みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
6.ひと言でいえば、学生運動として見た三島事件。以前に観た同じ監督による『実録・連合赤軍事件』と似たような雰囲気で、その続編といっていいのだろう。しかしそれに比べると、明らかに薄っぺらで、迫力もなく、これはつまり、若松孝二という映画作家には学生運動はよくわかっても、三島由紀夫はよく理解できていなかった、ということだと思う。 【goro】さん [DVD(邦画)] 4点(2013-05-04 16:07:44)(良:2票) 5.しっかりとした美しい画と達者な演技陣は評価できるが、映画として何を言いたいのかさっぱりわからない。 【ブッキングパパ】さん [インターネット(邦画)] 5点(2020-05-05 20:37:47) 4.興味深く観た。この映画だけで当時の日本を理解するのは無理だけど、今では考えられない熱いものがあったのがよくわかる。 【noji】さん [インターネット(邦画)] 6点(2020-04-16 21:45:57) 3.映画というよりテレビの特番における再現シーンをそのまま二時間やったというだけの感じ。映画としてはかなりチャチで、これ一本で映画館で千いくらのお金とったら怒っちゃうレベル。最後の演説シーンも、集められた自衛隊員たちは当時のフィルムを使っているだけで、エキストラはゼロ。ヘリも飛んでおらず、ただ俳優が演説しているだけ。特番における再現シーンの域を出ていないという所以だが、これは演出についても同様で、再現シーンお決まりの型どおりの演出だけが行われている。三島に対する独自の視点もなく、映画にしたいポイントがどこにあるかも分からないところもそう。エンドロールで三島の全小説のタイトルが出るのも意味不明だが、少なくともこの作り手がそれらをほとんど読んでないのはよっく分かる。これだけ予算がなく閉鎖的に見えてしまうなら、それを逆手にとって、三島の、他人排除の自己陶酔性を軸に撮るとか、三島を映画にしたいくらいの思い込みがあるのならそれくらいの発想は出そうな気がするのだが。評価できるところが何もないということで0点を献上させていただきます。 【シン】さん [CS・衛星(邦画)] 0点(2016-04-26 07:48:03) 2.楯の会や三島事件など晩年から三島由紀夫を知るきっかけにはなる。三島事件はこの映画だけ見ると若者に推されて否応なくという感があるが真偽は? 【すたーちゃいるど】さん [DVD(邦画)] 7点(2013-09-15 17:53:10) 1.この日は私が生まれた日である。親から聞いた話によるとこの日の午後に私は生まれた。 誰もが生まれた日に何かがあって、それを自分の人生と関連付けるのは無意味なことなのであるが、この事件に関しては、こういうわけで心にひっかかっていたし、本やネットで事件を調べたりもしていた。 この日に生まれ、普通の家庭に育った自分にとっては、右左のどちらが正しいという情報は「どちらも正しい」としか思えず、その極端な行動に関しては「どちらも間違っている」としか考えられなかった。 自分は若松孝二監督に感謝している。 「連合赤軍」と対極にある立場の「三島由紀夫」。 右左の論争はどんな情報を見ても、限りなく深く混乱させられるばかりであったが、この2つの映画で描かれているのは、当事者たちが何を考え、どう行動したかを思い入れを持ちながらも客観的にも描いている。 自分が二十になる頃には、自分が生まれた時代の空気に対する憧れが確かにあって、世間はバブルだと言われながらも自分の世代は言いたいことを言えない閉塞感に打ちのめされていたし、この時代の若者はエネルギーがあると言うより、波に乗って言いたいことを好きなだけ言えたんだという恨めしさもある。 しかし、この70年頃の空気に対する憧れと、事実は別のものであり、「何があったか」という点で若松孝二監督は最もわかりやすく、この日に生まれた自分の疑問に答えてくれた。 三島に関して深く研究している方にはこの映画に対する反発もあろう。 映画としてはこの俳優では若すぎるという違和感もある。 しかし臆することなく、この事件を語ってくれた監督に感謝します。 【どっぐす】さん [映画館(邦画)] 7点(2012-06-18 02:47:18)
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