みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
6.『ナイトクローラー』ではヒョロヒョロに減量していたジェイク・ギレンホールが、今度は筋肉モリモリマッチョマンになっていました。ギレンホールの役者魂もさることながら、最近のハリウッドの肉体改造技術は本当にすごいことになっています。監督もギレンホールの肉体こそが最大の見せ場であることをちゃんとわかっており、冒頭から出し惜しみなし。また、MTV出身の監督だけあって画作りはお手のものであり、もしテレビで放送されていたら本当のボクシング中継かと勘違いしてしまいそうな見せ場を作り上げています。こちらも見事でした。 物語はスポーツ映画の王道通り「栄光→没落→再起」のフローで推移し、ほとんど変化球なし。ロートルトレーナーとの出会いや、周囲の人々とのドラマなどテンプレートから1mmも離れることがなく、だからこそきっちり感動させられるものの、残念ながら水準作以上にはなっていません。 さらには、作りが粗い部分も目立っています。あれだけ人目が多い場での発砲事件だったにも関わらず、奥さんを誤射した犯人が逮捕されないという点はさすがに不自然。また、対戦相手となるボクサーは「ビ○チはもうお前を助けてくれないぜ」とか言って傷心の主人公を煽ってきますが、いくらヒールであってもここまで言ってくる奴はいないでしょ。さすがにイジれないネタというか。しかも、あんたの子分が誤射したことへの罪悪感はないのかと。急に娘が反発し始めたことも不自然であり、何か重要なエピソードを見落としたかと思ってしまいました。 もうひとつの問題点は、前述した通り現実のボクシング中継に極めて近いルックスを作りながらも、オーディエンスの存在が描かれていないことです。主人公は一度没落しますが、彼はアルコールやドラッグで自滅したのではなく奥さんの急死という同情すべき背景があったのだから、世論は彼に味方するはず。あれほど急激な没落は不自然に感じました。また、主人公が金づるではなくなった途端に相手ボクサーに寝返ったプロモーターやトレーナーはバッシングを受けるはずなのに、そうしたオーディエンスの反応がまるで描かれていません。こうしたディティールの面で失敗しているため、本作のドラマには乗りきれませんでした。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 6点(2017-01-10 18:59:35)(良:2票) 5.完全に「ロッキー」のマネです。 正確には「ロッキー2」です。 成功から転落し、また復帰するという。 この映画作った人間は、何故「ロッキー」が成功したか理解していません。 「ロッキー」が成功したのは、サントラのおかげです。 だから、あのシリーズは、見たあとに元気がもらえるんです。 本作は、全編通して暗いBGMで、見終わったあとに余韻を残さないんです。 また「ロッキー」を見たくなりました。 【クロエ】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2017-04-25 22:12:21)(良:1票) 4.ストーリーはありがちで、ロッキーの二番煎じという印象。銃撃事件の真相(ライバルの兄弟が発砲?)が主人公に明らかにされず、ケンカを止めに入った黒人が誤認逮捕されたまま終わってしまったのが消化不良。この点について誰か教えてください。 【東京50km圏道路地図】さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2022-11-18 11:49:47) 3.まあ、ボクシングではありがちなストーリー。めでたしめでたしってところかな。 【イサオマン】さん [地上波(吹替)] 4点(2021-07-30 23:15:22) 2.定番の流れだが、スポーツ、特にボクシング系は試合があるので盛り上がる。 それにしても、もう少し何か別の横糸というか、深みというか、あればな〜、と思う。 【simple】さん [地上波(吹替)] 5点(2020-11-01 16:47:47) 1.前半から中盤の妻が殺されてしまうところまでは、伏線も多くて非常に面白かったのだが、中盤以降からは娘が急に立ち直ったり、親父が心身共に復活してただただ相手をノシてしまうだけというのがいただけない。もう少し復讐劇なのだから、途中のやりとりがあると思うし、ドン底から這い上がる過程が欲しかった。 【SUPISUTA】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-08-15 04:56:01)
【点数情報】
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