みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
250.もしかして、人間って本能だけで考えたら一夫多妻制で落ち着くのではないだろうか? 猿がそんな感じですから(ボス猿がグループのメスを最優先で囲ってる)。カメルーン等のアフリカ諸国のいくつかは今でもそうなってます。江戸時代も殿様が大奥ってのを作って側室を囲ってましたよね。 あるいは一人のメスに多数のオスが群がり後尾する。後はメスが単独で子供を育てる(母性本能ってやつ)。オスは次のメスを探して、また後尾しようとする。これは人間以外のほ乳類で頻繁に見られます。 人間だって本能的に言えば、夫婦以外の異性に性的感情を持ってしまうのは当然のこと(健全)に思える。それを行為に移すか移さないかは理性の問題である。その理性とは、やはり妻(夫)や子供を裏切れないという良心の呵責であり、家庭を守るという責任感であり、逆に言うと自分も家族からの信頼感を受けることにより繋がっているという安心感、平穏を崩壊させたくない思いから来るものだろう。 そんな人間の考える“家庭を作る”という制度は、自然の摂理である“本能”とは完全に反比例している? では“夫婦”というのは所詮人間が一人になりたくない為に作ったルールなのであろうか? 或いは他人の侵入を防ぎたいが為の防護壁なのか? そういった夫婦愛(感情)と性欲(本能)とが共存したアンバランスな世界を生々しく捕らえたのが本作である。 妻(ニコール)により“本能的な性”を知らされた男(トム)の嫉妬から生まれた性欲へのフェチズム。強靱な理性を盾に生きてきた男に芽生えた本能的な性への衝動を題材にすることにより、現代社会による夫婦間の生活&性生活の実態をあぶり出した野心的な一本である。 【おはようジングル】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-08-15 10:49:04)(良:2票) 249.よくわからない映画でした。 【ギニュー】さん 3点(2004-02-01 16:34:50)(良:1票) (笑:1票) 248.ゼッタイ絶対あのメンバーの中にキッドマンがいる!と思って、それぞれの胸に目を集中させましたが・・私にはサスペンスを観るアタマはないとわかりました。なんとも正直な夫婦ですゥ~、このお二人とツリーのぼんぼりがきれいかったです、当然下心は満たされませんでした。 【かーすけ】さん 4点(2004-01-04 11:18:05)(笑:2票) 247.キューブリック監督でなく、しかも遺作でなく、ニコール・キッドマンとトム・クルーズ夫妻(当時)主演でなかったら誰が観に行っただろう?と思うと辛目の評価にならざるを得ない。過激な描写としてかなり話題になった気がするが、今どきもっと過激な映像なんか捨てるほどある。残念ながら世間はちょっとキューブリック・ブランドに騙されているのではないかというのが率直な感想。ここに描かれている貞操観念自体が既に前時代の遺物でしかないのに、過激さで時代の最先端を行けるわけがないのだが。キューブリックはこの作品の公開を拒んだという噂がまことしやかに囁かれたが、数百本もあると言われるオファーを断り続けて2年間もこの映画に捧げてしまったトム・クルーズの関係者によって暗殺されたのではないかと真剣に考えてしまう。映像は美しく、音楽は厳選されており、特に言うほどの欠点も見当たらない映画なのだが決め手に欠ける。とは言うものの、派手な見せ場の多いトム・クルーズに比べ、抑えた演技を要求されたニコール・キッドマンの素晴らしい演技はもっと評価されるべき。なんとなく前夫の七光り的な評価を受けることの多かったニコールだが、この映画でもその秘められた実力を十分に発揮できない苦しさを感じる。実は凄い力を持った女優さんだと思うのだが。 【anemone】さん 6点(2003-11-23 23:28:16)(笑:2票) 246.fuck?意味わからん 【ZUNのYASU】さん 3点(2003-10-26 02:27:51)(笑:2票) 245.映画を見て、勉強したり疲れたいとは思わない。芸術性が高く美しく、そしてちゃんとコーフンするエッチ映画というものが仮にあるなら見てみたいんだけど、これがその一種かと思って見てしまった私は、オオバカモノです。 【おばちゃん】さん 5点(2003-06-02 15:17:59)(良:1票) (笑:1票) 244.今回初めて見た巨匠スタンリー・キューブリック監督の遺作。評価は賛否両論に分かれているようですが、個人的にはけっこう好きです。別に他夫婦の性生活に干渉するつもりはないんですけどね。幻想のような世界観に次第に引き込まれています、特に乱交パーティーのシーンは尋常じゃなさすぎ。独特のカメラワークにシンメトリーの構図、セットで作られたニューヨークの街並みも味があって良いです。それから気になったのがニコール・キッドマンの出番は思ったよりも少ないんですね、それでも存在感は際立っていたと思います。トム・クルーズも個人的に嫌いな俳優じゃないんで、面白く観ることができました。ただの官能映画に終わっていないところが凄いです。 【かんたーた】さん 7点(2004-07-17 11:14:23)(良:1票) 243.キューブリックらしい雰囲気はでてたけど、テーマがどうも好きにはなれない。FUCKに執着しすぎだろって感じ。遺作にしてはちょっとしょぼい。まあニコールの裸体がみれただけで満足っていっちゃあ満足だが。 【rainbow】さん 5点(2004-07-17 09:39:27)(笑:1票) 242.あんまりたくさんの裸を見すぎて、しだいに、肉屋で売ってる肉を見てるみたいでなんとも思わなくなってきました。 【あすぺん】さん 4点(2004-02-11 06:27:59)(笑:1票) 241.後年のキューブリックは、自分の才能と自分が撮りたい素材とが一致していなかったんじゃないかな、と思います。この映画、キューブリックでなければ、といったものではない気がしますし、むしろキューブリックらしさがジャマをしちゃってる映画なんじゃないの?とも思ってしまいます。この題材ならば、もっと猥雑に、俗っぽく描いた方が効果的だったのでは?と。でも、キューブリックのセンスが、それを許す訳もなく・・・。そうそう、仮面が象徴するものがシンプル過ぎて、もっと裏の裏の裏くらいまで考えてみようとして挫折・・・。 【あにやん🌈】さん 6点(2003-11-25 12:44:57)(良:1票) 240.相変わらずキューブリックは撮り方が素敵です。キューブリックらしい動きを見ると「おー!これだよ!!」って感じになってしまう。ストーリーは好きじゃあないけど色といい撮り方といいあちきにはとても素晴らしく感じる作品でした。でも周りの人にはエロ映画にしか思われてないみたいです。遺作と思うととても残念です。 【しゃぶ】さん 7点(2002-10-18 00:11:34)(良:1票) 239.味わい深い作品ですなあ。光や色の使い方がすばらしい。 【チャー】さん 8点(2002-06-11 17:42:20)(良:1票) 238.これは本当に評価が難しい作品だ。内容は妻の貞操観念が思ったより軽いことにショックを受けた主人公がヤケになって乱交パーティに潜入したけど主催者側の怖いおっさん達に脅されて、やっぱ身の丈に合わんことはするもんじゃないよね、と気づくだけのなんともショボイ話なんだけど、さすがはキューブリックで、この程度の話なのに2時間半強、まったく退屈せずに見ることができた、ということで逆説的にその力量を示しているのか。それとやはり映像と音の使い方は素晴らしく、特に乱交パーティのシーンで赤いマントを着た人が杖を床に突き立てるシーンの色彩感覚とあまりに禍々しいBGMのセンスや、主人公が尾行される時に使われるリゲッティによるピアノの挿入などは白眉。しかしキューブリック自身「本作が私の最高傑作」と語ったらしいが・・・どうでしょう?なお、点数は思いっきりエコヒイキが入ってます。 【ダイ】さん 8点(2001-07-29 01:43:02)(良:1票) 237.キューブリック最後の作品!!これは見ないと損だ!! 【ミッヒ】さん 10点(2000-06-02 17:48:42)(良:1票) 236.適度な緊張感と期待感がずっと維持されます。すごい技量を感じます。ああ、キューブリックか。でも、キューブリックてそんなすごい人だったけ?とも。 しかし終盤になって、わざわざ映画にするほどの出来事は何も起こっていないことに気づきます。ひょっとしたらあと十数分で何かどんでん返しがと期待しましたが、やはり何も起こらずに終了します。 こんなホンでこれだけ見せられるというのは、やはり凄い力量と言えるのではないでしょうか。 【傲霜】さん [DVD(字幕)] 7点(2024-02-10 19:45:44) 235.この映画が言わんとしていることは、額面通り受け取ると要するに、「トム・クルーズは奥さん以外の女性とエロい事しようと、仮面乱交パーティに潜りこもうとするけれど、どうせ仮面つけてて相手が誰か判らず、すなわち相手は誰でもいいんだから、奥さんに仮面つけてもらったらいいじゃない」、ってコトですよね、きっと。 そもそも奥さんってのがニコール・キッドマン、映画冒頭からやたらスタイルいいところを見せまくって、それは我々の目からは一目瞭然明らかなのに、(当時は実生活でも)身近であるが故にそれに気付いてないのか、イマイチ無頓着なトム・クルーズ。 そもそも彼は、そりゃ役どころは「ハンサム過ぎるお医者さん」ではあるけれど、身長がやや足りない。これで仮面被っちゃうと、ただのチンケなオッサンになってしまう。なんか、こういう時に限って、周囲の出演者の身長が妙に高かったりして。 そういう時はシークレットシューズを履けば良いのだけど、キューブリックは履かせなかった。確か、スタローンもブリジット・ニールセンより背が低かったけど『コブラ』出演中だけはスタローンの方が高かった、とかいう話、無かったっけ? とにかくそんな感じで(どんな?)、普通の作品なら主人公が次第に迷宮に誘い込まれるところ、本作では中盤に早くも迷宮世界に彷徨いこみ、早々に追いだされちゃう。だけど迷宮の外に出たところで、そこに待つのは、嫉妬心を始めとする、煩悩という迷宮。というわけで、後半、ややグズグズの展開になってしまった感もありますが。ラストは落語のサゲみたいにスパッとシメてくれました。 それにしても、あの前衛舞踏めいた乱交シーンは、キューブリックではなく石井輝男に撮ってもらいたかったなあ。 あと、使用されている音楽、今回は珍しく耳に馴染み易いチョイス(ショスタコーヴィチのジャズ組曲)、かと思いきや、途中からはやっぱり、リゲティのとびきりしつこい奴(ムジカ・リチェルカータ)となるのでした。 【鱗歌】さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-06-05 13:01:17) 234.結局、何かの陰謀が働いたのか、幻覚でも見ていたのか、それともいくつかの偶然が重なったのか、最後までよくわかりません。でもここは深く考えずに、「嫉妬して自暴自棄になってもロクなことはないよ、特に男の場合」という、有史以来の万人が頭では理解しつつも心が従わない教訓として受け止めればいいのかなと。それに、最後のニコール・キッドマンのたった1言のセリフに、すべての解決策が含まれていることも確か。 しかしそれにしては、何もかもいささか大げさ過ぎる気がしないでもありません。このあたりが、〝巨匠〟のなせる業でしょうか。 【眉山】さん [インターネット(字幕)] 6点(2019-12-26 23:35:44) 233.封切り時、見た時は面白くなかったが、だんだん好きになってきた。当然、キッドマンのヌードも含めての魅力もあるが、なんか不可思議な魅力が湧いてきた。重低音の効果音。夢の話が続く。魅惑的である。天下のキューブリックの最後の映画でのセリフが「エッチしよう」とは面白い。 【にけ】さん [映画館(字幕)] 8点(2018-12-25 19:51:41) 232.やっぱりキューブリックは好かん。結局この映画は大したことをしておらず、夫婦の日常的な小危機を描いただけにすぎません。何をもって名作とするかは人それぞれですが、少なくともキューブリックの映画はほとんどどれもが楽しくない。 ニコールのやたら長いダンスシーンは必要だったのか?恩師の娘さんとの長いやり取りに一体何の意味があったのか?貸衣装屋で服を借りる時の細かいやり取りにいったいどれほどの意味があったのか?タクシーを待たすだけなのに妙な小芝居は必要だったのか?この監督の映画は随所に「そこ掘り下げる必要があったの?」的なシーンが多いです。こういった回りくどいシーンの連続を崇高と捉える向きが多いようにも感じますが、この映画も他のキューブリック作品同様、どうも散漫で意味不明です。そもそも、終了直後に「つまらなかった」と声が出ちゃう時点でダメだろと。 最も美しい時代のトム&ニコールがフィルムに残ったという意味では素晴らしいですね。その他出演陣もとても素晴らしい演技でしたので甘めの点数です。(でもアクターが悪かったら1点くらいデス) 【アラジン2014】さん [インターネット(字幕)] 4点(2017-09-25 13:11:20) 231.二コールキッドマンあっての映画。彼女の上品な綺麗さがあるから、上品なエロになっている映画。けど、エマニュエル夫人に始まる、この手の映画はどうも苦手。綺麗な裸だけなら、スピーシーズでいいし。結局、万人が知っていること、「男は女には勝てない」ってことがよく分かりました。 【木村一号】さん [DVD(字幕)] 6点(2016-04-17 22:40:58)
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