みんなのシネマレビュー |
|
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
199.レプリカントが私たちとは異質な悪と感じられたら、この映画は吐き気さえ催す駄作に感じられるかもしれません。(確かに、そういう方向の想像力の発揮もありかもと今、ふと思ったりもするのですが)、、、、、、、レプリカントが求めているものは、限定づけられた命をながらえることであり、それは人間の根源的な欲求と重なり合うものです。、、、だから彼らが延命の術を求めて、街をさまよう姿は、行き詰まった恋愛、隘路に逢着した仕事に活路を求めつつ、虚しく歩む私たち自身の姿を想起させるのです。ヴァン・ゲリスの流れる雨降る夜の街は、そうした情感をさらに強くしてくれるものでした。、、、、そうした彼らに対して、既存の社会は、絶対的な障壁を設定し、差別し、その欲求の実現を暴力的に抑圧する。、、、、、、、それに対して彼らは暴力で応える。、、、彼らの中に、自分達と共通する願望を認め、差別される姿に同感を覚えつつも、その暴力に抵抗感を感じながら映像に見入ってゆくことになります。そしてロイの最後。、、、、自分は、極めて短期間であっても、誰とも違う経験をすることができた、その経験を美しく抱きながら、この先の命を断念しようと、ロイは暴力を収め、運命に従いました。、、、、あまりに美しく神々しい。、、、この時、私という存在も、経験、思い出によって定義される存在であるということが、切々と了解されるのです。過去の想い出は、わたしという現象そのものであるのかもしれない、、、、、、。レイチェルが懊悩するのは、自分を定義してくれる、かけがえのない記憶、思い出が、実は偽りのものであるかもしれないからでした。、、、SFの魅力は、今と違う世界を描くことで、私たちの想像力を刺激し、刺激された想像力で、ふと今の世界を見たとき、今の世界が違った形で豊かさを回復してくれる、というところにあると思います。そしてこの作品は、そうしたSFの魅力を見事に実現していると私は考えます。 【王の七つの森】さん 10点(2004-06-03 12:06:01)(良:4票) 198.世界観が本当に素晴らしい。演出としてうどんやら舞妓さんやら日本的なものがいろいろとでてくるが、日本人のぼくが観ても何一つ違和感なくこの世界観を醸し出す道具となっているように思えた。またレプリカントの死に様がなんとも美しい。特にルトガーハウアーの演技は悲哀が漂っていた。 【しっぽり】さん [DVD(字幕)] 9点(2011-09-11 23:39:42)(良:2票) 197.レプリも長く生きると感情が芽生える。恋愛感情や仲間意識も生まれるし、奴隷であることに嫌悪する。死にたくないとまで考える。もともと理性しかない機械なのに。生命は感情から理性を得たのに、レプリは理性から感情を得ている。もしかしたらこの話は、感情や本能の存在目的は、理性的に結論が出るという事を言いたかったのだろうか。機械の彼らが命を大切にし、もっと生きようとした理由はなんだったんだろう。 【カジ】さん 9点(2005-01-25 21:15:09)(良:2票) 196.3日前に“ブレードランナー 初鑑賞”のつもりで観た「ディレクターズカット 最終版」だったが、鑑賞後に同じバージョンを10年以上前に観ていたことに気づく……。 気を取り直して、この「オリジナル劇場版」を満を持して“初鑑賞”。 監督のリドリー・スコットが最も不満タラタラだったバージョンと聞くが、個人的には都合三度目の「ブレードランナー」鑑賞にして、一番しっくりきた。 三度目ということもあり、敢えて日本語吹替版で鑑賞し、良い意味で気を抜いて観られたことが良かったのかもしれない。 それに、古いSF映画を日本語吹替版で観るという感覚は、かつて自分が子供の頃に親しみ、「洋画」を観るきっかけともなった「日曜洋画劇場」の記憶を呼び起こし、時代を超えて映画を楽しんでいるという行為そのものに改めて感慨深さを感じた。(実際に「日曜洋画劇場」で「ブレードランナー」が放映されたかどうかは定かではないが) 人間に似て非なるものたちの「生命」に対しての切望とジレンマ。 この映画が伝える主題が、3回目の鑑賞でようやく腑に落ちた。リドリー・スコットは忌み嫌ったようだが、個人的にはこの「オリジナル劇場版」が紡いだストーリーテリングの在り方は、映画世界に対して真っ当だったと思う。 主人公・デッカードのモノローグも、ハッピーエンドも、リドリー・スコットは「説明的だ」「蛇足だ」と否定しているけれど、アーティスティックに振れ過ぎだった世界観を「娯楽」として成立させるために、効果的な手段だったと思える。 そして、この映画が、公開当時から現在に至るまで、世界中のありとあらゆるクリエイターへ多大な影響を与え続けてきたであろうことを、改めて実感した。 特に、我が心の書、岩明均の漫画「寄生獣」には、「ブレードランナー」に対するかなりダイレクトなオマージュ要素が多分に散りばめられていたことを、今回の鑑賞でようやく気づいた。 白目をむくレプリカントの表情や、瞳の中に異形のものが“混じっている”ことを暗に示す表現など、些細な描写からテーマの根幹に関わる設定に至るまで、重なる部分は少なくない。 「我々はどこから来て、どこへ向かうのか」 レプリカント“ロイ”の最期の語りなど、寄生生物“田村玲子”そのものじゃないか。 そういうことに気づいてくると、この実は決して大衆的ではない歪なSF映画が、長い年月に渡り世界中の映画ファンから愛され続けてきた理由も途端に理解できてきた。 今作を生み出したリドリー・スコット自身が、公開以降も試行錯誤を繰り返し、ある意味反則的であっても幾度も別バージョンを発表してきたことからも明らかなように、説明しきれぬ、表現しきれぬ魅力があるからこそ、この映画は今なおカルト的な人気を博し続けているのだろう。 どうやら一映画ファンとしてより良いスタンスで、全世界待望の続編「2049」を鑑賞することが出来そうだ。 【鉄腕麗人】さん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2017-10-28 23:50:01)(良:1票) 195.天才的映像センスを持つリドリー・スコット監督により産み出された映画。水と色彩のイメージが強いその映像は緻密にして美麗。それまでのSF映画における未来都市は清潔なイメージで構築されていたが、彼は環境が汚染され酸性雨のそぼ降る退廃的なイメージで構築した。この映画の混沌とした未来都市は、ヴァンゲリスのシンセサイザー音楽とも相まって、世界観の確立に貢献している。そしてラストシーン。レプリカントのリーダー、ロイ・バッティの語る言葉は何度聞いても感動する。この言葉は、何とルトガー・ハウアーのアドリブだそうだ。以下、全文。「お前たち人間には信じられない光景を俺は見てきた。オリオン座の肩の近くで炎を上げる戦闘艦・・・。暗黒に沈むタンホイザーゲートのそばで瞬くCビーム・・・。そんな記憶もみな、時とともに消えてしまう。雨の中の涙のように・・・。死ぬときがきた・・・」。 【しぇんみん】さん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2014-04-18 23:54:18)(良:1票) 194.初めて観たのは中学生の時私立図書館のLDで。それまで観たどの映画にも似ていないその世界観が強烈で、何度も足を運んで繰り返し観た(この映画とターミネーター2とエイリアン2はそれぞれ10回以上は観たに違いない)。 特に好きだったのは2つで十分ですよの名物おやじ。あのセリフのインパクトは凄い。また、変な日本語の看板や街中で繰り返される変な日本語が謎すぎて笑える。 当時はエレベーターが閉まった所で終わる最終版が好きだったが、完全版の暴力描写やナレーションも悪くないなと思った。色々バージョンはあるけど結局ブレランはブレランなのだという結論に至った。なので、それぞれのバージョンごとにレビューはせず、全部ひっくるめてここに書くことにします。 また、今頃になって監督がデッカードはレプリだったと断言してしまった為、せっかくレプリかどうか推測するという楽しみが無くなってしまったのは残念でならない。 【ヴレア】さん [レーザーディスク(字幕)] 10点(2013-12-23 20:45:34)(良:1票) 193.アジアンな喧騒に包まれながら、その内包するものはヨーロピアンな感覚の近未来LA。 映画の完成を見ずして逝ったP・K・ディックの原作をベースに、リドリー・スコットの世界が広がる。 リック・デッカード(ハリソン・フォード)が人間と感じられる劇場公開版は、ビデオの完全版とともに最もなじみのあるもので、最初に見たものから逃れえぬ観客もいる。 人間とレプリカントの闘争でなければ、ロイ・バティ(ルトガー・ハウアー)の最期の輝きも生きてこず、レイチェル(ショーン・ヤング)との関わりも同類相憐れむようなものとなってしまうのではあるまいか。 説明過剰を好まず、デッカードをもレプリカントに転生させたい思いのあるスコットは、ボイス・オーバー(ナレーション)が気に入らずなくそうとしてきたが、あれがあっては到底そうは思えないというのもあるのだろう。(「別れた妻」がいるレプリなどいるだろうか?) 物憂げなモノローグは多少古風であっても、デッカードの内面や情報を伝えてくれるものだが。 キューブリックから譲られた美しい空撮を使ったエンディングも、閉塞感に支配される作品において唯一開放を感じさせるシーンであり、デッカードの台詞も味わいをもつ。 スコットがそれら嫌いな部分をそぎ落として磨きあげたファイナル・カットは素晴らしい出来だが、その二つを無意識のうちに脳内補完する自分もおり、物足りなさや喪失感を感ずることおびただしい。 監督の好みがかならずしも観客のそれと一致しない一例で、不本意な任地に赴いた父親の子供にとってはそこが故郷になるようなものか。 魅惑的なヴァンゲリスの音楽も、長らくサントラが出なかったせいでカヴァー盤の方に愛着があるという煩雑さ。 ジョン・アルヴィンによるオリジナル・ポスターは素朴だが味があり、このシアトリカル・カット同様今も愛されている。 【レイン】さん [映画館(字幕)] 10点(2012-09-10 07:00:02)(良:1票) 192.ブレラン症候群・・・1. 日常生活で「~で十分ですよ」というフレーズに異常に反応してしまう。2. 雨が降っている日がちょっと好き。3. 写真を見ると、奥の方に写っているものも見てしまう。4. 亀を見ていると引っくり返したくなる。 一つでも当てはまるなら、あなたもブレラン症候群。 【MacGyver】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-04-26 22:42:12)(笑:1票) 191.「フランケンシュタイン」から始まる人造人間対人間というテーゼに対する一つの解答を試みようとした意欲的な作品としてだけでなく、うどん屋のエピソードから始まる魅力的な近未来世界を創り出した作品としても、つまりメッセージ性とエンターテインメントを両立させた稀有の映画といっていい。でも、ハリソン・フォードがどうも好きになれないのが残念。最後に白髪の人造人間が残すセリフが印象的だった。<追記>実にこのレビューから一年以上経ったつい先日、ディックの原作を読んでみました。はっきり言って原作の出来は別格です。この映画は何一つ勝ってないようにすら思いました。しかもディックは1968年の時点ですでにこの作品が映画になりえるということを考えていたそうです。リドリー・スコットの意匠は見事なんですが、ディックの前ではヒキガエルです。 【Qfwfq】さん [映画館(字幕)] 5点(2004-06-19 23:58:16)(良:1票) 190.お前には信じられないものを見てきた。オリオン座ちかくの… 自分とまったく同じものを見てくる者はいないし、まったく同じものを感じる事もない。人はみんなそれぞれ違うもの。違うものが違うものを区別する事や判別、決めることや裁く事は、あいてにとっては自我としか映らないんだろうかって思う。 重苦しい音楽と映像の中でのレプリの美しい死の描写。 人間の対極には終わりがないのだろうか。 【風太郎】さん 7点(2004-04-15 13:40:29)(良:1票) 189.『ブレードランナー』を語ろうとすると、語りたいことがいっぱいあるけど、みなさんが書いてるとおりなので手短に書きましょう。まず、DVD版と完全版の違いは、完全版には1.デッカードのナレーションがある。2.デッカードがピアノを弾く時にユニコーンの回想シーンがない(これは重要)。3.ロイがタイレルの目を潰すシーンがかなりエグイ4.ラストでデッカードとレイチェルはエレベーターを降りた後、ロサンジェルスを脱出し、冬季管理人としてコロラドにあるオーバールックホテルに行く。というのは冗談で、どことなく映画『シャイニング』で見覚えのあるシーンのような気がするが・・・5.その他。 このように、いくつかのヴァージョンが存在するために意図的もしくは明らかにミスと思われるようなシーンが多数ある。特に、蛇の鱗を顕微鏡で調べてもらっているシーンから、途中で購入したチンタオのボトルを自宅で飲むまでの間のシーンは謎の宝庫である。しかし、これは、R・スコット監督の我々観る側に対する挑戦状として受け止めたい。次に、ガフの作った折り紙の意味についてですが、深読みするとデッカードも実はレプリカントではないか?との疑問がわいてくるので、それはやめて浅く考えると、最後にでてくるユニコーンの折り紙は、ユニコーンとはレプリカントの意味で、更に言うとレイチェルを表しており、ガフのデッカードに対する「レイチェルといっしょなのはわかっていますよ。彼女は短い命ですから生かしておきましょう。早くお逃げなさい。」とのメッセージがこめられていると思う。最後に、余談ですがデッカードが冒頭で飲んでいる四角いグラスはとても格好よくて、僕も特注して作ってもらいました。 【Fatman】さん 10点(2003-03-30 15:40:35)(良:1票) 188.日本人にしか受けない。この映画を、絶賛している人たちが気持ち悪い。 【ぺぺ】さん 0点(2003-03-09 05:55:19)(良:1票) 187. リドリー・スコット第2作(「デュエリスト」から数えりゃあ3作目か?)にしてカルト。ヒゲガンダムのデザイナーと同一人物とは思えない、美術シド・ミードのベストワーク。「協力わかもと」の看板、怪しげな日本語の飛び交う屋台に降りしきる酸性雨…。胡散臭過ぎる2020年の未来都市の映像はCG垂れ流しの現在でも見事。このアトモスフィアを描く方便にP・K・ディック原作を付き合わせたのはチト頂けないが、ディック無しにこの沈鬱なイメージは到底インスパイアされなかっただろうからマァ仕方ないか。とは言え、「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」とはハッキリ言って別物なんで、ディック好きの私としては絶対に混同してもらいたくない。読んだヒトなら分かる…よね? 【へちょちょ】さん 7点(2002-12-29 03:01:43)(良:1票) 186.「レプリカント」とは、複製の「レプリカ」と、亡霊の「レブナント」を合わせた造語である。彼らは数年に設定された寿命から逃れ、「生きたい」と願う。レプリカントは、人間と区別されるために、感情移入テストを行い、ふるいにかけられる。レプリカントを追うブレードランナーは、本人は人間と信じている(または信じていたい)レイチェルと、恋に落ちる。レイチャルは自分がレプリカントだと知らされて、涙を流す。ロイは死ぬ間際に、「お前ら人間には信じられぬ物をみてきた、、、そういう思い出もやがい消える。涙のように。雨のように」と言って死んで行く。そう、彼らレプリカントは、なによりも「人間」なのだ。ただの複製が人間そっくりになって、生物と非生物がどこまでも暖味になった世界、人間とそうでないものの違いは何なのか?という問いに対する問題を提起している。この映画の原作者、フィリップ・K・ディックは言った。「あなたがどんな姿をしていようと、あなたがどこの星で生まれようと、そんなことは関係ない。問題はあなたがどれほど親切であるかだ。この親切という特質が、わたしにとっては、われわれを岩や木切れや金属から区別しているものであり、それはわれわれがどんな姿になろうとも、どこへ行こうとも、どんなものになろうとも、永久に変わらない」たとえ人間であっても、良心もなく、親切心もない人間は果たして人間だろうか?彼らアンドロイドの方が、よほど人間的ではないだろうか?感情移入テストで人と反応が違えば、彼らは物扱いされるのか?人間であるとは、良心が、親切心があるからこそ人間なのだと言える。感情に欠け、人間関係が希薄しているこの世の中だからこそ、特にそんな問題を訴えかけてくる。ビジュアルや、雰囲気や、世界観もさることながら、この映画はまず何よりもヒューマンドラマなんだ。 (追記・本作及び完全版は、都合により監督の思い通りの仕上がりにはなっておりません。初見の方はファイナル・カット版あるいはディレクターズ・カット版をご覧下さい。) 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(字幕なし「原語」)] 9点(2001-07-31 03:25:28)(良:1票) 185.美術と撮影は確かに素晴らしい、この世界に浸るだけでうっとりしてしまう…とそれだけでは2時間も付き合う映像作品としてはつらいと思います。この映画、原作のアンドロイドは電気羊の夢を見るか?と微妙にテーマが違うんですよね。原作は人間にとって模造品が何の意味を持つのかというテーマ。たとえ模造品でも人間が本物だと思えば本物になる、むしろ模造品であろうと本物のように扱えるのが人間らしさだというお話。一方映画は模造品自身が自分のアイデンティティーについて苦悩するお話。デッカードがレプリカントであるという説は原作を読んだだけでは出てこないと思います、ただ映画版だと作品のテーマとしてその方が自然だからなんです。人間にどう思われようが自分は自分だというお話なので、ただの人間のデッカードが主人公である意味があまりない。たぶんそこら辺がはっきりしていないのは原作の設定をそのまま持ってきちゃってるせいなんでしょうね、脚色が中途半端だと思います。映画だけだとフォークト=カンプフ検査が何なのかろくに説明がない、クライマックスでロイがフォークト=カンプフ検査を突破するシーンぐらい入れないとなんかカッコいい装置でどういう基準かわからん検査をしているだけという意味不明なシーンになってしまっている。どこが違うかよくわからないバージョン違いも結局構成と編集が失敗しているからではないかと。謎が多いんじゃなくて説明不足なだけだと思います。 【Сакурай Тосио】さん [インターネット(字幕)] 5点(2023-03-13 23:57:35) 184.もし主人公が超人的な活躍でカッコ良く振舞う映画が見たいなら、同じハリソンフォード主演のスピルバーグを見ればいいでしょう。 この映画、もう10回くらい見てます。毎回思うのは、人間が作ったレプリカントの方がはるかに能力が高く、彼らの前ではデッカードは殆ど無力に近い存在です。弱さは人間の象徴なのか? 特に好きなのは、まず街のシーン。そして、ロイの最期のシーン。アドリブだったあの台詞は本当に感動的です。更に、ラブシーン。弱々しいデッカードが女性(レプリカントですが)には強気です。「Say "I love you"」「Say "I want you"」と強い口調でレイチェルに言い、言われたとおりに口にした後、最後にput your hands on meと言います。この時のショーンヤングが最高に可愛くて大好きです。ただ、ショーンヤングはこのシーンの暴力的な感じがイヤだったそうです。 それらを含め、見終わる度に何か感慨深い思いに打たれますが、それもすべて消えていきます、雨の中の涙のように。 【amicky】さん [インターネット(字幕)] 9点(2022-09-18 18:51:14) 183.近未来をだいざいにした作品。何が面白いのか私には解りませんでした。映像がうつくしい。この手の作品は評価の個人差が大きいでしょうね。今更ながら初めてで楽しみにして観たのですが。 【SUPISUTA】さん [DVD(字幕)] 2点(2017-05-05 10:30:41) 182.30年以上前とは思えない世界観で美術センスが高いのはわかるんだけどハリソンフォード演じる主人公に魅力を感じない。このひと強いの?やられてばっかりで。 ゲイシャの広告塔は好き。 【mighty guard】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-09-21 10:45:11) 181.ヒトの少ない大きな映画館のスクリーンで、ひとりぼっちで観たい映画。 冷房はキンキンで、3Dだとなお嬉しい。 確かにセンスで観る映画かも。 【プラネット】さん [DVD(字幕)] 10点(2015-06-20 23:50:40) 180.当時、私はまだまだ幼かったけれど、その映像美にはびびった記憶がある。見直してみてもその映像美に衰えは無かった。けれど大人になった今の私にはストーリーにもうひとつパンチが欲しいかな(←生意気)。ただしこの時のルトガー・ハウアーはいつ観てもカッコいいのだ。 【movie海馬】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-11-22 18:57:15)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS