みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
16.IMAX-3Dにて鑑賞。 ひたすらに強く大きくという方向性での進化を遂げ、そろそろお腹いっぱいになりそうなMCUですが、ここに来て従来の作品群とは異なる趣の本作を登場させたことには驚かされました。というか、MCUという枠を超えてアクション映画全般を眺めてもこれほど独創的な作品は珍しく、娯楽映画史におけるベンチマークのひとつになるのではないかとすら思いました。それほど本作のビジュアルは革新的で強烈なのです。発想力の逞しさ、そして、これほど複雑な見せ場をよくぞ作り込んだものだと感心するほどの緻密さであり、もはや芸術の域にまで達しています。今までボンクラだと思っていたスコット・デリクソン監督が、まさかここまで出来る奴だとは思ってもみませんでした。 一方、物語はヒーロー誕生編としてはかなりオーソドックスなものです。ビジュアルこそがメインの作品なのでお話は観客の目を邪魔しない程度でいいという判断があったのでしょうが、それでも、ここ10年ヒーローものを作り続けているマーベルはちゃんと成功方程式に落とし込んで手堅く仕上げています。適度に笑わせ、適度にハラハラさせ、適度に感動させる、娯楽作として過不足なしです。パワーの源や、世界を滅ぼしかねない脅威の説明、長ったらしい固有名詞の羅列に入ると「MCU内に世界の脅威はどれだけ大勢いるんだよ」と少々退屈になるものの、この辺りにも深入りしすぎないのでストレスは感じませんでした。 華と演技力を兼ね備えた豪華俳優陣は、それぞれ説得力のあるパフォーマンスを見せています。作品全体のスピード感を落とさないよう、主人公以外の背景はほとんど語られないのですが、それぞれに演技のできる役者を配置したことで、そのキャラクターの歴史が透けて見えてくるのです。この辺りの塩梅も見事なものだと思いました。 ある程度の割り切りの下に作られているため傑作とは言えませんが、見せ場の独創性で引っ張るかなり印象深い作品でした。 【ザ・チャンバラ】さん [映画館(字幕)] 8点(2017-01-28 00:19:50)(良:2票) 15.アベンジャーズシリーズでの活躍ぶりを見て、やはり見ておかないとな、と思い鑑賞。アベンジャーズでの時の方が時も経っているので当然ながら、技も多彩で、態度に余裕もあったのでカッコよく見えた。まぁ本作は優秀な魔術師になっていく過程を描いた作品なのでその辺仕方がないのだが。やはり時系列的にはアベンジャーズより先に見るべきであったな。ハードルが上がり過ぎてしまった。映像表現的にはかなり凝ってはいるが、なんだかあまり凄さを感じないと言うのもあった。それと、ストーリーがもいまいちにも感じたな。とは言え、ストレンジのジョークや、マントとのやりとりにはクスっとさせられる部分もあったし、映画全体としては及第点と言ったところ。 【スワローマン】さん [インターネット(字幕)] 6点(2019-05-19 18:46:54)(良:1票) 14.アメコミものとしてはかなり異色。 医者が主人公だし、東洋の文化を取り入れてるし、時間や空間を操るといった能力もぶっ飛んでて良い。 登場人物皆が信念に基づいて行動しており、主人公に至っては医者に復帰するという目的のために戦っているので、単純に敵を倒してスカッとするというような王道とは少し外れた所もまた良いと思った。 空間がねじ曲がったりする映像がとにかく凄くて、それだけでも観る価値があると思う。 また、MCU作品ながら他と関わりが薄い為、単独で観ても全然大丈夫である。 【ヴレア】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2017-06-21 19:43:43)(良:1票) 13.マーベル・コミックのクロスオーバー作品である“マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)”のシリーズ第14作目にして、“フェイズ3”の2作目なんて聞くと、もはやファンですら混乱してしまいそうで、完全に一見さんお断りの雰囲気を醸し出している。 ついに「魔術師」まで登場してしまっては、この世界観のリアリティーラインが一気にぶっ飛びそうだが、その「異質」さが、逆に一見さんを“アリ”にしてくれているようにも感じた。 故に、特にMCUシリーズのファンにとっては、大いに賛否が分かれる作品に仕上がっていると思う。 アメコミ自体への造詣が深いわけではないので、当初は「ドクター・ストレンジ?何だそれ?」といったところだったが、MCUにベネディクト・カンバーバッチが参戦となれば、当然劇場に足を運ばぬわけにはいかない。 そして、傲慢で屈折した性格を持つ天才外科医なんて役どころが、カンバーバッチにマッチしないわけがなく、髭を蓄えた白髪交じりの魔術師の立ち振舞も、他のマーベルヒーローとは一線を画す格好良さがあった。 ある意味では、そのビジュアル的な娯楽性を達成できている時点で、アメコミ映画としては「成功」と言ってもいいのかもしれない。 しかしながら、これまでのMCUシリーズ各作品において(すべてとは言わないが)ストーリーテリングの巧さとエンターテイメントとしての手際の良さによって高揚感を与え続けられてきたファンとしては、少々稚拙なストーリー展開に思わず眉をひそめてしまった。 冒頭からクライマックスに至るまで、終始ストーリー運びが唐突に感じた。 天才外科医だった主人公が、交通事故を起こし、天職を失い、絶望し、彷徨い、偶然に怪しい呪術の存在を知り、学び、魔術師になる。その一連の流れがあまりに短絡的で、都合いい。「そういう運命だから」という一言で済ませようとするような乱暴さすら感じてしまう。 主人公をはじめとする各キャラクターの行動理由についての描写も非常に薄い。 何やらわけの分からぬ固有名詞を連発してそれっぽいことを述べて、強引に事を運んでいるように見えてならなかった。 ラストの主人公が勝利するくだりは、魔術師らしい狡猾な“とんち”が効いていて小気味よかったが、あのような展開がまかり通るのならば、それを活かしてもっと巧いストーリーテリングが構築できたのではないかと思える。 序盤の都合のいい展開も、時空を超越した魔術師の仕業だった〜なんてオチであれば、楽しかったのにと口惜しさが残った。 とはいえ、前述の通りMCUシリーズの中でも個性的な作品であることは間違いない。 ストーリーの稚拙さはあるが、場面場面の愛らしさを含め、奇妙で歪でかわいい映画と言えなくもない。 「魔術師」の登場に対してリアリティーラインの崩壊を危惧したけれど、考えてみれば、古来より「科学」と「魔術」の境界線は紙一重であり、実は今もそれは変わりないのかもしれない。(「ドラえもん のび太の魔界大冒険」で出来杉くんも同様のことを言っていた) ならば、科学の粋を集めたアイアンマンと魔術師のドクター・ストレンジが同一世界に居たとしても全くおかしくはないのだろう。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 6点(2017-02-27 23:40:07)(良:1票) 12.キャプテンアメリカ、アイアンマン、マイティ・ソーときてコレを見たんですが、能力が極悪すぎる。キャップがかわいそうになってくる。 話の方はちょっと難しくてよく分からなかったですね。精神世界についての不可解な説法をしてきて、瞑想と修行に明け暮れ、不思議な力を使う人たち。向こうの人たちにとっては未だにこんなイメージなんでしょうか?東洋人の端くれとして、俺らに変なことを期待しないでくれって言いたいですね。 あとこの映画とは関係ないんですが、アマプラがやたらと「次は舞妓haaaaaaan!!!を見ろよ。」と勧めてきて困ってます。 【あなたのはレビオSir.】さん [インターネット(吹替)] 4点(2025-02-03 22:29:52) 11.魔法使いと魔術師は別ものなのだと、比較的最近になって知りました。魔術って、なんだか胡散臭いです。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2022-01-08 21:49:46) 10.時間を操るというのは無敵感が漂うが、その使い方としては上手い方法だった。 映像の使い方を考えた作品で、飽きることは無いが、感動的とは言えない作品、 【simple】さん [地上波(吹替)] 6点(2019-05-19 13:20:00) 9.マントがうける 結末は結構予想がつきました。 【pokobun】さん [DVD(吹替)] 5点(2019-05-02 22:44:51) 8.あまりネームバリューが無いなと思ったが、最後までおもしろかった 設定を良く活かしており、最後の畳み掛ける演出は素晴らしかった 【Ren】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-12-02 14:41:41) 7.もっとドクターストレンジを信じる、あがめるに値する奇跡をみせてほしかったです。インセプションと同じスタッフなのかな、こちらは3Dの他の視覚効果にも引き込まれました。さて、今度はマイティソーをみなくては・・・ 【HRM36】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2018-06-24 18:46:42) 6.テルダ・スウィントンにレイチェル・マクアダムスってどれだけ豪華な俳優使ってるんだ!。130分と長いですが、エンドロールも忘れないで見てね。 【ゆっきー】さん [DVD(字幕)] 7点(2018-04-23 08:39:43) 5.主人公、わがまますぎて好きになれない。映像はきれいだが、なんかごちゃごちゃしすぎ。ストーリはSFファンタジーというより、コメディ。好みじゃありませんでした。 【木村一号】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-01-06 23:36:05) 4.インセプション風のこれでもかというぐらい手が込んでいる映像が非常に見応えがあり面白かったです。出来れば映画館で見たかったかなと思いました。ストーリーはアメコミ作品なのでまあそんなもんかなという程度でしたけども。アベンジャーズ関連の映画らしいですが、ベネディクト・カンバーバッチとマッツ・ミケルセンまでも参入してきてホントどんだけキャストにお金使う気なんでしょうかね(笑) 【映画大好きっ子】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2017-12-26 20:25:50) 3.アメコミだったことに驚いた。ただし、『インセプション』の二番煎じ的な映像であり、驚きはないです。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 5点(2017-09-23 11:05:09) 2.このキャストでマーベル、っていう意外性が売りでしょうか。持ち味を活かしつつ、きっちり娯楽作品に収まっているのはさすが。3D効果も抜群。筋はつっこみどころ満載ですが…。それにしてもティルダ・スウィントンが、ハリウッドでこういう風に成功するとは思わなかった。 【Gioachino】さん [3D(字幕)] 6点(2017-02-12 18:27:28) 1.西洋の吸血鬼や、魔法ネタが苦手なので(ハリー○ッターが嫌いで…)暇つぶしくらいの気持ちで観に行きましが楽しく鑑賞出来ました。 ポッター+インセプション+ポップ&コミカルと言ったところでしょうか。カンバーバッチはこう言う役も出来るのですね!マントも可愛かったし観たことのない映像体験も良かったです。「時間」についてもなかなか良いこと言ってましたよ。 一番怖いのはやっぱり脇見運転ですね…自分への戒めにもなりました。 【Kの紅茶】さん [映画館(字幕)] 7点(2017-02-07 11:46:28)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS