みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
156.親から何の指図も受けず好き勝手に生きてきた私は、ちょっと不可解でした。ただし、出会いによって人は救われるんだなあと思いました。 <追記>17年ぶりに再見。毒親支配から逃れるには周りにいる大人達のサポートが必要だという事を再認識。成人後のアップダウンは結構アッサリしていた印象。感動作という程でもないが、ピアノ効果で盛り上がる部分があると思う。 【東京50km圏道路地図】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-05-30 01:41:55)(笑:1票) 155.サクサクと物語が展開していくので見やすい一方、実話とされているものに忠実過ぎた感がある。 主人公ヘルフゴッドが持つ才能と危うさに父親の独善的な性質が混じって、彼を見守るような思いで見させられる。それ故、最後のピアノリサイタルは湧き上がるような感動がある。 本人による演奏のシーンは目が釘付けになるほど凄まじく、それを見て、聞くだけでも価値があると思うほど素晴らしかった。 【さわき】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-08-12 16:18:04) 154.当方の感性が鈍いだけかもしれませんが、どうも一つ一つのエピソードが浅いというか薄いというか。 前半の主人公は父親だと思いますが、その心情が今一つ理解できません。線が細いから自分が守らなければと使命感に燃えたのか、それとも単に偏執的に子離れできないだけなのか、あるいは成長を自分の手柄にしたかったのか。このあたりが物語のコアだと思いますが、どうもモヤモヤ感が残ります。またもっとも身近にいるはずの母親や姉妹の存在感も薄く、こんな父親をどう思っていたのかよくわかりません。 で、後半はなんとなくいろんな人に助けられて再生していくわけですが、トントン拍子で進むのみ。あのピアノの腕前さえあれば、出会う人は誰でも良かったような描き方でした。結局、もともと才能のある人が、ちょっと遠回りをして元の鞘に戻りました、というだけの話のように思えたのですが、やっぱり当方の感性が鈍いんですかね。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-08-12 01:48:52) 153.天才とは得てして、制御不能なものである。を再現した様な作品。ピアノに命をかける様はまさに狂気であり、人々を魅了する。20年ぶりくらいに観たが十分楽しめた。 【SUPISUTA】さん [DVD(字幕)] 8点(2018-07-15 20:48:49) 152.偏屈な性格なのでなかなか定職に就けず、他に誇るべきことがないので過剰なまでに家族に執着して狭い世界の中で余計に偏屈度合いが加速していくという、無職オヤジの負のスパイラルが見事に描かれた前半部分は最高に楽しめたのですが、このオヤジが出てこなくなる中盤以降は、普通の良作になってしまったという印象です。 アカデミー賞をはじめとして世界中で多くの受賞歴があるだけあってジェフリー・ラッシュの演技は素晴らしいものの、実はラッシュが出ている中年期が一番面白くありません。父親との関係の清算、後に奥さんとなる占い師との出会い、トラウマを乗り越えてのカムバックなど、このパートは構成要素が盛りだくさんのはずなのに、そのすべてがあっさりと流されてしまうためにほとんど感動がなく、ジェフリー・ラッシュの名人芸を楽しむだけのパートになっています。 【ザ・チャンバラ】さん [インターネット(字幕)] 6点(2018-04-08 11:59:04) 151.作曲家が曲を残した(楽譜に残した)のは仕事(お金を得るため)と芸術表現のためです。クラッシックのピアノに限っていいますが、”演奏”の楽しみは技巧(テクニック)の楽しみと、芸術表現の楽しみがあります。しかし、エライのは演奏家ではなく、”作曲家”です。演奏家の苦しみは突き詰めれば、”食えないこと”の苦しみしかないのです。しかしながら、”ピアノ”という楽器はそのシステム上、残された膨大で優秀な作品上、他の楽器に比べ(これはもう、言い切ってしまいます。だって本当のことだから)、仕事として弾く事を、あるレベルで続けること自体に非常な過酷さをともないます。もちろん、芸術家が”アタマを病む事”とそれ以外のヒトが”アタマを病む事”は全く同じレベルです。とても不思議なことに、歴史に残るのは”技巧”ではなく、”表現”なのです。技巧は”教えられますが、”表現”は教えられない。そういうたぐいのものでない。 ラフマニノフ作品の楽譜でffffが指示されていて、毎日そのまま弾くのはバカです。ピアノは弦楽器です。弦が切れます。芸術家の私生活なんて興味ありません。 涙を流すほどの、驚愕の表現、のみが有効です。 ピアノの先生のあなた!ちんたら、わけわからん表現を教えて、高い金ふんだくってるんでしょう。まったく、芸術大学なんてあきれかえります。教える側が、教えるべき事が明確でない。簡単に言うと”全く、わかっていない!”というか、それ以前に、教える、教わるものではない。(そんなくだらないことは、私が言うまでもない)唯一、教えるべきこと。ある、ゆるされた一部の誰かが、唯一、教えることができることで、重要で、確かなもの。それは、”音”です。”サウンド”です。さらに言うと、この主人公は天才でも、ごく普通の”演奏家レベル”でさえもありません。どちらかというと、精神が弱い、という意味において、盲目の演奏家、片腕のハンディキャップ演奏家です。(そのまんま) だから、一般のヒトの見方としては、ハンディがあるのにスゴイ!という、音楽の演奏のすばらしさとは全く違う、全く無意味な”ミセモノ”です。それをもてはやす。音楽を聴いている人間は本当にすくない。すくなくとも、私はこの映画の主人公をプロピアニストとは到底認められない。演奏は醜いの一言!!というより、弾けていない!!!追加!というか、変更!いやー!いまさらこれ読んで、我ながら恐ろしくなる、高飛車かつ、バカなこと言ってますなあ(涙)。まあ、要するにわたしはこの映画が、あまり”すきじゃありませんよー”といってるだけです。言い換えると、つちやかおりよりみはらじゅんこ、が好き、と言ってるだけです、、、、、。 【男ザンパノ】さん [映画館(字幕)] 5点(2016-07-23 01:40:38) 150.天才が、精神的ダメージによって、精神障害を負ってしまい、数奇な運命を辿る..という、映画ではよく描かれる題材..実話が基になっているということで、とてもシリアスでリアルな描写が印象的..父親の教育方法が極端に描かれているように思えましたが..脚色された映画なので、仕方がないところでしょうか..観終わって、後味が決して良いとは言えない物語..終始、ふ~ん..って感じで観ることになりました... 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 5点(2016-07-21 22:27:21) 149. なんでポスターがあの場面なのかわかった。音符まみれのプールかどっちかだよな! 【JF】さん [DVD(吹替)] 7点(2015-04-23 19:51:33) 148.「シャイニング」と勘違いして見てしまいました。ジャンルは異なりますがとてもいい映画です。実話と知ってリアル感に納得しました。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-09-11 20:09:42) 147.この映画はついて・・・淡々と進む、演出がない、描き方に工夫・・・、そんなことが必要とは感じませんでした。観る側の人生の深みがためされているのかもしれませんね。人は◆互いに◆生かされているということを映している秀作だと思います。 【cogito】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-09-02 23:53:29) 146.これと船の上のピアニストとピアニストがピアノ映画3点セット。 【aimihcimuim】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-08-11 12:34:20) 145.ピアノのシーンはしびれますね、父親に憎悪すら覚えます。(実際はバツ1知らしいですが)本当にハッピーになってよかった!日本にもリサイタルいらっしゃることあるかな。。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-11-07 10:00:37) 144.特に大きなカタルシスはありませんでした。 【K】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-10-18 17:17:06) 143.前半の少年時代から青年時代、ロンドンに出るまでと比較すると、後半はいい出会いもあるのですが、人生の節目や人との出会いと関わり、デヴィッドの心に多大な影響を与えた父との関係などがあまりにも軽く流されてしまっており、納得のいかない部分が多かったのが惜しいですね。ただ、それでもジェフリー・ラッシュの素晴らしい演技には一見の価値がある作品だと思います。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2012-03-17 21:55:03) 142.全編が美しい映像と音楽で包まれた映画ではあるが、核となる物語は非常にシリアスで悲壮感とともに展開していく。厳しい運命を生きてきた主人公の放つピアノの旋律は、美しく力強さに溢れているが、それ以上に自分の人生への想いが折り重なっているようで感慨深い。圧迫され続けた主人公だからこそ、ラストの解放感の感動は計り知れなかった。 【鉄腕麗人】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2012-02-17 17:11:21) 141.ものすごくいい素材なのに、料理の仕方を間違えたのでは?と思えるような内容でした。なんだか、同じような印象のシーンを繰り返し見せられている感じで、見せ方を工夫してもらいたかったです。ヤマ場がなく、なんとなく終わってしまったような気がします。 【ramo】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-11-30 01:29:14) 140.バー(レストラン?)にやって来たシーン、バーでピアノを弾くシーン、バーに父が訪ねてくるシーン、と印象に残るシーンはすべてバー。つまり現代のシーン。肝心の回想シーンが全く印象に残らない。そのせいでこの主人公が凄いのか凄くないのかよくわからん。物語はこの回想シーンに凝縮されており、その長い長い物語を丁寧にわかりやすく紡いでゆくことに懸命になりすぎて、ここぞ!というシーンを作っていない。雨やピアノの速弾きで「ここぞ!」を作った現代のシーンにも照明が明るすぎるという難点がある。よく回想シーンを明度を落としてくすんだ感じにして「過去」を演出することがあるが、それと同じ理屈で現代のシーンが明るくなったのかもしれない。全体が明るいので薄っぺらい映像になっちゃってる。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 4点(2011-04-20 16:53:39) 139.実のところ、この作品はいつも涙なくしては見られません。 あそこまでの抑圧を受けたわけではないけれど、私自身が親の望むコースに抗えなかった一人なので、他人ごととして受けとめられないのです。 しかも、私の涙をさらにしぼるのは、監督が、泣かせよう、という作り方をしていないから。父親の描き方があざとくなくて、父のほうもいっぱいいっぱいだったのがよくわかる。 その悲劇性も心にしみます。 でも、いくら愛情から出発したことでも、個人の人生を抑圧しちゃいけない。 そちらのメッセージのほうが上回っている。 だから、その人間理解の深さ、監督が人間に寄せる愛の深さに、余計に泣けるのです。 このストーリーを、芸術家の特異な人生、と読む人も多いかもしれないし、それも間違いではないと思いますが、普遍性をも描ききれたからこその、名作だと思います。 過去を浄化する力も持っている音楽の力にも感動しますが、それ以上に、後半、運命的に出会ったパートナーと交わす、シンプルで豊かな愛情表現に心打たれました。 【おばちゃん】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2011-01-12 00:26:51)(良:1票) 138.天才って何だろう?天才とは天から与えられたような人の努力では至らないレベルの才能を持った人のことであると辞書には書かれているが、確かにこの映画を観ると主人公は天才であることが解る。天才と狂人とは紙一重てことか?音楽の力、役者の演技力は申し分なしであるが思ったほど感動が出来ない。悪い映画だとは思いませんがだからって特別凄い良い映画だったか?と聞かれるとそうは思わない。何だか主人公の天才ぶり、才能の凄さを如何にもって感じで見せ付けてるようで、私のような音楽の才能の無い人間にはこの映画の凄さを理解するのは難しいのかもしれない。要するに天才と凡才の違いは才能である。才能が全てだとばかり映画の中で説教されたような気がして仕方ない。良い映画なんだろうけど、個人的には普通に観れるぐらいであとは、暗い内容なのに暗さを前面に押し出すということはさほど感じられなかった点は良かったので一応は6点にしてみたけれど、感動するまでには至らなかったということはやはり私は凡才なのであろう!天才にはなれないということが改めて解ったということはある意味、大きな収穫かもしれません。最後にどうもアカデミー賞の演技部門についてだけど、この映画のジェフリー・ラッシュのような実在の音楽家を演じる者に対してやたらと賞を与えすぎる気がしてならない。もっと他の所での評価というものを考えて選考すべきではないだろうか? 【青観】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-11-02 23:25:27) 137.若干地味なイメージですが、結構よかったです。もっと曲を聞いていたかったんですが、なんだか少なかったです。ゆっくり聞けたのは熊蜂の飛行くらいでしょう。 【色鉛筆】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-04-15 21:53:06)
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