みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
136.ジーン・ハックマンのセリフで「大ダコでも襲ってこない限り~」というのがあって、しかも確か、本作が以前金曜ロードショーか何かで放送されたとき、これに相前後して日曜洋画劇場で『オクトパス』が放送されてたりして。親分、出番ですぜ。さて本作、外部との通信が中途半端に途切れてしまった原潜内を舞台に、核ミサイルの発射を主張する艦長と、これに反対する副官が対立する、というサスペンス。潜水艦という限られた舞台を最大限に活用して、むしろ映画の製作者たちも楽しんで映画を作ったんじゃあ、ないでしょうか。おそらく、潜水艦の見取り図なんぞ作ってみて、このシーンはこの場所でこう撮ろうぜ、とか、登場人物をこの経路でこう移動させてみようぜ、とか言いつつ。一方ストーリーはと言いますと、少々、段取りクサい印象もありまして。敵潜水艦の襲撃⇒艦長の指揮下、見事に危機を脱出⇒艦長と副官が対立、副官が艦を指揮することに⇒ここで実にタイミング良く、また敵の襲撃⇒さて副官は、艦長みたいに危機を乗り越えられるだろうか~、という展開。絵に描いたような展開で、ちとワカリ易過ぎませんかね~。というわけで結局、本作のテーマは、「さてアナタは、どっちの上司を選びますか?」というコトなんですね。性格分析か適正検査みたいなもんですね。うーむ。どっちもヤだなあ。どうしよう。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-03-13 13:56:14)(笑:2票) 135.おもしろかったけど、あんなに簡単に指揮権を奪ったり奪われたりしたんじゃ、安心して日本の防衛をまかせられんぞ。 最後のオチも読めたけど、普通は実戦経験の無いやつより、老練のベテランが正しいよね? 【Skycrawler】さん [地上波(吹替)] 7点(2012-12-24 02:37:00)(笑:1票) 134.面白い!リアル感あって緊張感あるし。なんせジーンハックマンDワシントンのキャラにバッチシ合った熱演。素晴らしいの一言。でも艦長の性格の前振りが効かせ過ぎかGハックマンが傲慢キャラが行き過ぎていたのは少し残念。Dワシントンはこんな役やらせたら天下一品だよねえ。自分的な二人の行動に関する結論は最後の海軍本部の委員長が言ってくれた。誰にでも勧められる万人受けする良作だよね。 【タッチッチ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-01-30 22:02:37)(良:1票) 133.ロシアの内戦に伴う反政府軍による核兵器施設の占拠のために米国等が核攻撃への脅威にさらされている中で それに立ち向かうために派遣された原子力潜水艦での電気系統の故障に伴う指揮命令系統の混乱が非常に上手く描かれている。 やはりこの映画の肝はハックマン、デンゼルともに正しい選択をしているということだろう。 ハックマンは一度正式なルートで核ミサイル発射の命令が下っている以上、その命令に従うべき。 不明確な命令を時間の関係上確認している暇はなく、無視してもこの際は問題はないという考えは理解できる。 一方、デンゼルは、双方の核攻撃による被害の拡大、戦争の勃発の恐れがあるため、コトの大きさと周りにいる他の潜水艦の状況も踏まえて、より慎重に命令を確認すべきと考えている。 戦争そのものが敵と考えているため、デンゼルの慎重さも充分理解できる。 そして、二人のどちらに従うべきかを、命令、規律、それぞれの個人的な関係などの間で揺れ動く周りの乗組員達の不安、あせり、緊張なども感じられた。 面白いのは二人の描き方だろう。 単純で融通は利かないが、経験豊富で作戦命令・目標を遵守することが第一と考える、性格はきついが嘘は言わない、いわゆる海軍の上官らしいタイプと 物事を慎重かつ冷静に考える、ハーバード大に通った経験を持つが実戦の経験は少ない、戦争に対して否定的なタイプと相対するように描かれている。 モノの考え方は訓練一つにも出ていて、混乱しているときにこそ訓練をする意味があると考えるハックマンに対して、まずは危険を除去することを優先すべきと考えるデンゼル。 この二人をハックマンとデンゼルに演技させたのも面白い組合せ。 特にハックマンはかなりはまっていたし、もの凄いいい演技をしていたなと思った。 デンゼルの方も感情を押さえつつ、部下を軽い冗談で和らげたり、謀反を犯した奴らの目を一人一人じっと見る姿は迫力があった。 トニースコット、ブラッカイマーの中ではなかなか良い良作だろう。 【六本木ソルジャー】さん 8点(2004-12-18 20:00:38)(良:1票) 132.核ミサイル発射を巡って艦長と副艦長の2派が対立し主導権争いをする展開は緊張感があるし、主演のハックマンとディンゼルのうまさもあって引き込まれる。こういう潜水艦モノを見る時、潜水艦って海に浮かぶ棺おけのようだといつも思う。いったん乗り込んだらイヤでも逃げ場がないから怖い。 乗組員は全員運命共同体でありその命運を預かる艦長の責任や能力は非常に重大なものとなる。 日本への原爆使用について正しかったと言う艦長は核兵器に対しての使用にためらいがないが、副艦長は使用した場合の後の重大さを思い出来るだけ回避したい、慎重に判断しなければと考える。 判断が最終的にどこにあろうと人間の下すものである以上こういうトップの認識の差は大きい。これは映画だからいいけど現実的に考えるとかなり恐ろしい気がする。ところで密室である艦内で艦長とヴィゴがタバコを吸うのが気になって仕方なかったけどこれってOKなんでしょうか? 【キリコ】さん 7点(2004-09-25 23:57:55)(良:1票) 131.つい最近再見しました。結末がわかっていてもあの緊迫感はいいですね、ヴィゴ・モーテンセンはかっこいい!俳優全員のテンションの高い演技が作品全体を盛り上げてる感じ。 しかしジーン・ハックマンてほんとに凄い俳優だなぁ、善人のようでもあれば嫌なヤツでもある、職場では優秀であり人望もあって尊敬され慕う人もたくさんいる、けれどプライベートはけっこう寂しい人、こういった人物像を完璧に表現できるのね。 話のほうはですね、この艦長と副艦長どっちも正しいのね、タイプが違うだけ。初見時でもたぶんデンゼル・ワシントンが当たりなんだろうなぁと予測はできちゃうわけですけどもね。そんな中冷静で立派だったのはジョージ・ズンザじゃなかったでしょうか?そのジョージ・ズンザなんですがこの作品では殉職せずに済んだことがなによりでしたwラストの会話がなかなか粋だわね。見事な引き際という展開でハックマンに華を持たせたって感じでした。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2004-08-12 10:10:58)(良:1票) 130.多くの方がおっしゃる通り、双方が正しく、強い信念を持っているのが嫌というほど伝わってくる。相容れない信念が徐々にこじれていく見せ方がとても上手い。潜水艦という舞台設定も手伝って終始緊迫感が張りつめており真剣に観られる。緊迫感のある作品は大好き。キャスティングも絶妙。 【えいざっく】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2004-07-30 00:07:43)(良:1票) 129.もし邦題がモロ直訳で「赤潮」だったら、如何にハックマン&デンゼルと言えど絶対にヒットしなかっただろーな。尤も片仮名そのまんまもどうかと思うが…。 【へちょちょ】さん 6点(2003-12-11 02:05:08)(良:1票) 128.こういう密室&タイムリミットもののサスペンスは一番好きなジャンルなので、期待を裏切られなくてよかった。 軍隊ってこういう意思疎通のマニュアルというか、体系がしっかりしていないとダメなので、 逐一連絡されてくる制限時間や潜水艦の速度や深度、相手の魚雷との距離などがすぐに分かるので、見ている方も緊迫感がより増した。 また乗組員もみんな海軍法規をしっかり理解してるなぁと思った。これから核戦争が起こるというのに冷静な連中だな、と。さすが訓練の賜物。 実戦経験を積んでるからといって、人間的な感覚が麻痺している人より、こうやって正当な理論をぶつけられる人は必要だね。どの世界でも。 まぁ、それが衝突の火種になるんだろうけど…。 デンゼル・ワシントンはこういうクールな役がはまってると思う。ハンス・ジマーの音楽も効果的だった。 【ブッチ・ハーモン】さん 7点(2003-12-04 12:12:23)(良:1票) 127.とても緊張感ある重厚な作品。最初から最後まで女性が登場しないというのも珍しい。 何度も立場が入れ替わる脚本も見事。ひとつひとつのセリフにもセンスを感じるし、出来としては素晴らしい。 次はもう少しほっこりする映画を見ることにしよう。 【mhiro】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2025-02-26 15:43:44) 126.上層部の派閥争いに巻き込まれた。 【TERU】さん [DVD(字幕)] 8点(2024-08-04 19:36:45) 125.艦長と副長の主導権争いも双方が徒党を組んで武装するに至ってバカらしくなってしまいました。二人の最終的な処分のご都合主義全開さがバカらしさのとどめです。テロップの核発射権限は大統領が持つというのに、「そりゃ、こんな体たらくで、地獄絵巻に引きずり込まれたら泣くに泣けんよね」と思わされたところに点数の全て。野暮な事を言いますが、艦内に連れ込んだ犬にオシッコさせてる&艦内でタバコスパスパの演出にも萎えてしまいます。ハンス・ジマーの勇壮な音楽も浮いてしまっている残念な力作です。 【The Grey Heron】さん [DVD(字幕)] 4点(2021-02-15 15:55:01) 124.最初から最後まで緊迫した空気があってよかった 【ホットチョコレート】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-06-18 15:19:36) 123.2005.4月鑑賞。もう10年以上前になるのか? なんとなく「眼下の敵」に似ている感じがした記憶があるが・・。再度観たい作品。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-02-19 21:29:06) 122.緊迫感溢れる映画。 何となく筋書きは読めるものの、最後まで惹きつられる。特に軍がどういったものかの矛盾を含めた一端が分かりやすい。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-12-06 23:59:43) 121.間違いなく最高の潜水艦映画でしょう。 デンゼル・ワシントン、ジーン・ハックマンの熱演がひかり、潜水艦という限られた空間で男同士の決断の対決。面白かった。 あ、これタランティーノ脚本なんだw 【mighty guard】さん [DVD(字幕)] 9点(2015-10-21 12:31:20) 120.20年近くも前の映画ですが、ロシアを取り巻く国際環境は今また繰り返しつつありますね。最後までハラハラドキドキ感たっぷりのサスペンス映画でした。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-08-14 21:07:12) 119.魚雷戦や深海からの脱出など、緊迫感があり楽しめる。でも最後たやすく仲直り的な雰囲気は疑問かな。 【noji】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2013-06-01 17:15:33) 118.一歩間違うとセガール系のトンデモ設定のアクションになりそうだが余計な蛇足はせずなんとか冷戦時代の戦争サスペンスにおさめた。アメリカ人が好きそうなマッチョ対インテリの典型的プロットで少し引いてしまい1点減点だが、面白さは折り紙付きで、潜水艦という閉鎖された空間の中で核戦争一歩手前の緊張感と内部の心理サスペンスを描いた傑作と言っていいだろう。 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-09-06 08:43:45) 117.本当の敵は外ではなく中に居たということか。皮肉めいている作品。キャラの描写が上手く頑固な艦長の行動にもリアリティがあって、サスペンス風味の人間ドラマという感じ。閉塞的なだけで終わらないのがエンターテイメントとして秀逸。 【Sugarbetter】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-10-08 02:21:41)
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