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雪の断章 情熱

1985年【日】 上映時間:100分
ドラマサスペンスラブストーリーアイドルもの小説の映画化
[ユキノダンショウジョウネツ]
新規登録(2003-11-12)【ぐるぐる】さん
タイトル情報更新(2020-09-28)【イニシャルK】さん


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監督相米慎二
助監督米田興弘
キャスト斉藤由貴(女優)夏樹伊織
世良公則(男優)津島大介
榎木孝明(男優)広瀬雄一
寺田農(男優)屋台の親爺
伊武雅刀(男優)車掌
塩沢とき(女優)学校の先生
河内桃子(女優)カネ
伊達三郎(男優)丸山
岡本舞(女優)那波裕子
藤本恭子(女優)那波佐智子
中真千子(女優)那波夫人
加藤賢崇(男優)川田
高山千草(女優)管理人
レオナルド熊(男優)吉岡刑事
脚本田中陽造
作詞松本隆「情熱」
編曲武部聡志「情熱」
主題歌斉藤由貴「情熱」
撮影五十畑幸勇
製作伊地智啓
富山省吾
東宝映画
配給東宝
美術小川富美夫
衣装小川久美子
編集池田美千子
録音斉藤禎一
照明熊谷秀夫
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【クチコミ・感想】

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5.基本的にこの監督は好きじゃない。が、二十数年前に観たこの映画は良かった記憶があって久しぶりに見直したのだが、映画の内容より、なぜこの監督が好きじゃないのかを確認してしまった。ちょっと脱線ですが好きじゃない理由から。
結論から言うと、この方の映画は映画である必然を感じない。映像を演出するというより、舞台の芝居を演出して、それをフレームに収めているような作り方です。引きの客観視点からの長まわしは、多用されると登場人物の心情が遠くへ行ってしまいます。この方の最も特徴的な文法ですが、しっくり来たことは無かった。撮り方だけではなく、芝居の付け方も舞台っぽいと思います。役者がいきなり歌ったりパントマイムっぽいことをやったり。この映画でいうと、やたらと水に浸るシーンなどです。誰かに見られている、ということを前提にしたような芝居って映画らしくないし、オーバーに演じて丁度いい舞台芝居を見せられているようです。そして一番よろしくないと思うのが、ここぞという場面で常識的にはやらないアクションをさせたがること。リアリティからの逸脱ですね。この方の美意識の中での象徴表現なのでしょうが、自分には鼻に付くことが多かった。これはあくまで自分の主観ですので、ファンの方は気になさらずに。
この映画に関してはデビューしたての斉藤由貴の瑞々しさに尽きると思います。健気な元気さと繊細さとちょっと調子がズレてる彼女の個性が早くも発揮されてます。でも、今観るとかなり無理矢理な設定でした。二十数年前の自分は8点くらい付けていたと思いますが、見直してしまったためにこの点数。 アンドレ・タカシさん [映画館(邦画)] 5点(2008-12-31 02:36:59)(良:1票)

4.もう冒頭から、ヘタな芝居、クサいセリフ、アホな演出の相乗効果で、すっかり観る気が失せてしまい、そういう先入観を抱いてしまったせいか、良いところが全然見当たりませんでした。この時代の映画って、みんな同じ演技(特に若い女性)や演出・セリフで、もううんざりですね。特にこの映画は、アイドル使って芸術っぽいことをしようとして大失敗した典型のような気がします。相米監督は好きな作品もあるし、斉藤由貴という女優も好きですが、これは見る価値ナシです。 ramoさん [CS・衛星(邦画)] 1点(2014-03-15 19:05:28)

3.なんじゃこのクサイお話は。お話もクサイが演技も「お芝居」であることが前面に出すぎている。冒頭の長回しも相米監督の他の作品の長回しとは趣向が違う。えらく「仕掛け」じみている。自由さがない。セットのせいだけではない。相米監督の作品はどれも独創的ではあるが、この相米らしからぬ演出が成された作品もまた別方向に独創的だ。らしくはないけどけして悪くもない。というかこんなクサイお話、ふつうに撮ってちゃただクサイだけ。「お芝居」にしちゃったほうが面白い、と思ったのかどうかは知らん。相米印、ずぶ濡れの女優は相変わらず。で、ずぶ濡れにされたときの表情はやっぱり相米の映画。演出を超えたものがある。脚本には書けないものを生み出そうとしている。女の子が女へと成長する過程を描くことに関してはここまでわかりやすいものもない。うん、相米映画だ。 R&Aさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-02-02 16:05:47)

2.あのころ由貴ちゃんが好きだったから見たんだけど、いま思うと、これが相米映画の最高傑作じゃないかと思う。こんなジャンバルジャンとコゼットみたいな話が、日本のどこにも存在するわけないし、こんなストーリーもあるわけないし、そもそも時代設定もまったく不明だし、こんなものを作ろうと思った動機もまったく不明。どんな欲望があるのかぜんぜん分からない。『台風クラブ』みたいな話なら、まだ現実にもあるかもしれないけど、『雪の断章』の話だけはありえない。こんなありえない物語を、長回しのリアリズムで撮ってしまった時点で、これは異常な傑作なんじゃないかと思う。テント芝居をそのまま映画にしたようなもんだといわれればそれまでかもしれないけど、それを抜きにして考えれば、この作品世界はあまりに異常なところにいっちゃってます。 まいかさん [ビデオ(邦画)] 8点(2004-03-19 13:05:36)

1.うっ・・・こ、これはどうなんでしょう。さるジャズ喫茶のマスターにお薦めいただいた作品なのですが・・・。いや、確かに冒頭のシーンとか素晴らしいし、斎藤由貴も可愛いんですよ。でも、お金持ちの家族がすげーやな奴らだったりするところとか、何か大昔の少女漫画のようだし・・・うーーん、修行が足りんのだろうか・・・。 ぐるぐるさん 4点(2003-11-19 18:41:41)

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【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 5.29点
000.00% line
1114.29% line
200.00% line
300.00% line
4228.57% line
5114.29% line
6114.29% line
700.00% line
8114.29% line
9114.29% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review1人
2 ストーリー評価 3.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

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