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ヘッドライト

People of No Importance
(Des gens sans importance)
1955年【仏】 上映時間:101分
ドラマラブストーリーモノクロ映画小説の映画化
[ヘッドライト]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2015-12-30)【アングロファイル】さん


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監督アンリ・ヴェルヌイユ
キャストジャン・ギャバン(男優)ジャン・ビヤール
フランソワーズ・アルヌール(女優)クロチルド・ブラシェ
ダニー・カレル(女優)ジャクリーン・ビヤール
ジェラール・ダリュー(男優)
ガブリエル・ゴバン(男優)
リラ・ケドロヴァ(女優)
ポール・フランクール(男優)
脚本フランソワ・ボワイエ
アンリ・ヴェルヌイユ
音楽ジョセフ・コズマ
撮影ルイ・パージュ
配給新外映配給
その他ロベール・クラベル(装飾)
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【クチコミ・感想】

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8.寝る間もなく暗闇の中を走り続ける長距離トラックのドライバー。希望も安らぎも無い好転しない日々を生きる中年男の悲哀。そんな男が出会う薄幸の女。彼女もまた安らぎの無い日々を生きていた。

冒頭、暗闇の中を眠気をこらえて運転するジャン。ヘッドライトに照らされてぼんやりと見えてくる路傍の看板。まるで先に希望の見えない日々を生きる登場人物の日々のようでもある。

冒頭から結末まで虚しさが支配する映画は好みではないですが、妻だけでなく、娘とも関係が冷え切っている中年男ジャンと家庭に恵まれず父がいない若い女性クロ。こんな2人の日常描写から抑え気味の台詞の中にも一見釣り合わない父と娘ほど年の離れた男と女が互いを必要とし、安らぎを求め合う思いが伝わってくるギャバンとアルヌールの2人の姿が印象に残る作品です。 とらやさん [DVD(字幕)] 7点(2011-06-19 00:07:52)(良:1票)

7.本当の意味での「やるせなさ」が説得力をもって描けた時代があった。いや、時代じゃないか。役者がよい。カメラワークが良い。饒舌でない語り口、静かに美しい男女、醜い道行き。「映画」を感じさせる映画。 あにさきすRさん 9点(2003-10-03 10:02:13)(良:1票)

6.不倫の物語だが、それに合わせて上手くいかない人生の寂しさが初老の雰囲気と混じり合っている。
何度も観たいとは思わないが、記憶には残る映画。 simpleさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-11-18 12:07:25)

5.ずいぶんやるせない映画で心苦しくなりますが、登場人物がみんな人間臭いので救われます。 ProPaceさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-11-15 22:01:06)

4.泥臭い中年男の哀愁と、暗い映像がやけに物悲しいメロドラマ。
不倫愛を題材にした内容ということで、お話自体に引き込まれるような魅力は覚えないが、
一番の見所はやっぱりジャン・ギャバンの渋くて重厚な演技。寡黙で家庭に安息を見出せない、
主人公の悲哀さをたっぷりと表現してくれている。陰のあるヒロイン役の女優さんも美しい。
"ヘッドライトは、二人の行く末をも照らしたか?"が、本作のキャッチフレーズかな。
フランス映画らしく、映像から伝わる雰囲気に情緒を感じさせる作品だった。 MAHITOさん [ビデオ(字幕)] 6点(2012-07-28 07:11:09)

3.これはメロドラマです。
主人公はトラック運転手のおやじ、単調な仕事に明け暮れる毎日、帰る家は貧しく、家族は冷たい。
仕事中国道沿いの宿に寄ると、以前とは違う従業員。
その子は若くかわいく、何度も会う内に、2人は次第に大切に想い合う関係になる。
 
 日々に疲れたおっさん(ギャバン)が女の子に惹かれるのはわかるが、逆は、無いだろうなと思う。それほどこのヒロイン、かわいらしいです。

原題は取るに足らない人々。というらしいが、なんともやるせないラストを観、邦題も悪くないと思う。
 
内容は今となってはありきたりだが、ギャバンの存在感が、他がかすむ程強いように感じた。名優だと知ってるからかな。

ヒロイン(女性)がただの彩りにすぎなかったり、良くも悪くも昔のフランス映画という感じ。
しかし私の中で、映画とはこういうイメージ。
 
  観るのも悪くない と思う。 祥子さん [DVD(字幕)] 8点(2007-09-13 12:50:56)

2.若い時は悲しい恋に感じましたが、今は情けない恋に軽蔑の思いです。家族を幸せに出来ない男は彼女も幸せに出来ない事を知らしめてくれます。これは、男と女が本作とは逆の立場であったとしても言える事でしょう。 The Grey Heronさん [ビデオ(字幕)] 6点(2006-07-24 18:24:04)

1.音楽がいい。バイオリンの震えるような旋律が、胸をしめつけてくる。「むせびなく」とはこういうのを言うのだろう。主人公の男の心は、死ぬまで喪失と孤独にむせびなき続けるに違いない。娘は親とは口もきかず、妻は生活に追われて夫に当たり散らし、仕事から疲れて帰ってきた男は話す力さえ失っている。彼が唯一自分の時間を生きるのは、ドライブイン?の娘との短い逢瀬だけだったのだが。映画を見ずとも、このテーマ音楽だけでも一度聞いてみてください。 駆けてゆく雲さん 8点(2004-01-25 14:58:26)

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【点数情報】

Review人数 18人
平均点数 6.94点
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415.56% line
515.56% line
6527.78% line
7422.22% line
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9211.11% line
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review1人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人

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