品の世界観に引きつけられてしまう。 そうして、どっぷりとこの作品が持つ根本的な「悪意」に呑み込まれる。 原作を読む前、この映画化の監督が中島哲也だということを聞き、大いに意外に思った。 ストーリーの粗筋や、単行本の表紙を見る限り、極めて「色彩」のない物語だという印象を持っていたからだ。 「下妻物語」「嫌われ松子の一生」「パコと魔法の絵本」の過去作品において、破天荒なまでのカラフルさを見せつけてきた監督が、果たして巧く機能するのかと疑問に思った。 でも、原作を読み終えた瞬間、中島哲也によるこの映画化はきっと成功すると思えた。 読む前の印象の通り、この物語に「色彩」は乏しい。 人間の陰と闇、それらを生む絶望的に眩しい光。そして、牛乳の白と、血液の赤。この原作から受けた色彩はそれらのみと言っていい。 ただ、その限られた色彩を、明確に描き出せる映画監督は、この人をおいて他にいないだろうと思った。 この物語の表現において不可欠な要素は、劇場的なテンションの高さだ。 描き出され、展開されるシーンはどこまでも陰湿で救いがない。 しかし、それをジメジメとした感情で表現せず、乾いた笑いで弾き飛ばすようなテンションの高さで表現する。 それが殊更に憎悪と悪意を膨らませ、爆発する。 その原作が持つ本質的な悪意を、更に増幅させ、映画として爆発させるには、それ相応の悪意を持った映画監督でなければ無理だったろう。 問題作と言われる原作をたとえ忠実に映画化したとしても、普通その映画は問題作にはならない。 もう一度言うが、この映画はただ事ではない。明らかに「問題作」だ。 【鉄腕麗人】さん [映画館(邦画)] 10点(2010-06-06 22:26:39)(良:2票) 112.【過剰演出の極み】この監督の下では全ての題材が表層的な刺激にしかならないと思います。「これだから現代の若者は…」「だからゆとり世代は…」の精神を補強し育む映画。 鑑賞直後、凄い映画を見たと高揚感に包まれていました。しかし冷静になると、刺激的な画・ファンタジックな演出・音楽などの強い刺激により、考える隙もなくただ圧倒されていただけ、と気付きました。私はただ映像に洗脳されていただけだったのです。 どれだけ掘り下げて解釈するかは観客次第だと思います。さまざまな人間の醜さが表層的に過剰に強調されています。考えるきっかけとしてはとても分かり易く。そこから人間の本質や命とは何なのか掘り下げようと思えばいくらでも掘れそうな題材です。 しかし、この映画が描いている事象は非常に浅い。キャラ設定をした程度で終わっていると思います。その刺激的なキャラを娯楽として利用しているようにしか見えません。 そしてテーマを掘り下げたい観客は、側面のみを過剰に強調されたキャラを見て、観客それぞれの人生経験から想像された人物像を当てはめ、レッテル貼りをし、それぞれの人物についての批評を始めるのです。この流れ不健康だと思います。 監督はなぜこの題材を映画にしようと思ったのか本音を聞いてみたい。監督の不純な動機を想像してしまいとても不愉快です。 【エウロパ】さん [映画館(邦画)] 5点(2012-12-12 00:31:39)(良:1票) 111.倫理観やトレンド的なものに対して一切の配慮もなく、氏の構想するエンタメに対して真っ直ぐに撮りきった監督の心意気が清々しい。映像と脚本の破綻しない寄り添い方も、見事としか言いようがない。 松たか子、木村佳乃という「別に何の期待もしていない」役者陣でしたが、個々の実力以上としか思えない演技にも、驚かされました。 初見ですが、中島哲也。恐るべし。 【aksweet】さん [DVD(邦画)] 9点(2012-06-04 23:14:36)(良:1票) 110.叩かれるリスクを踏まえて敢えて。 評判が高いので見てみましたが、ミーハーな若者を喜ばせるだけの薄っぺらい映画だと思いました。 こんな作品に、「命の重さ」なんかわざとらしく語ってほしくない。 命も殺しも全てが記号的にそれっぽく並べられているだけで、好演している木村佳乃意外誰にも感情移入できませんでした。 映画を観てこんなにムカムカしたのは久しぶりです。 【おーる】さん [DVD(邦画)] 3点(2011-06-23 02:14:41)(良:1票) 109.つまらなかった。2時間にも満たないのに長く感じた。しかも見ていてイライラして胸糞が悪かった。どういつもこいつもエゴを振りかざしているだけで、誰一人として共感できる人物がいない。復讐ものの作品は映画やTVドラマ、アニメ等で多々あるが、大体の作品には一時的にでも爽快感があったり、何か考えさせられる事や、観終わった後に余韻があるが、この作品にはそう言ったものがなかった。この作品からは心の闇だけが見えて、何の光明も見えず、救いようがないし、後に何も残らない。演技は皆、上手いと言っていいのかもしれないが、大げさすぎるように見えて、演劇のようだった。個人的にはそれがいまいちだった。高評価が並んでいるが、個人的には合わなかったようだ。もう一度見ようとは思わない作品となったし、誰かに勧めたいと思う作品でもない。 【スワローマン】さん [DVD(邦画)] 1点(2011-03-06 11:31:47)(良:1票) 108.原作の世界観を損なわず、テンポよく映像も美しい。大人が子供に100%の全力で復讐をする。爽快です。 【ぷりとさね】さん [DVD(邦画)] 9点(2011-01-24 23:55:28)(良:1票) 107.観て何も残らない。 良いですね、こんなに美男・美女の学校があるなんて。 【ナラタージュ】さん [DVD(邦画)] 1点(2011-01-15 14:56:26)(良:1票) 106.中島監督の前作『パコと魔法の絵本』と前々作『嫌われ松子の一生』に私が1点という低い点をつけているのは何もかもを映像では語らずに言葉で語っているからなんだけど、深田恭子の独り言のようなナレーションで進んでゆく『下妻物語』が6点なのは何故か。例えば『パコ~』で絵本の物語が言葉で紡がれてゆくのも『嫌われ~』で言葉が歌となってストーリーを語ってゆくのも全然かまわないのだ。大事なところ、伝えたいところまで全てを言葉にしちゃうからダメなんだ。『下妻物語』には伝えるべきメッセージなんてなく、ひたすらエンターテイメントギャグ映画だったから良かったのだ(人物の行動をちゃんと映画的に処理していたし)。そしてこの『告白』もまた登場人物それぞれの独白という言葉で進んでゆくが『下妻物語』同様にメッセージなんてものはなく、ひたすらマンガ的エンターテイメントであるから「重要なところを言葉で語っちゃう」ことを回避し、結果その部分での私の大幅減点も免れることになる。独白が必ずしも真実ではなく、イコール・ストーリとならないのもいい。が、そのことを訂正してゆくのも他の者による独白でしかないわけで、例えば少年と少女の関係が少年側からと少女側からでは全く違うということだって一つの画で現せることは出来るのだ。もちろんそれぞれの独白が違う事実を語ることに面白さがある作品なのはわかる。でもその一つの画を「伏線」として出すくらいしてくれないと、私の中での高得点はあり得ない。あしからず。 でも5点は合格点ですから。 【R&A】さん [映画館(邦画)] 5点(2010-10-28 13:49:13)(良:1票) 105.本日一緒に見に行った友人(60代、成人した子供は3人いるけど孫はいない)のそのまた友人(68歳とか。私は面識なし)が世間のあまりの評判に期待して、同世代のお友達数人を誘って見に行き激しく後悔し、同行の人たちに謝りまくった、のだそうな。いや別に謝らなくたっていいでしょうよ、と私たちは語り合ったけど、この映画の子たちと同じ年頃の孫とかいそうな70歳前後の人たちにはかなりムリなのかもしれませんねえ。/私は原作未読ですが、そもそも原作受賞の際にかなり賛否両論が起きたと聞いていたから、友人から誘われなかったらパスしていたかも。/「下妻物語」と中島監督は大好きですしキャストも悪くないと思うしこういう映画があってもいいとは思うし、小説を誤読する人がいたっていいように、映画なんて自分の見方をすればいいじゃん、と思うからこれを評価する人がいても全然いいと思うんですけど、でも私は好きじゃないです。/但し「ハハンこれは現代の『罪と罰』ということか・・」と思っていたらすぐにセリフとして『罪と罰』が出てきたから、意外とわかりやすい構成ね、という気はしました。現代版『青春の殺人者』とも見えるか。しかし、私は今後『罪と罰』を読み返したり『青春の殺人者』を見直したりしたくはなっても、この映画を見直したくなることは、今んとこはないだろうと思っています。<追記:そうそう、もう一つ思い出したのは、今ハタチの姪が10年くらい前に学校で孤立したときのこと。心配した母親がもっと友達と話したりすればいいのに、というようなことを言ったら、ビックリしたような顔をして「だって誰もほんとのことなんか言わないよ」と言ったのだそうな。そういう意味では、この映画はちっとも新しくなんかないなあと思ったり、現実のほうがもっとゾッとするなあと思ってみたり・・。> 【おばちゃん】さん [映画館(邦画)] 7点(2010-07-28 21:11:14)(良:1票) 104.すげーおもしろかった。超娯楽作品! 観賞中、ずっと笑いっぱなしでした。 松っさんすげかった。。 いい顔し過ぎ。芸能の奥深さ。素敵です! 超爽快。 【Pecco】さん [映画館(邦画)] 8点(2010-07-12 20:30:10)(良:1票) 103.いくらなんでもリアリティなさ過ぎ。全てがワザとらしく、ちょっとこれは有り得ない。 よくハリウッドのお気楽な娯楽作が「リアリティがなさ過ぎる」という理由から低評価されるけど、これも大概! 【J.J.フォーラム】さん [映画館(邦画)] 0点(2010-07-12 01:47:20)(良:1票) 102.ベストセラー作品の映像化に見事成功した稀有な作品。 【tonao】さん [映画館(邦画)] 9点(2010-07-04 11:15:09)(良:1票) 101.しばらく日が経ってから思い返すと、意外に大して心に残ってないことに気づいた。 観た直後は、いやースゴいものを観てしまったと興奮しきりだったにも関わらず。 そしてもう一回観てみたいとも別に思わない。 なぜかと考えると、「あのシーン、あの画がよかった」と言えるところがないからではないか、と。 ストーリーの面白さ、撮影、編集の見事さにまんまと熱中させられたが、ある意味勢いで観させられたというか、画がお話を語るためのものでしかないからでは、とも思う。 美しいものにしろ怖いものにしろ、心に残る映画がいい映画だと思う自分にとって、この映画はそれほどいい映画とも思えなかった、ということだ。 【とと】さん [映画館(邦画)] 7点(2010-06-18 19:20:21)(良:1票) 100.90年代以降日本で盛り上がりを見せた少年犯罪の凶悪化言説、それが反映された最末期の作品ですね。なぜか2010年代以降この手の作品が全然話題にならなくなった気がします。他に注目すべき問題が出てきて少年犯罪程度で騒ぐ時代ではなくなったのか、あるいは観客やクリエイターの世代交代が進んだおかげでしょうか。アメリカの銃乱射などは現役バリバリの題材なところを見ると実は大して現実を反映した深刻な問題でもなかったんでしょうね。松たか子が殺してやりたいというと教室が静まり返る場面は良かったですね、みんな先生の話を聞いていないように見えて実はちゃんと聞いているんですよね。法律があてにできないにしろ警察の存在を無視しなければ成り立たないような不自然な物語を構築するのはやめるべきだと思います。こんなしょーもない内容で罪と罰を持ち出すとか勘弁してください。 【Сакурай Тосио】さん [インターネット(邦画)] 1点(2023-09-24 18:37:05)
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