みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
3.デヴィッド・リーンが監督だし、ヴェネチア映画祭の美術賞を得た映画だが、先にマーク・レスターのミュージカルを見ているので、どうも好きになれない。古くモノクロのせいもあるが、どうもイメージが暗い。アレック・ギネスの目つきと独特の鼻も不気味。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-01-17 20:05:01) 2.少年の出生の秘密で物語を引っ張る展開は良かったんだけど、 中盤から少年の周りの人間たちに焦点が当てられたため、 主人公はただストーリーに流されるだけの存在になってしまった。 キャラの描写不足ということで、今ひとつ感情移入ができず、 本来なら感動のラストも印象が薄いという結果に。 演出自体はいい方だと思うんだけど、映像がかなり暗く、特に冒頭部分は恐怖映画を観てるよう。 この物語の構成なら、確かにミュージカルにしたほうが楽しめるかもね。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-08-14 21:04:38) 1.オリヴァ・ツイストの運命を予見させる、ただならぬオープニングシーンからしてゾクゾクさせてくれる。本作ではセット美術とカメラワークが特に素晴らしく、いかがわしいロンドンの下町の雰囲気が存分に味わえる作りになっている。しかも子供向け映画にもかかわらず、全く手を抜くことなく丁寧に描き込まれていることにも感心します。孤児たちを食い物にするスリ集団の頭や孤児院の役人達。そんな大人世界にも悪人だけではなく、心優しき善人もいる。各登場人物の色分けがはっきりしているので、子供目にも分かりやすい。(とくにアレック・ギネスが演じるフェイギンなんて見た目どうりの悪党ぶり) また幸、不幸はまさに紙一重ではあるが、最後まであきらめず頑張れば幸せを掴むことが出来るという、子供たちへのメッセージ性。溜飲が大きく下がるスリリングな結末は、これぞっ少年少女向け感動物語。やはり原作者が文豪ディケンズだけあり作品そのものに深みがある。そしてリーン監督の大人の視線から観ても飽きさせない演出にただただ脱帽。本作は再三リメイクされたりで、いかに観客の心を掴み愛される物語であるかわかると思います。家族向け映画のお手本であり名作です。 【光りやまねこ】さん [DVD(字幕)] 10点(2007-05-18 21:33:47)
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