みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
36.女がボケて最初に忘れるのが旦那の顔で、男がボケても最後まで忘れないのが嫁の顔、という嘘のような本当のような話しを昔聞いたことがあるが、この映画はその辺りの、例え老夫婦であっても変わらない男と女の関係の微妙さが上手く描けていたように思う。 狂ってしまった大切な人から聞く「I love you」は、あまりにも切なく、あまりにも重く、そして心にしみる。 【永遠】さん 7点(2004-05-18 19:12:59)(良:2票) 35.言葉を失うことは作家としての生命を失う、そういうアイリスを大仰なくリアルに描いている。またそのアイリスを愛おしみ最後まで支え続ける夫ジョン、二人を演じたジュディ・デンチとジム・ブロードベントはとてもすばらしく、どちらが賞を受賞しどちらが逃したかの問題ではないと思う。 それに対し若きのアイリスは自由奔放さが際だち、ケイト・ウィンスレットは美しかった。また若き日のジョンを演じたヒュー・ボネヴィルは驚くほど顔立ちがジム・ブロードベントと似通っていた。 映画は自転車でサイクリングするシーン、二人が水に潜るシーンなど印象に残る。ジョシュア・ベルの独奏ヴァイオリンを含むジェームズ・ホーナーの音楽もまたすばらしかった。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-08-17 06:56:25)(良:1票) 34.何か平均点低くないですか…?もう切なくて切なくて、すっごくいい映画でした!後半はほぼ泣きっぱなしでした。ジュディ・デンチの演技が最高にうまい!何で主演女優賞が取れなかったのか、不思議でなりません。ぼけ方が本当にリアルなんです…。リアルすぎて本当に切ないよ。。。最近のシリアスな映画の中では、一番良かったです。若き日のアイリスと老いてからのアイリスの描写が対比的で、とても心打たれます。あ、駄目だ、タイプしながら思い出してる内にまた涙が……。 【Ronny】さん 10点(2004-02-16 00:04:26)(良:1票) 33.ケイト・ウィンスレットが全裸で川泳ぎする場面には、どきどきしましたが、デブでした(役作りなんだろう、きっと)。 【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 7点(2003-11-23 08:38:16)(良:1票) 32.その奔放な性格と美貌で常に時代の先を突き進んでいくアイリス、彼女に少しでも近づきたくて後を追いかけ支えになる夫ジョン。そしてそのアイリスにアルツハイマーの兆候が見え始めた時二人の距離はさらに深まっていく。肉体的にも精神的にも衰えていくアイリスですが、常に先を越され振り回された夫ジョンの視点から見るとどんどん手の届かないところにいってしまうアイリスとの距離感の深まりが痛烈に切ない。その辺りの微妙な描写がとても上手く表現されていました。「感情を言葉で表現しようとしてもその言葉に制約されてしまう。」とは言っても、作家であるアイリスにとって言葉自体を失う事は死ぬ事上に恐ろしく悲しい。次第に壊れ行くアイリスにジュディ・ディンチ。彼女の名演技はメッセージを伴って伝わります。そして若き日のアイリスにこれまた名演技のケイト・ウィンスレット。特に彼女は輝けるほどすばらしかったです。正直泣くつもりで見に行った作品でしたが、物語は自由に生きた女性とそれを陰で支えた夫の爽やかな物語でした。扱う内容は身近で重いテーマですが、お涙頂戴作品に見られるいやらしさも、闘病生活的なドキュメンタリーに見られる重苦しさもなく、ホントさわかやかでした。 【さかQ】さん 6点(2003-01-22 00:08:44)(良:1票) 31.当時観ていれば、ある作家の終末を描いた映画、という程度の印象だったと思いますが、現在の日本人が観ると、アルツハイマー・老人介護という部分に注目せざるを得ないのではないでしょうか。ただ、そっち系のドキュメンタリーほど掘り下げた内容でもないので、なんとなく憂鬱になるだけで、あまり面白い映画ではありませんでした。 【マー君】さん [DVD(吹替)] 5点(2015-07-05 11:27:55) 30.テーマや展開はありふれたもの。でも4人、特に年老いた2人の演技と印象的なセリフが多く、心に残る映画となった。ジュディ・デンチは相変わらず上手い。 【noji】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-02-16 23:00:41) 29.誰彼かまわず寝るだけでなく、付き合ってる男との密会に別の男を連れて行くなんて、この女、まともじゃないな。そんな女が痴呆症になっても何の同情も湧いてこない。相手の男も、いくら女に縁がないからといって、こんな女と結婚するなんて、何て惨めなんだろう。 【駆けてゆく雲】さん [地上波(字幕)] 3点(2014-01-26 18:33:46) 28.アイリスがジュディとケイトにのりうつったかと疑うくらい完璧ですね、ジョンを演じた二人もパーフェクト。名高い哲学者、作家をこんな風にしてしまう病は実はいつ。誰がなっておかしくないというのが恐ろしい。もし、自分が、自分の家族が、、と思ってしまうのですが、またすぐに怖くなって打ち消したくなりますね。。。そむいてはいけないと思いつつも。 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-11-20 11:07:03) 27.題材としてはよくありますし、今後もこうした映画やドラマは作られるでしょう。本作はイギリス映画らしく、淡々としていて感情的にならない。こうした作品が陥りがちなお涙ちょうだいや大げさな悲劇的展開にならないところがいいです。2人の過去と現在を平行して描くのは、目先が変わって飽きてきませんが、やや散漫に思えるところもあります。しかし、過去の関係があってこそ現在の関係が生きてくるので、この構成自体はうまいと思いました。ただ、アイリスがなぜジョンを選んだのかはよくわかりません。原作が夫の書いたものですから、そこはあたりまえなのか……。しかしそこがこちらにもわかれば、終盤の展開ももっと説得力のあるものになったと思います。 ところで、ジム・ブロードベントは助演男優賞なのですが。主演でもよかったような気がしますが。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-06-28 20:28:25) 26.早く痴呆の良い薬が開発されることを希望します 【マーガレット81】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2007-02-06 18:07:20) 25.全体を包む静謐で上品な雰囲気は良い感じなのだが、あまりにも淡々としすぎていて起伏がなく、ドラマとしての魅力には乏しい。アルツハイマーの描写も、突っ込みが浅い感じ。ただし、ウィンスレットの光り輝くような存在感は素晴らしい。今更ですが、いい女優さんですね。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-10-14 03:47:25) 24.ジュディ・デンチのくたびれた感がなんとも言えなく…哀愁さえ感じ…姿・表情を見てるだけで胸が締め付けられる、キレイに描きすぎって思うけど…これはこれでイイのかもって… 【レスマッキャン・KSK】さん 8点(2004-10-15 01:51:55) 23.二人が若かりし頃の映像を随所に織り交ぜ、現在の状況と対比させた手法がすごく良かった。結婚して年を重ねてから観ればさらに感じるものは必ずあるはず。だけどアルツハイマーの患者を介護する事ってたぶんあんなものじゃないはず。祖父を介護していた家族の姿を見てきたのでその辺はイマイチでした。実際は原作の方ももっと苦労されたと思うのですが。ラスト近くの妻の「愛してる」って言葉には胸が詰まるものがありました。 【ゆきむら】さん 6点(2004-09-07 09:53:28) 22.2人が結局のところどういう人だったのか、がわからない。もっと男に葛藤が現れてもいいのに、ひたすら美しい夫婦愛に帰結していく。実話というものはそういうものかもしれないけれど、それじゃ「ただのイイ話」で、映画としての魅力には乏しい。 【おばちゃん】さん [DVD(字幕)] 4点(2004-08-22 02:33:23) 21.アルツハイマー病で逝った著名女流作家との生活を綴った夫の手記の映画化。若き日の奔放な姿と病に蝕まれて行く老後の過程が交錯して描かれ、バックに流れるヴァイオリンの調べが美しい。老若四人の好演による、良質の文学作品を読むような、佳作タイプの作品である。余談であるが、海のシーンが何か良かった。田舎に行って、また海を見たくなった。 【きりひと】さん 6点(2004-06-23 06:50:12) 20.テーマは重いが、とてもとても穏やかな映画でした。 【sparklecow】さん 8点(2004-05-12 11:34:22) 19.「老い」を描いた作品というのはとてもやりきれない気持ちになります。こういう映画を見ると、「神に愛されるものは夭折する」という言葉を思い出します。どちらが幸福なのか、それは実際に生きた人にしかわからず、しかもそれが分かったところで不可逆であるという人生の皮肉。我々に出来ることは、一瞬一瞬を後悔なく生きること。それが不可能であっても、そのように意志することぐらいなんでしょうか…。いろいろ考えさせられますが、映画的には実在の夫婦を描いた分、ラストはすこし盛り上がりに欠けるかも。面白かったか、と聞かれればこの点数です。 【虚学図書之介】さん 5点(2004-03-17 01:15:03) 18.この映画は見てて痛かった。人間の老いたる姿、不変の愛、そんな中を若かりし快活な頃の映像を随所に入れて見せてくるからその対比が悲痛で痛かった。痛すぎた。私はまだ若いが、見終わると前の席の老夫婦が大泣きしてた。たしかに老いた身で見るとさらに悲痛の痛みを感じると思う。ケイト・ウィンスレットがよかった。見終わってすがすがしくはなれないが、重い意味でいい映画だと思う。 【ダブロン】さん 10点(2004-03-12 06:25:15) 17.このアイリスという人がイギリスにとってどんな人がというのがわからなければこの映画の全てを理解することはできないだろう。 それでも愛することは親切にすること、幸せにすること、寄り添うことだというこの映画の主題は伝わってくる。でもジョンにとってはアイリスという存在それ自体が愛だったのかもしれない。goodの意味ってこんなに多彩なんだと思わせてくれた。 涙がとまらない作品でした。 【momonoki】さん 9点(2004-03-10 17:17:53)
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