みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
6.ごくノーマルな男女間のちょっとしたゆがみを上手いこと掬い上げるのが本来のアレン芸。今作は男が人格破綻気味なまでにクセが強いので、いつものアレン風観察力がフルに発揮されたとは言い難い。簡単に言うとすんごく偏屈な男が自己破滅したお話。そこに絡むエマ・ストーンがまあ素敵なこと綺麗なこと。学生の役柄をふまえて、ファッションは何着か着回ししている気配り演出なのだけどそれらが可愛いったらないんである。白地に紺ステッチのワンピやチェックのシャツとショートパンツ等、どれもとても似合ってて彼女の立ち姿が画として強烈に印象的でした。 いまやアレンのお気に入りなのね。「マジック・イン・ムーンライト」に次いで、キラキラのエマであります。対するホアキンは腹の出た中年になっててややがっくりです。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-06-11 00:47:43)(良:1票) 5.いつんものウッディアレン節炸裂という感じの作品で、重い内容を軽いダッチに作っております。 なので、まあ、気軽に見れる犯罪映画。落ち込まなくて済むので、なんか軽い感じのものが見たい時におすすめ。 【シネマファン55号】さん [インターネット(吹替)] 6点(2021-09-16 13:03:34) 4.いつものようにクオリティーは高く、観ていてかなり惹き込まれてしまいました。 ただ、映画を観てると、「何が言いたいのか?」と監督の意図を探ったりします。どうしても人間は意味を求めたがるものです。 この映画も、ウディの主張なんてのを考え始めると、「殺人の罪を犯すと報いが来る」とか思い浮かぶことが平凡過ぎて、ホントにそんなことが言いたくて作ったのか疑問を感じます。他の作品ほど人生のアイロニーを感じさせないのも一因です。 「ただ楽しんでもらえばそれでいい、毎年撮ってるから1本くらいはお気に入りに出会うかもね」とウディは言うかもしれませんが。 【amicky】さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-04-10 10:55:20) 3.自殺願望をもつ怪しげな魅力が女性を惹きつける哲学教授エイブと、教授にホレた意識高めの女子大生ジルに、現実逃避願望のある年配女性リタが絡んでくる三角関係のお話。と思いきや、教授は殺人に生きがいを見出して輝き始める。アレンらしい軽快なテンポの中に、人間のおかしさと、生きる妙が現れた快作。ホアキン・フェニックスの巧さが光る。エイブとの逃避行(?)を決めたリタのその後がなかったのが、少し残念。 【カワウソの聞耳】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-04-09 21:39:00) 2.全編に流れるトーンはいかにも近年のウディ・アレン。最後の場面はよかった。ちょっとヒッチコック風? アレンはいつもお気に入りの女優を多用するが、今はエマなんですねえ。もういい歳なのに、ぶれないトーンと女優陣。羨ましいです。 【kaaaz】さん [インターネット(字幕)] 7点(2017-04-08 23:45:19) 1.ウッディ・アレン映画はあまり得意ではないのですが、この映画は割と楽しめました。アレン映画にはコメディ担当のような登場人物が1人や2人いるものですが、本作には見当たりません。ストーリーだけを追っていくと、シリアスな映画と何も変わりません。演じている俳優たちはこの映画がコメディとなることは知ってたでしょうが、撮影現場ではシリアスな映画のつもりで演じていたのでしょう。演技はシリアス、演出や音楽、編集でコメディの味付けをした感じでしょうか。こういう作り方も面白いものだと感じました。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 6点(2016-07-08 22:27:56)
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