みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
42.「『猿の惑星』の前日談を作ろう」…こんな企画が面白いわけがないのですが、本作はそんな困難な企画を大満足の仕上がりにしてしまった奇跡の傑作でした。監督したルパート・ワイアットなる人物はサンダンス映画祭で絶賛されたスリラー(日本未公開なのでその出来を確認することはできませんでした)を一本撮っただけのド新人なのですが、そんなインディーズ出身の新人がいきなり9000千万ドルもの予算を背負わされ、おまけに映画史に残る名作との比較に否応なくさらされるという重圧の中で、よくぞここまでの作品を作ったものだと感心しました。ジェームズ・キャメロンやティム・バートンですらうまくまとめられなかった企画ですからね、これ。。。本作は大風呂敷を広げず描写の細かさを徹底したことが勝因でした。「創世記」という大層なサブタイトルを付けられてはいるものの、映画の内容は主人公である猿がいかにして人類に愛想を尽かし、猿を組織化したかというだけのものです。前半はシーザーの生い立ちが丹念に描かれ、ついに革命を起こしても、サンフランシスコを突っ切ってゴールデンゲートブリッジの向こうにある森を目指すのみ、すべてが半径数十キロで収まってしまう小じんまりとした物語なのです。そして、この小じんまり感が正解でした。第一作は「惑星」という大層なタイトルとは裏腹に、実に小じんまりとした物語でした。メインの舞台はたったひとつの集落だったし、登場するキャラクターもそれほど多くありません。限定した舞台でのドラマやサスペンスを重視したことが第一作の勝因だったのですが、2001年のリメイクを含む続編はスケールの大きさにこだわる余り、どんどん大味になっていきました。本作はそんな続編の罠をうまく回避しているのです。それでいて、ラストのオチで「創世記」としての面目は保っているのですから、これぞ第一作の精神を受け継ぐ素晴らしい続編であると思います。 【ザ・チャンバラ】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-10-14 18:14:15)(良:3票) 41.エンドロールの最後の最後に日本にウイルスが・・・テンポよく楽しめました。 【東京ロッキー】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2012-03-21 13:44:37)(良:2票) 40.子供を誘わなかった事をとっても後悔(子供たちはカミさんと、『れっしゃナンバーワン大集合』とやらへ)。本作、これぞまさに大人から子供まで皆楽しめる映画。もちろんこれは、「子供向けの内容だけどよく出来ているので大人も楽しめる」という意味ではなく、「大人向けの内容だけどよく出来ているので子供も楽しめる」という意味。大体、まったくと言ってよいほど残酷描写を入れなかった(人が死ぬ描写自体、殆ど無い)ってのがスバラシイし、自信の表れでもあると思う。そりゃま、「主人公だけはおサルと理解し合える」ってな辺り、いささか甘いオハナシではあると思うし、例えば『リンク』なんて映画が実際のチンパンジーを使って撮影することでかえって「何を考えているかわからない」無表情の不気味さがあった事を思うと、今回のCGおサルの表情は雄弁すぎるとも思えるのだけど・・・だがしかし、これらの要素が有ればこそ、クライマックスの金門橋での攻防戦で、これが、おサルと人間、ともに死力を尽くした闘争で手に汗握るシーンとなっており、まあ平たく言えば「どっちもガンバレ」的に大いに盛り上がるのですな。全く違和感を生じさせないCG描写も、これは大したもの。CGのための映像、ではなく、人物を撮るための自然な光の中に、見事にCGを溶け込ませています。主人公の個人レベルのオハナシが、クライマックスでどんどん広がりを見せていくあたりも、70年代のパニック映画を彷彿とさせて、ホント、この映画の正々堂々の勝負ぶりには惚れ惚れしました。変にツジツマを合わせようとしてくれるな、観客のアラ探しを恐れるな、とことんパニックを盛り上げてくれ!と願いながら観てましたよ、そしてその願いを、この映画はかなえてくれましたよ。と言う訳で、ティム・バートンの例のリメイクも一種の先祖がえりの面はあったけど(原作小説に近付いたという意味で)、かつてのパニック映画へ見事に回帰して見せた本作にこそ、軍配が上がる。ま、比べるまでもないか。ティム・バートン、とんだ赤っ恥ですな。 【鱗歌】さん [映画館(字幕)] 9点(2011-11-05 17:07:38)(良:2票) 39.猿の映像表現がすごすぎ。こんなんやられたら、過去の猿の惑星は、もう見れないかも。ただ内容は切ないなー。なんか、観てて、人間ってのに自己嫌悪を感じて、観てるのが辛い部分もあった。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-05-14 00:17:33)(良:1票) 38.昔の続編シリーズの酷さが蘇ってきます。まともに観ることができたのはCG映像と序盤の方だけで、途中からストーリーがどんどんいい加減になってきて、もはやSFではなくお伽話でした。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2014-10-07 20:05:30)(良:1票) 37.子供の頃に、オリジナルの猿の惑星を初めて見た時の衝撃には遠く及ばなかった。 【センブリーヌ】さん [インターネット(吹替)] 5点(2025-01-11 15:59:59) 36.エピソード0なので『猿の惑星』感は少なめでツッコミどころは少なくない。 ただ、CGが凄いと全面に押し出している印象をそこまで感じず、シーザーをしっかりと感情移入させるあたり、 アンディ・サーキスの演技とルパート・ワイアットの演出の勝利だろう。 シリーズ誕生から43年経っても人は何も変わらず、楽するため上に立つため狡猾になっただけで愚かだなぁ。 【Cinecdocke】さん [映画館(字幕)] 6点(2022-05-27 23:45:37) 35.43年間の映像技術の進化をまざまざと感じるシーザーの喜怒哀楽ぶりと躍動感に満ちたカメラワークに釘付けでした。新薬に関する雑な展開は鑑賞後に「そういえば・・・」思い返されるものでした。 【The Grey Heron】さん [DVD(字幕)] 8点(2022-04-11 11:39:01) 34.良い作品でした。猿の惑星シリーズは全部見ています。現実問題的な違和感はあるかもしれませんが、一つの物語として楽しむことができました。 シーザーの表情が素晴らしい。頼もしい、かっこいいという印象を受けました。 【snowman】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2022-01-23 12:35:03) 33.CGが凄いことになっている。 私の頭では何が起こってもCGは別世界の事だからと 驚かなくなってしまったらしい。 猿やゴリラの凄い表情も良く出来ているなと思っては興ざめだ。 前作とは全く別物と思ってもあまり面白い作品ではないかな。 シーザーの孤独が印象的だった。 【プエルトガレラ】さん [DVD(吹替)] 5点(2020-10-10 18:51:05) 32.ずっと見逃していた作品ですが、今回動画配信でやっとみれました。 ストーリー、CGなど撮影技術がしっかりしており、よく出来ていたと思います。 ラストの次回へ続く伏線の張り方もGOODでした。 【とれびやん】さん [インターネット(字幕)] 8点(2020-05-05 10:35:55) 31.キッカケになる部分を丁寧に描いてある点は高評価でした。またCGIの発達でまるで違和感がない描写も凄いです。でもなんだか他の普通のアクション映画(見たら忘れる系)の一派であったのもまた事実です。 シーザーママが暴れるくだり、女性との出会い、オヤジさんを助けるくだりなんかはご都合主義感出ちゃっています(その割に不要なシーンだったりもします)。中盤シーザーが地位を確立してゆく流れは素晴らしいのですが、その後人間と戦う部分は結構安っぽい感じになっちゃってて残念感が漂います。そもそも論ですが、主人公が一番の悪(キッカケ)ですが、何となく看守や警察などにすり替えられていて、人類=悪という構図はいただけません。この映画はあくまで主人公のワガママや倫理観の欠如から起きた事件であることを強調すべきでした。 個人的にはリメイク=あくまでオリジナル脚本をそのまま最新映像で蘇られていただきたかったなという気持ちが強いです。 【アラジン2014】さん [インターネット(吹替)] 5点(2020-03-05 12:36:11) 30.「猿の惑星」のリブート作品。 「ダークナイト」以降、ただのリメイクではなく、シリアスでリアルな仕上がりにするのが主流でこの「猿の惑星」もそんな感じです。 僕が一番最初に見たのはほぼリアルタイムで見たティム・バートン版でした。 特殊メイクで話題になっておりましたが、本作の印象は全然違う感じです。 アルツハイマーのお父さんが治るどころか、以前より凄くなるけど、またボケちゃう感じは「アルジャーノンに花束を」的な感じでそれだけでも十分なストーリーとして成立すると思えますが、あくまでメインは「猿」。 その「猿」の天才チンパンジーとの生活の前半パート、そして当然「猿の惑星」なので…という後半パート。 ある意味、「猿の惑星」であるが故の展開… 「猿の惑星」とか関係なしに普通に面白い作品です。 僕は「猿の惑星」はこんなシリアスな作品ではなく、風刺の効いたシニカルなコメディであり、シリーズ作品は憎めない愛すべきB級映画と思っていたので、この作品の制作者とは解釈が随分違います。 同じ映画が好きでも解釈が違う…だからこそ映画ってやっぱ面白いですね~ 十分楽しめましたけれども、もしかしたら、「猿の惑星」とかのタイトルを入れずに別物として見た方が良かったかもしれません。 【映画の夢】さん [DVD(字幕)] 6点(2019-11-30 23:17:21) 29.以前のシリーズとは打って変わって現代的(?)になっている。 映像の素晴らしさも含め単独で見応えがあり、映画としての完成度も高い。リメイクして良かった作品だと思う。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-02-18 10:45:16) 28.あまりに説得力の無いストーリーにガッカリ 【マンデーサイレンス】さん [ブルーレイ(字幕)] 4点(2014-12-03 13:01:04) 27.ただの猿の脱出劇。人間も猿も知性が足りない。いきあたりばったりで行動しているようにしか見えず、脱出する側も捕まえる側も戦略性が足りない。ゆえに面白くない。 【もんでんどん】さん [地上波(字幕)] 4点(2014-11-20 14:42:48) 26.CGに頼りすぎで中身が薄くなってしまったような。息抜きのパニック映画としてはよいのだろうけど。 オリジナルの衝撃に比べてしまうと、どうしても二番煎じになってしまうのは仕方ないかな。 【東京50km圏道路地図】さん [地上波(吹替)] 5点(2014-09-21 16:37:51) 25.数々の駄作の続編に比べればマシな映画なんだけど まったく素晴らしい映画でもない。 【aimihcimuim】さん [DVD(字幕)] 5点(2014-09-07 13:39:59) 24.「猿の惑星・征服」「最後の猿の惑星」と、世にも強烈な駄作を作品を見た後だったので、面食らうくらい まともな作品に思えました。 【ケンジ】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-01-22 02:45:57) 23.ちょっと期待しすぎたか。この一つ前の「PLANET OF THE APES/猿の惑星」が最悪だったことを考えると結構面白く観れますが、オリジナルの第一作目の衝撃と比べるのは難しい。やはり「いわゆる猿」が人間相手に有利に戦いを運べることに違和感がある。運動能力は認めるけどやっぱり銃には勝てないのではないでしょうか、普通。あと、主人公の人間が開発した薬が人類滅亡の発端という事でしょうか。それもなんか突発過ぎるような気がしました。 【珈琲時間】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2013-09-18 12:23:52)
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