みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
4.クリスマスイブに見ました。 ちょうどその頃、ジョン・レノンの特集番組が沢山放送されていて、その番組と本作が重なってしまいました。 ジョン・レノンは救世主イエス・キリストに例えられるのではと。 そう見ていくと、ポールはペトロといったところか。 では、主人公のマーセラスは誰かと考えてみると…。 それは私自身では…。 こうして物語を自分に重なてしまうと、主人公である自分は最終的にどこへ向かうのか。 勘違いすると、ジョン・レノンを暗殺したマーク・チャップマンになりかねない。 そう考えると、むやみに物語を自分に重ね合わせるものではないなと思いました。 私はクリスチャンではありませんが、心に訴えかけてくる映画ではありました。 【クロエ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-12-25 18:41:35) 3.この作品を初めて見たのはまだ小学生の頃だったと思います。イエス・キリストの生涯については新約聖書を子供向きに書き直したものを読んでいたものの本作品とオーバーラップする箇所はロングショットで映されるイエス・キリストの磔刑のシーンしかなく、世界史(ローマ帝国)についての知識は皆無でしたがなぜか子供の頭にもすんなり入る内容だったことを記憶しています。もう一度鑑賞してみてその理由を探るとやはり若き日のリチャード・バートンの西洋流チャンバラの負うところが多いのではないかと思います。兜のてっぺんの赤い飾りが特長的なローマ武将(護民官)がキリストの磔刑の警備に当たっていたと思ったら次のシーンで同じ格好の同僚とチャンチャンバラバラ。。。視覚的に非常にわかりやすかったです。この映画が作られた1953年にはチャールトン・ヘストン主演の「十戒」が制作され、1959年には同じヘストン主演のハリウッドの記念碑的作品の「ベン・ハー」が作製されます。日本にとって戦国時代が汲めども尽きないドラマとスペクタクル源泉になっているように、キリスト教国のアメリカではまずは聖書がスペクタクルとドラマの源泉と映画界は捉えたようです。そして日本の戦国時代を舞台とする映画作品がカオスによってその後三百年弱の江戸時代の太平の礎(いしずえ)が築かれる様を描いているように、聖書を題材とする多くの映画作品はイエス・キリストが生きた時代に原始宗教が主流だった世界に唯一絶対神の下での統一された道徳観を人類の大半にもたらす礎石が築かれる過程を描いているのです。 【かわまり】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 9点(2020-04-13 12:51:52)(良:1票) 2.巨額の製作費を投じたというのも頷ける史劇。スケールの壮大さとは裏腹に贖罪を実直に描いた地味な物語。キリスト教徒でない身には神に許しを請う考えが解らない。時間は元に戻せなく罪もなかった事には出来ないのであり、罪の意識を持った時点でこれからどう生きてゆくのか自分で考えて実行するのが償いだと思う。 How many fingers am I holding up, Winston? が頭にこびり付いているリチャード・バートン28歳時の演技は同じように淡々としているも遺作に比べて深みが無いのが残念。シネマスコープ初採用作に敬意を表します。 【The Grey Heron】さん [DVD(字幕)] 6点(2018-05-11 15:48:44) 1.シネマスコープ方式によって撮影された第1回作品とあったが、そんな気もする。 なんと言っても大昔に観た映画の記憶に入っている一つ。小学生だったと思う。 ヴィクター・マチュアは外人で覚えたスターの一人目。 【ご自由さん】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-09-18 23:59:07)
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