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アミスタッド

Amistad
1997年【米】 上映時間:152分
ドラマ歴史もの伝記もの
[アミスタッド]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2019-06-21)【Olias】さん
公開開始日(1998-02-28)


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監督スティーヴン・スピルバーグ
キャストジャイモン・フンスー(男優)シンケ
モーガン・フリーマン(男優)セオドア・ジョッドソン
マシュー・マコノヒー(男優)ロジャー・ボールドウィン
アンソニー・ホプキンス(男優)ジョン・クィンシー・アダムズ
ジェレミー・ノーサム(男優)
ナイジェル・ホーソーン(男優)マーティン・ヴァン・ビューレン
ピート・ポスルスウェイト(男優)ホラバード
ステラン・スカルスガルド(男優)ルイス・タパン
デヴィッド・ペイマー(男優)フォーサイス
ピーター・ファース(男優)
トーマス・ミリアン(男優)
ザンダー・バークレイ(男優)
ホーソーン・ジェームズ(男優)Creole Cook
アンナ・パキン(女優)イザベラ女王
大友龍三郎シンケ(日本語吹き替え版)
前田昌明セオドア・ジョッドソン(日本語吹き替え版)
森田順平ロジャー・ボールドウィン(日本語吹き替え版)
山内雅人ジョン・クィンシー・アダムズ(日本語吹き替え版)
大木民夫マーティン・ヴァン・ビューレン(日本語吹き替え版)
牛山茂フォーサイス(日本語吹き替え版)
脚本デヴィッド・フランゾーニ
音楽ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生]
ケネス・ワンバーグ(音楽編集)
撮影ヤヌス・カミンスキー
製作スティーヴン・スピルバーグ
コリン・ウィルソン
製作総指揮ウォルター・F・パークス
特殊メイクブライアン・ペニカス(ノン・クレジット)
特撮ILM/Industrial Light & Magic(視覚効果)
美術リック・カーター(プロダクション・デザイン)
トニー・ファニング
衣装ルース・E・カーター
ヘアメイクヴェ・ニール(メイクアップ・アーティスト)
編集マイケル・カーン
録音アンディ・ネルソン[録音]
チャールズ・L・キャンベル
あらすじ
1839年。アフリカで家族と平和に暮らしていたシンケ(ジャイモン・ハンスウ)は突然拉致され船で奴隷として運ばれる。地獄そのものの航海の中、シンケとその仲間は、反乱を起こし船を乗っ取るが、アメリカで海賊行為と殺人の容疑で裁判にかけられてしまう。 彼らの自由のために立上がった若手弁護士(マシュー・マコノヒー)、元奴隷(モーガン・フリーマン)とそして元大統領(アンソニー・ホプキンス)ら、勇気ある人々の険しい闘いと友情の物語。 実在した事件をもとに、奴隷貿易という世界史の暗部にスポットを当てたスピルバーグの意欲作。

poppo】さん(2003-12-01)
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【クチコミ・感想】

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52.人種問題を取り上げている時点で、どうしてもイデオロギー臭い映画に思われ勝ちですが、決してそんな一筋縄でいくような映画ではありません。怖さと美しさが同居した映像こそがこの映画のキモと言えるのではないでしょうか。囚われのアフリカ人たちが船上から錘をつけられ「処分」されるシーンのおそろしさ。「悲惨」とか「可哀想」ではなく、これは紛れも無く「恐怖」の映像。映画はしばしば、敢えて「見せない」ことで「想像に訴える」恐怖を演出するが、だからこそ、時にはこのような「想像を越える」恐怖を敢えて「見せる」ことが、驚くべき効果をもたらします。その一方では、例えば裁判のシーンでは、室内に柔らかい光が立ち込めて、むしろ穏やかな美しさにあふれています。この対比こそが、本作の持つ本当のパワーと言えるでしょう。 鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-10-24 23:24:32)(良:1票)

51.奴隷解放運動家と、奴隷を家畜のように扱う人々、どちらの言い分が正しいかなんて第三者から見れば簡単にわかること。ただそう単純にはいかないのが現実。政治的背景もある。内戦を恐れるのも当然の考え方。この作品は、当時の色々な人々の思惑がからみ合った、複雑な歴史の局面を描くことに誠実に取り組み、成功していると思う。勉強にもなるし、感動的でもある。シンケ役のジャイモン・ハンスウはものすごい存在感で、「原始のパワー」みたいなものを表現していた。またラストのサーの演説「先人のおかげで今の我々がある」という言葉はまさに、現代人に投げかけられた作り手のメッセージである。彼らが虐げられ、戦い、話し合ったから今の私たちがあるのだと。とっても素晴らしい作品だったのに平均点低すぎなので、この点出しちゃいます。 ちゃかさん 10点(2005-01-31 12:39:54)(良:1票)

50.Give us free!がすごくよかった。が、セリフにいまひとつ冴えが見られない。感動とスペクタクルを得意とするスピルバーグだけに小気味よいセリフは苦手なのだろうか。セリフのない奴隷船のシーンは圧巻だっただけに、惜しい映画である。 Balrogさん [DVD(字幕)] 6点(2012-06-30 23:59:25)

49.脚本はよく作り込まれています。奴隷商人、アメリカ海軍、スペイン王室らの利益が複雑に絡み合い、さらに国際条約や国家間の力関係、アメリカ国内の対立までが影響を及ぼすかなり厄介な裁判をテーマとしながら、事件を取り巻く環境の交通整理がうまくなされています。マシュー・マコノヒーに「この裁判の本質は所有権争いである」と言わせ、どうすれば黒人奴隷達が裁判に勝てるのかを観客に対して事前に提示したことで、話がグっとわかりやすくなっています。このようなストーリーテリングの工夫には好感が持てます。証拠や論理を積み重ねていき、裁判を有利に導く様は小気味よく、法廷ものとしてなかなかのレベルです。しかし残念なのは、当のスピルバーグが本作を法廷ものとして描く気がなく、法廷で論理を積み重ねることよりも、いかに感動的なセリフを言わせるかを重視したこと。感動過多というスピの悪い癖がここでも出ています。また、アフリカ出身で西洋文明には馴染みがないはずの黒人奴隷が聖書に関心を持ったり、西洋の価値観である「自由」を叫んだりと、黒人の白人化が目に付きました。「奴隷制度に反対を叫んで、奴隷達そのものに無関心な人間」という印象的なセリフがありましたが、本作の作り手達にもこれを自問していただきたいところです。一方、スピお得意の残酷スペクタクルのインパクトは絶大で、本作の壮絶さはシンドラーのリストをも超えています。言葉でのみ語られてきた歴史を、迫真の映像で見せられるとここまでショッキングなものかと驚きました。ロスト・ワールド、プライベート・ライアン、そして本作と残酷描写が際立つ作品を3つもほぼ同時に作り上げたスピの絶倫ぶりは、さすが巨匠なのです。 ザ・チャンバラさん [DVD(字幕)] 5点(2009-07-18 21:22:05)

48.日本ではあまり取り上げられない悲惨な歴史を知るという意味では価値ある作品だと思う。 すたーちゃいるどさん [DVD(字幕)] 6点(2008-05-05 19:20:02)

47.映像に割と力がある(あくまで「割と」)こと以外は,スピルバーグ監督とは思えないほど不出来な作品でした。どうも描こうとしたものをうまく料理できず,結果としてテーマの大きさにこの映画が負けてしまった感が強いです。こういった社会派の作品がとても好きなので期待した分,残念でした。「シンドラーのリスト」も「ミュンヘン」も好きなのでスピルバーグ監督には挫けずに頑張ってほしいです(挫けたかどうかは知らないが)。 Thankyouさん [ビデオ(字幕)] 2点(2007-06-05 02:24:35)

46.これスピルバーグの映画ですか?映画館で見ても眠気と戦うのに必至でしたよ。なんか、言葉の一つ一つが押し付けがましいというか・・・翻訳に問題有りなのかな?まぁ良い事は言ってるんだろうし奴隷の扱いとかはそりゃ悲惨極まるんだけど・・・ Junkerさん [映画館(字幕)] 4点(2006-12-30 23:52:57)

45.当時の黒人奴隷たち、かわいそう。ただ、良いテーマを扱ってはいるんですが、どこか物足りなさを感じました。 H.Sさん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-12-17 21:09:00)

44.いい映画なんだとは思うんだけど・・・。つまらなかったです。延々と続くんだなー。スピルバーグ印ではこれか、太陽の帝國、カラーパープルが「3大微妙」な作品でした。 たかちゃんさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2005-06-06 12:38:32)

43.長い過酷な歴史、でも未だ・・・ 。2015.02/24 2回目鑑賞。奴隷問題を扱った作品は多いと思うが私が好きな作品として「リンカーン」「アメイジング・グレース」とこの作品です。数十年間の英国・米国の政治、裁判での奴隷制度の扱いを骨太に取り上げています。比較鑑賞もいいですよ。 ご自由さんさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-03-27 21:36:32)

42.人種差別や奴隷などについて描いた作品は多いが、奴隷船での残虐非道をここまで描いたのは初めて見たのでかなりショックだった。アフリカから多くの黒人が大陸に連れてこられたことを知ってはいても、その実際はどうだったかなんてことは深く考えもしなかったし知らなかった、ということを改めて思い知らされた。
これほどの人権蹂躙の史実から自由・平等・人権を真面目に誠実に描こうという思いは強く伝わってくるし、シンケのジャイモン・ハンスゥが発する迫力と存在感はピカいちだった。彼の「我々に自由を」とかホプキンスの演説なども見たときは感動的だと思ったが、なぜか記憶に残らず印象が薄いのが不思議。



キリコさん 6点(2004-09-26 22:23:49)

41.良い感じなんだけどどこかイマイチだった。伝えたいことはすごく分かったんだけど・・・ ゆきむらさん 5点(2004-09-22 23:10:11)

40.いい映画なんだろうけど。。。 刹那主義さん 4点(2004-04-13 22:48:15)

39.歴史ものがたりをスペクタクルっぽく描いた渋い大作。下克上的な残虐シーンの冒頭に軽く引き、一転して政治的な小難しい話に軽いとっつきにくさを覚え、淡々としたその後のストーリー展開になじめずに、気がつけば中盤ぐらいまで観てしまった。もしこのまま終わっていたら全く共感できない映画だったに違いない。でも、ラストのアンソニーホプキンスの名演に息を呑んだ。凄すぎる。あの演説シーンだけがこの映画の価値、そのもの。あとは中途半端な出来損ないのエンターテイメントな展開。力技で半ば強引に感動させられた不思議な大作って印象です。 yuuaさん 6点(2004-03-19 22:25:18)

38.アメリカの負の歴史。ここまで正面切って描いた勇気に拍手を送りたい。もちろん、アメリカ人が観てどう思うか、それはわからないけど。 ロイ・ニアリーさん 7点(2003-12-12 11:18:55)

37.小説「ハンニバル」によると、飛行機のエコノミークラスの座席は、当時の奴隷船と2インチ程度しか間隔が違わないらしい。うーん、複雑・・・。 ガーデンノームさん 4点(2003-12-10 09:57:22)

36.な~んか、あか抜けないなぁ。 c r a z yガール★さん 4点(2003-12-03 00:33:10)

35.スピルバーグに法廷ものは撮れない、というのがハッキリしてしまってガッカリな映画。だらだらとした法廷シーンは、数多く存在する法廷ものの中でも水準以下。問題を提起したら、それを徹底的に突きつけてみせるのがスピルバーグの良さでしょうに、この映画では法廷のシーンになると途端に映画の温度がサーッと下がり、テンションが落ちるという状況。動きのないシーンでの、静かな衝撃、静かなサスペンス、というのが苦手なようで。つくづく、この人は良くも悪くもヴィジュアルの監督なんだなぁ、と思いました。 あにやん‍🌈さん [試写会(字幕)] 6点(2003-11-26 10:51:39)

34.シンドラーでテンパったスピルバーグの社会派映画リターンズ。でも柳の下にドジョウは2匹いないのだ。御大ジョン・ウイリアムスの素晴らしいスコアが・・・あーもったいない! mimiさん 6点(2003-11-16 20:17:57)

33.「激突」、「ET」、「ディープインパクト」、「プライベートライアン」など傑作の中でも、スピルバーグの中でも最高作品。何回でも観る事ができ、考えさせられる作品。 かまるひさん 9点(2003-11-12 01:38:50)

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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 58人
平均点数 5.72点
000.00% line
100.00% line
223.45% line
323.45% line
41118.97% line
51322.41% line
61627.59% line
746.90% line
846.90% line
935.17% line
1035.17% line

【アカデミー賞 情報】

1997年 70回
助演男優賞アンソニー・ホプキンス候補(ノミネート) 
撮影賞ヤヌス・カミンスキー候補(ノミネート) 
作曲賞(ドラマ)ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生]候補(ノミネート) 
衣装デザイン賞ルース・E・カーター候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1997年 55回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
主演男優賞(ドラマ部門)ジャイモン・フンスー候補(ノミネート) 
助演男優賞アンソニー・ホプキンス候補(ノミネート) 
監督賞スティーヴン・スピルバーグ候補(ノミネート) 

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