みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
58.登山場面や親子との確執はただ取って付けたようで説明不足でよく分からないし 原作を読んでいなくても、原作とは別物だろうと容易に想像できる。 新聞記者が墜落事故をどう取材したかより、社内の力関係とか業界内の競争がメインになっていて それ自体は面白いんだけど、この事故でそれをやるのは違うだろう。 分かってあえてやっているならまだしも、この監督の場合はただ無神経でそれに気づいてさえいないであろうことが 観た後の不快感の主な理由。 【michell】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2024-05-12 19:29:46) 57.横山秀夫さんの小説にいたく感動をしたので、この映画も見てみました。あれだけスケールが大きく壮大な小説も1本の映画にするとああなってしまうんですね、という感じです。また、何より、映画版では、悠木はスクープを逃したことが原因で辞職、と勝手にストーリーを変えてしまったのが残念でした。小説では、このスクープの一件の後悠木は辞職などせず、その後とある女子大生の読者投書「大事故で亡くなる命の方が日常で普通に亡くなる命よりも価値があるのか?」を悠木が掲載することで会社内で大揉めになります。この投書事件が小説のクライマックスでした。小説の感動をなるべく忠実に映画化したものを見てみたかったです。なお、堤真一は小説の悠木のイメージとは全く違いこちらも残念。追村次長役の螢雪次朗さんの演技がいちばんリアルでした。 【みるちゃん】さん [DVD(邦画)] 2点(2024-01-31 16:29:12) 56.新聞社内部の世界に浸れる映画。大事件を前にした社内の雰囲気は圧巻です。どの俳優も演技が達者なのがまた良いです。 【クレイバード】さん [地上波(邦画)] 7点(2023-05-21 21:33:08) 55.あれだけ本音でやり合う会社ってすごいな-、と思いました。「プロっていうのは、やめる覚悟があるかどうか」なんてことを、いわれたこともありましたが、私なんかはとても無理です。しかし、登山シーンとか必要だったんでしょうか?原作モノってそういうものでしょうが…。 【木村一号】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2016-06-27 16:57:54) 54.役者はそれぞれ精いっぱいがんばっていたと思います。しかし悲しい哉、脚本がひどい。陳腐な小ネタをゴチャゴチャと盛り込んで、本筋の焦点がすっかりボヤけています。「こうしよう」と考えた頭の構造を覗いてみたいぐらい。比較するのも可哀想ですが、やっぱりNHKのドラマ版のほうが格段に上ですね。 象徴的なのが、登山中のピトンにまつわるセリフ。ドラマ版ではラストに高橋一生が発し、グッと来た覚えがあります。実は本作の途中でも小澤征悦が同様のセリフを言うのですが、何の感動もなくスルーしてしまいました。同じ言葉でも、タイミングや話の持っていき方を間違えると、一文の価値もなくなるということですね。これは日常会話でも同じこと。というわけで、以って他山の石とすべし、という教訓をいただきました。 【眉山】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2015-07-03 22:19:58) 53.とある真夏の日、地方新聞社の編集局フロアが一本の電話を皮切りに、徐々に、確実に、ざわめき始める。 編集局内の人物の配役は、映画ファンにとっては「堅実」と「豪華」が相まみえるベストなキャスティングで、彼らが織り成すその序盤の緊張感を見るだけでも、総毛立ってくる。 昔、地元のTV放送局でカメラアシスタントのアルバイトをしていたことがある。 放送局と新聞社では、根本的にその性質は大きく異なるのかもしれないが、何か突発的な事件の報が飛び込んできた時の緊張感はやはり独特で、フロア内にピンと糸が張るような感覚をよく覚えている。 それが国内事件史に残る未曾有の航空機事故となれば、その糸の張りつめ方は半端なく、各人が努めて冷静であろうとすることで生じる異様な“静寂”と、そこから始まる“怒濤”の情報錯綜の様が見事に表現されていると思う。 1985年。御巣鷹山の日航機墜落事故を題材に、事故を追う地元新聞社での人間模様を、熱く、真摯に描き出した横山秀夫のベストセラーの原作小説も、この映画を初めて観た少し前に読んでいた。 個人的には、ベストセラー作品の映画化に「成功」した稀有な事例だと思っている。 何よりもこの映画の成功を決定づけた要素は、やはりそのキャスティングだ。 それは、それぞれにキャスティングされた俳優たちが、揃いも揃って素晴らしい演技を見せた事に他ならない。 自らの出自と会社との軋轢の間で板挟みになりながらも、信念を貫き、未曾有の事件に向き合う主人公を演じた堤真一をはじめとし、野心溢れる県警キャップを演じた堺雅人、紅一点の新米記者に尾野真千子(最高!)、辣腕上司役の遠藤憲一、新聞社社長に山崎努、田口トモロヲ、堀部圭亮、滝藤賢一、でんでん、マギー……決して流行のスター俳優を揃えたわけではない本当の意味での“オールスターキャスト”だと思う。 描き出されるストーリーは原作同様に、大事故に直面した人間たちの徹底的にリアルな心理描写を主題にしているので、安直な盛り上がりは許されない。 クライマックス、大スクープを手中にした主人公は、最後の最後まで「チェック、ダブルチェック!」の慎重な信条を貫き、ついにはそれを回避してしまう。 観客として「ええ~」と一寸思うが、見返す程にこれこそが真摯な人間描写だと思える。 安易な娯楽性に走らず、それを貫いた原作者も監督も脚本家も、それぞれが一様に技量が高く、巧い。 いまひとつ世間的な評価が低いことが気になるが、何度観ても、その当時の夏の熱さを伝えてくる紛れもない傑作だと思う。 【鉄腕麗人】さん [映画館(邦画)] 10点(2015-06-23 16:05:03) 52.役者陣は頑張っていたし、騒然とした臨場感や地方新聞のコンプレックス・組織の権力闘争のようなモノは伝わってくるのだが、原作未読だとストーリーがよくわからない。脚本・監督がよくないのでしょう。私はまだネットもない20世紀に某社の報道局でバイトしてた事がありますが、体質的にはこれに近い雰囲気はありましたので、スクープ合戦の熾烈さのようなものは結構理解はできますけど。 ネットもない昭和の古きよき時代のマスコミモノであり、現代においては違う部分も多々あるのだろうが、マスコミの勘違いはあまやかしちゃイカンし、その非常識さはチェックしていく必要はあるのだろうと思う。 【東京50km圏道路地図】さん [DVD(邦画)] 5点(2014-02-04 10:44:13) 51.各テーマについて掘り下げが浅く、中途半端です。 【K】さん [DVD(邦画)] 4点(2014-01-19 14:12:42) 50.必要以上に感じる怒鳴り合いがリアリティーを無くしているような感じもするんですね。もう少し抑えめでも十分伝わるテーマですし、原作を詰め込む必要もなく時間の限られた映画ではバッサリ切っても良いかな?とは思いました。 【東京ロッキー】さん [DVD(邦画)] 6点(2013-04-04 13:40:58) 49.ベストセラー小説の映画化だけあっておもしろく手に汗握るような展開だが、原作やTVドラマ版と比べてどうだろうか。原作未読の私にとっては、先に見たTV版はまるで原作を読んでいるかように手に取るようにわかったし、リアリズムがあり感情面も十分に表現していた。ところがこの映画版は、どうしてなぜという部分がいくつもあり、ストーリーとしてよくつながってこない。第一にタイトルの「クライマーズ・ハイ」の意味すら不明だ。そして最大の問題点は20年後の登山シーンと飛行機事故にまつわる新聞の格闘劇を平行的に進めたこと、これがどう意味するかなどだろう。このような疑問を持たれた方にはTV版DVDを是非ともお勧めする。しかし、登山シーンと雄大な眺めはすばらしく、地元新聞の意気込みも強く感じられので、これはこれで良い映画だと思う。ついでながら、大久保・連赤ということばが出てくるが、大久保とは連続殺人犯大久保清の事件、連赤はいうまでもなく連合赤軍リンチ事件いずれも群馬県で起きた。 【ESPERANZA】さん [DVD(邦画)] 7点(2013-02-24 10:35:20) 48.曲りなりにも新聞業界に関わっていた者としては感慨深いものがありました。 アナログ時代の新聞社、しかも、設備の整っていない地方新聞というハンデ付きの中で奮闘する記者たちの姿を情熱的に描いた意欲作といった感じでしょうか。 命懸けで現場に向かう部下との信頼関係や上司との駆け引き、販売部との小競り合いといった感じに見所は多い。 残念ながら最終的な着地点はすっきりしないのだけど、実話を扱った作品だけにこの辺りの落とし所が限界なのだろうか。 もう一歩踏み込んで問題提起できたら良かったのにと少し残念に思いました。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 7点(2012-12-28 16:03:05) 47.カメラワークの落ち着きのなさがどうにも不快で、この監督の特徴とわかっていてもダメでした。前作「突入せよ!あさま山荘事件」の方がよかった。 【風小僧】さん [地上波(邦画)] 0点(2012-12-22 23:25:53) 46.一人の記者の気が狂った演技が、演技に見えなかったほどリアルだった。サラリーマンとして、主人公のようにあれほど上司に立てついて見たいものだ。 【たこちゅう】さん [地上波(邦画)] 8点(2011-04-14 22:26:15) 45.単純に、堺雅人が特にすばらしい。 堤真一他キャストも良いのだが演技勝負してるみたいな映画。 ストーリーは原作未読なのでどうなんでしょう? 何というか,散漫 詰込み過ぎ と言った印象。 【Pecco】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2010-12-26 21:46:46) 44.タイトルの「クライマーズ・ハイ」という言葉が、日航機墜落という異常事態でデスクを任された主人公の心情とリンクしているということなのだろうが、おそらく原作で言わんとしていることがかなり端折られている印象なのでなかなか伝わらないこと、前後編にわかれてじっくり描かれたTVドラマ版に比べると残念ながら力不足が否めない。主演の堤真一はどうしても鈴木オートのオヤジの印象があり、また演技もさして変化が感じられず残念。 とはいえどういう形であれ組織に属して働いた人間であれば主人公悠木だけでなく、彼の同僚や部下、対立する他部署、上司、など誰かしらに感情移入することができると思う。そういった組織内の人間模様が実に鮮やかに描かれていてこの部分は秀逸だと思う。元サラリーマンだが今はひとり自営の自分から観ると、時には怒鳴りあい殴り合いをするほどに情熱をぶつけ合える職場にはある種嫉妬に近いほどの感情を覚える。 【ロイ・ニアリー】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-12-09 12:52:02) 43.新聞記者は、どんなつらい場面でもプロとして仕事をしなければいけない。 いろいろ考えらさせる映画だった。 【kure】さん [地上波(邦画)] 5点(2010-07-25 17:01:47) 42.3人も脚本に絡んでいて、なんだこの脚本は。互いに練りあったのではなくて、分担して書いたのか? 【ダルコダヒルコ】さん [DVD(邦画)] 3点(2010-05-07 01:52:34) 41.クライマーズ・ハイという状態が、登山中に興奮が極限に達し、恐怖が薄れる瞬間の精神状態を指すということであれば、この映画で、その「クライマーズ・ハイ」状態に陥っているのは、映画の中の記者たちよりも何よりも、この映画を製作していたスタッフたちに他ならないだろう。(この作品にテーマがあるとすれば)テーマの構築を忘れ、ただその場その場の画面を撮り上げることだけに淫している。大事件で遊んでいる(と云われる)記者たちではなく、まさに映画で遊んでいるスタッフたちがいる。 高くついたであろうナット・キング・コールの「モナ・リザ」の楽曲使用も、高くついたであろうオーストラリアロケもただ空しい。 この映画のメイキング・ドラマを映画にすれば、それこそまさに「クライマーズ・ハイ」というタイトルが相応しい、このテーマにぴったりの作品ができるだろう。 【keiji】さん [DVD(邦画)] 2点(2010-02-24 21:42:09) 40.要点がつかめない感じ。しかし、昔の新聞記者ってこんなチンピラみたいのばっかなわけ? 【Junker】さん [DVD(邦画)] 5点(2010-02-21 01:46:24) 39.堺雅人が、墜落事故現場から記事をおくる野心的な新聞記者を演じる。汗だくで泥まみれな堺雅人を見れる珍しい作品であり、それだけで価値がある。アシスタントとして出演している尾野真千子というキャスティングもうれしい。 【wunderlich】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-12-28 23:27:31)
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