みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
7.刑務所で仕入れたガセ情報に踊らされ、押し入った農家の家族四人を皆殺しにしてしまった無軌道な二人の犯罪者の顛末。本作は原作の「ノンフィクション・ノベル」の雰囲気そのままに、抑えに抑えた演出と陰影の利いた映像で仕上げた実録映画になってます。昔の記憶では「怖い映画」という印象だけが残ってましたが、再見して、社会の底辺で「犯罪者」となっていく人間の浅はかさと、「動機なき殺人者」の「動機」を丹念に追った見応えのある作品だということが解りました。ことさら被害者達や犯人達へ同情的視線を注ぐことなく、映画は終始冷徹な視線を貫いている。だからこそのラスト・シーン。1967年当時としてはかなり衝撃的だったと思いますが、この映画は現在でも普遍性を兼ね備えていると思います、7点献上。 【sayzin】さん [地上波(吹替)] 7点(2006-09-29 00:00:55)(良:1票) 6.実際にあった事件を描いた作品らしく、モノクロ映像が迫力とリアル性を感じさせる。 役者さんも悪くない。鑑賞後は面白いと思ったのだが、時間が経つと記憶が徐々に薄れてくる。 登場人物たちの人間描写が不足しているのか、自分がこの程度の凶悪犯罪には慣れているのか、 事件の背景が今一つインパクトに欠け、ただその顛末記を淡々と描いたという印象も・・・。 タイトル自体が本作の妙味ではあるんだけど、ラストシーンが一番表現できていたのかも。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-02-22 00:59:00) 5.原作既読。内容は出来る限り原作に忠実に作られているのだが、映画版は収録時間の関係もあってか表面的な部分しか語られていない。それにより時代風化を免れない、ありふれたノンフィクション・サスペンス映画になってしまっている。改めてカポーティの鋭い切り口、深い描写力を実感させられた。 【おーる】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-12-28 10:32:22) 4.殺人の犯行シーンを終盤にもってきたのがナイスでしたねえ。 【ケンジ】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-03-15 20:49:12) 3.カポーティの「ノーフィクション・ノベル」がベース。 突然の凶悪化、なかなか納得は出来ない。“切れる”ということか? どこでも必ず起こる得る問題か・・。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-03-06 18:42:08) 2.この映画の原作は実話を基にしたそうで。ラストはあまりにも衝撃的すぎる・・。こういう映画は昔だからこそできたものです。 【M・R・サイケデリコン】さん 8点(2003-06-19 22:12:58) 1. この種の犯罪映画としては抜群の迫力だが、ベストセラーとなったトルーマン・カポーティの原作ドキュメンタリーに負う所が大きい。正に「事実は小説より奇なり」といった感じか。リチャード・ブルックス監督作としてもベストだと思う。スコット・ウィルスン、ロバート・ブレイクとも異様な凄味を出して好演。ただ、「面白い」といった類のモノではないので、誰にでもオススメとは…。 【へちょちょ】さん 8点(2002-12-31 02:36:34)
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