みんなのシネマレビュー

男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日

1988年【日】 上映時間:100分
ドラマコメディシリーズもの小説の映画化TVの映画化
[オトコハツライヨトラジロウサラダキネンビ]
新規登録(2003-11-26)【_】さん
タイトル情報更新(2024-08-14)【イニシャルK】さん
公開開始日(1988-12-24)


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監督山田洋次
助監督五十嵐敬司
キャスト渥美清(男優)車寅次郎
三田佳子(女優)真知子
倍賞千恵子(女優)諏訪さくら
前田吟(男優)諏訪博
吉岡秀隆(男優)諏訪満男
下條正巳(男優)車竜造
三崎千恵子(女優)車つね
太宰久雄(男優)桂梅太郎
佐藤蛾次郎(男優)源公
笠智衆(男優)御前様
関敬六(男優)ポンシュウ
北山雅康(男優)三平ちゃん
マキノ佐代子(女優)ゆかり
笠井一彦(男優)中村
谷よしの(女優)
笹野高史(男優)
すまけい(男優)院長
光映子(女優)
武野功雄(男優)
鈴木光枝(女優)
出川哲朗(男優)祭りの若い衆
三国一朗(男優)教授
奈良岡朋子(女優)真知子の母
尾美としのり(男優)
三田寛子(女優)由紀
原作山田洋次
俵万智「サラダ記念日」
脚本山田洋次
朝間義隆
音楽山本直純
作詞星野哲郎「男はつらいよ」
作曲山本直純「男はつらいよ」
主題歌渥美清「男はつらいよ」
撮影高羽哲夫
企画小林俊一
プロデューサー島津清
配給松竹
美術出川三男
編集石井巌
録音松本隆司(調音)
鈴木功
照明青木好文
その他山田洋次(4Kデジタル修復版総合監修)
近森眞史(4Kデジタル修復版)
岸田和美(4Kデジタル修復版)
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【クチコミ・感想】

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14.山田洋次監督の作品はあまり好きではないのですが、寅さんだけは別。毎回ワンパターンで、特に何が起きるというわけでもないのですが、あの「とらや(くるまや)」の居間で、おなじみのメンバーが語り合うシーンが出てくるだけで安心できます。
で、なぜか見逃していた本作を初めて見ましたが、やっぱりいい感じ。相変わらずワンパターンで、失恋にすら至らないような顛末でしたが、それで十分。三田佳子は医者役がよく似合います。尾美としのりと三田寛子が大学生役というのが、時代を感じさせます。しかし大学の風景だけは、今とあまり変わらない気が。それはそれでまた問題ですが。 眉山さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2018-01-25 02:04:39)

13.寅さんが恋をしなくなったらもうそりゃつまんないでしょ。
昔のあの腹かかえて笑えるような寅さんが、
なんだか大人(というか年相応)になってしまって、バタバタ感が薄いな。
まあ、そりゃだれだって年とるんだろうけど、そんなことを忘れさせてほしいじゃん。
この先のシリーズが心配になってきだす一作です。 Skycrawlerさん [地上波(邦画)] 6点(2015-10-14 15:42:37)

12.寅さんシリーズとしてはごく普通の作品だと思う。
前作の終盤で良いセリフが多かったが、今回も後半で「何のために勉強するのか...学のない自分は悩んだ時にサイコロを振って決めるが、大学に行っていればどうしたらいいか自分の頭で考えることが出来る」といううようなやりとりはなかなか考えさせる。
それでも多少マンネリ感の漂う状況を今後どうしていくか。 simpleさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-10-11 21:03:31)

11.母と娘、おばと姪など、マドンナと寅さんが気になるもう1人の女の子がいる作品って、例えば「寅次郎春の夢」なんかもそうですが、寅さんの絡みが2人に分かれてしまうところがあって今一つ寅さんとマドンナの心の触れ合いが少なくなってしまいますね。

この頃になると寅さんも段々大人しくなってくる。マドンナがとらや(あっ、そうだ。本作から事情があってくるまやに屋号が変わりましたね)を訪ねる。そしてまずは帝釈天にお参りしたいという。寅さんが若い頃なら「ワタシがご案内しましょう!」と尻尾ふって一緒について行くんだけど、源公や三平ちゃんに案内に行かせる。こういう何気ない1つ1つに寂しさを感じたりします。

本作はマドンナとの恋よりも、小諸のおばあちゃんが印象に残りますね。「寅次郎恋愛塾」でも、長崎の五島でクリスチャンのおばあちゃんと人生最後の楽しい夜を過ごしました。僕の好きな寅さんは色々ありますが、こういう時の寅さんもとても好きですね。

そう言えば御前様も珍しく寅さんを褒めてくれました。褒めたつもりは無いんだが…と言いつつも「近頃は金儲けしか考えない輩が増えてきたが、寅のような無欲な男と話しすると心が休まります。寅はこのままでいいんです。」と。時はバブル全盛期。サラリと時代への皮肉が込められています。

「サラダ記念日」って懐かしいですね。作品の中でも所々で詩が挿入されますが、寅さんが早稲田大学を訪ねた時の詩は寅さんの良さがとてもうまく表れています。
「寅さんが 早稲田の杜にあらわれて 優しくなった午後の教室」 とらやさん [ビデオ(邦画)] 6点(2013-10-12 12:43:05)

10.今作から実家の「とらや」が大人の事情で「くるまや」へ名称変更してた。調べてみたらこの頃に帝釈天にある「柴又屋」という団子屋が「とらや」に名前を変えてしまい、これでは宣伝になってしまうので止む無く映画の中では「くるまや」に変えたそうだ。商標登録とか出来なかったのかな、残念。ストーリーも、、、寅さんの勢いなし。三田佳子さんがやってた医者ドラマに寅さんがゲストで出たような気もしなくはない。時代背景も現代に近づいてきた。シリーズも終盤、こっからは寅さんの元気がなくなるかな。タコ社長もなんだか痩せちゃって、せつない。 大学で講義した20作目のワット君の話がもはや懐かしく愛しく感じた。 movie海馬さん [地上波(邦画)] 4点(2013-01-11 19:10:56)

9.サラダ記念日かぁ・・・
なんかこの頃がえらい昔に感じるなぁ・・・ にじばぶさん [ビデオ(邦画)] 6点(2007-10-06 17:25:06)

8.筒井康隆の『カラダ記念日』を元にした作品。違うっての。しかし何がどう『サラダ記念日』なのか。それは観ればわかる。マドンナの名前がタワラマチならぬ、ハラダマチコ(←頭使ってるか?)。そして劇中に挿入される、ミソヒト文字のタワゴトの数々。果てはわざわざ寅さんにサラダを食わせるために、失恋までさせる(←いや、そこまでひどくはないけど)。しかも何がワケワカランと言って、『サラダ記念日』と言いながら、実際には早稲田大学のプロモーション映画になっていること。ワセダ恐るべし。早稲田のキャンパスライフはメチャ楽しい!ということをアピールするためなら、昔々の中村ワット雅俊の恥ずかしい話まで蒸し返しちゃう(授業中でしょ)。いやー楽しそうな大学だなあ。みんなサワヤカ。幸せの青いハンカチ、ってやつですかね。なんのこっちゃ。そーいやワセダと言えばその昔、クワタを入学させるためならわざわざ新しい学科の創設までした、とかいうウワサもあったっけ(ホンマかよ?)。いやスミマセン、早稲田に恨みがあるワケでも何でもないんです、ペコペコ。どっちかっつーと、すぐに「東大」を出したがる山田監督、たまにはこういうのもイイんでないの?とも思ったり。 ところで本作には、進学か就職かに悩む満男の姿が。当時はバブル経済、就職は引く手あまた(なので実際私の幼馴染もほとんど高卒で就職しました)。ちょっとこの時期にこういうテーマを描くのは違和感が無いでも無い。 鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2006-11-30 23:31:11)

7.シリーズも末期の40作目。公開当時に大ブームを巻き起こしていた俵万智の「サラダ記念日」を基にした作品らしいけど、原作はやってた頃知らないし、また読んでもいない(「サラダ記念日」という本の存在もこの映画を見たあと初めて知った。)ので見た頃はときおり入る詩がいったいなんなのか全く分からなかった。また話のほうもこれといったみどころもなく、全体的にあまり印象に残っていない。そういえば渥美清はこの頃から病魔に侵され始めたんだよなあ。ちなみにこの回から三平ちゃん(北山雅康)が登場し、なんの前触れもなく「とらや」の屋号が「くるまや」に変更。 イニシャルKさん [地上波(邦画)] 5点(2006-05-26 01:44:24)

6.これ、今、思い出した。我が地元、長野県は小諸が務台なんだよね。寅さん記念館にも二度ほど行ったっけ!そんなことよりもそうねえ、もう、この辺りの作品はどれも同じような感想しか書けない。寅さんが年々、パワーダウンしてきているのが見ていても解るのである。可も無く不可もなくってところだが、まあ、地元の美しい風景を山田洋次監督は美しいその町並みをそのままに美しく撮ってくれているという意味で特別1点プラスしての6点てことで、甘い気はするが、これを見て、だからと言って本家本元の「サラダ記念日」を読もうという気持ちにはなれない。 青観さん [映画館(邦画)] 6点(2006-04-13 23:05:22)

5.40作目。後期の作品ではいい方だと思う。早稲田と寅さんてのが意外な感じでおもしろい。寅さんがほとんど柴又にいるってのも珍しいと思う。妙に詩のテロップを入れるのはちょっと邪魔。結構時代を感じさせる作りになってた。 バカ王子さん 5点(2004-05-16 23:45:23)

4.後期の中では秀作の一つ。言うまでもなく、このシリーズはプログラム・ピクチャーなんだけど、この作品、かなり深いんだよ。例えば、お馴染みの冒頭の歌の場面。賑やかな祭の場面で始まるけど、この頃、ちょうど昭和天皇のXデーへの配慮から、CMなんかでも自粛、自粛って騒がれてる頃だった。この祭の場面は、暗にそんな当時のいささか行き過ぎな自粛ムードへの疑問が暗示されている。また、寅が絡むお婆ちゃんとのエピソードも、結局病院で死にはするものの、連合いと暮らした自分の家で人生を終えたいと、自分の意志を主張するお婆ちゃんと、自分の意志とは無関係に体中管だらけにされて、死ぬ日まで周りに決められてしまう天皇と、いったい、どっちが幸せなんだろうって問い掛けがあるんだよね。う~ん、深い!深いぜ、山田洋次さん! ひろみつさん 9点(2003-12-26 22:21:21)

3.この作品ぐらいから本当に「男はつらいよ」シリーズは確実に駄作の一歩を歩んでいると思います。特に本作は本当に出来が酷いです。不変だと思っていた、寅さんらが完全に時代の流れに変にのっちゃったからねえ・・・。ここまで来るとオイラ,助けれないよ! ピルグリムさん 2点(2003-12-24 12:10:24)

2.この頃ブームを巻き起こした、俵万智の「サラダ記念日」を本作で引用。結社“心の花”はさぞかしウハウハだった事でしょう。原作参加として俵万智自身も参加している事も有り、短歌を多様した無駄な演出が目に付く所。5・7・5・7・7のツッコミに対して、結構毛だらけ…と答えるくだりは実に寅さんらしい。唯一の欠点はW三田の配役に興味を殺がれる事。…ここで一首、「マドンナに 見えない女医の三田佳子 アンタは有森冴子だろ」。 _さん 3点(2003-11-26 19:59:51)

1.このシリーズって凄まじい数がありますね。全部は見てないのでどうかは解りませんが、寅さんの破天荒な行動や周りを引き込む喋りの上手さなど、これだけでも結構面白いと思う。 クリムゾン・キングさん 6点(2003-11-26 01:43:18)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 23人
平均点数 5.65点
000.00% line
100.00% line
214.35% line
314.35% line
4313.04% line
5521.74% line
6730.43% line
7313.04% line
828.70% line
914.35% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 6.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review2人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 6.00点 Review1人

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