みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
4.山田太一原作のドラマで話が合った高校の同級生が、これは面白いぞ、 と薦めてくれた映画。以来、気にはなっていたもののずっと観る機会 を得ずに宿題になっていたが、昨日ようやく探し当てた。だが、正直 にいってさっぱりわからなかった。細かいエピソードをつぎはぎでつ なげていく手法を受け入れられるほどこちらの感受性がもう柔軟では ないのかもしれない。ネタとしては、学校で一時行方不明になった娘 を警察が手配するくだりなどはシュールで面白かったのだが、全体を 通してとなると、やはり、高校生か、大学生のときに観ておくべき映 画だったのだろう。確か「アラビアのロレンス」にダチョウに乗って 走るシーンがあったように思うが、ダチョウの印象深さという点では、 この映画はそれをはるかに凌いでいる。 【南浦和で笑う三波】さん 5点(2004-09-11 11:14:44)(良:1票) 3.途中までは「突っ込み」のないドリフ大爆笑の流れだったが、最後の当たりがサスペンス調になってしまってきた。最初から、うまく組み合わせれば、もう少し楽しめたように思う。案外、Adriana Astiの突然の裸身に、一番非日常を味あわせていただいた。 【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-01-05 17:21:28) 2.大好きなモニカ・ヴィッティを目当てで鑑賞。 彼女のキャリアの中でも、最晩年の作品である。 しかーし! 最初の数分しかデテコナーイ こりゃ、ひどい! しかも、作品自体がつまらない。 いや、つまらないというより、ワケがわからない。 フランス映画特有のワケわからなさだけが強調されたような作品。 不条理劇と言えば聞こえはいいが、単に締まりのない散文的な内容なのには閉口した。 【にじばぶ】さん [ビデオ(字幕)] 2点(2008-11-28 22:31:33) 1.公開当時“映像の尻取り遊び”と表現されたL・ブニュエル監督晩年の傑作の一つ。いわゆるオムニバス形式の変種と言ってもいいユニークさで、ひとつのエピソードが終わると、それまで脇を努めていた人物が、次なるエピソードの中心人物となっていくという、幾つかのエピソードがそれぞれ微妙な接点を持ちながら場面転換していく構成となっている。要するに最初から最後まで出ずっぱりの登場人物などいないということでもあるのだけれど、こればっかりはいくら説明しても、実際に映画を観てみないと、良く呑み込めないのではないかと思う。で、内容そのものはと言うと、“もし、こういう世界であったなら・・・”といった、まさしくタイトル通り“自由というものに対する幻想”を描いたもので、真の自由とは何か、世の中で今まかり通っている秩序が本当に正しいものなのか・・と言った問いかけをしながら、戯画化されたブルジョワ社会を皮肉まじりに批判していく。いかにも鬼才ブニュエル作品らしく、逆転の発想のユニークさやそのイメージの奇抜さ奔放さには圧倒されてしまう。 【ドラえもん】さん 9点(2003-08-15 00:35:06)
【点数情報】
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