みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
95.黒澤明っぽい作りの佳作。シナリオ通りだから当たり前か。 寺尾聡と宮崎あおいの夫婦の物語で、自然をバックにわりと淡々と進む。 人の良さが際立つ夫婦も良いし、殺陣もしっかり描かれていて良かった。 「人に優しくしながら世渡り」って、難しいもんだね。 【mhiro】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2024-03-23 18:07:50) 94.やはり、黒澤組だな~って感じるイイ映画ですね..涙あり、笑いあり の、正統派 時代劇! 心洗われるような、気持ちのイイ作品です... 【コナンが一番】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2017-11-24 12:15:01) 93.優しい気持ちになれる作品だった。 最後の殿様と奥さんがよかったです。 【へまち】さん [DVD(邦画)] 6点(2017-11-04 20:19:59) 92.あまり共感できるシーンがなかったです。印象の薄い映画でした。 【ProPace】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-09-07 20:03:33) 91.黒澤最後期作品としてなんとなくは知っていたこのタイトル、正しくは企画段階までのぼっていたところ彼が没したため脚本のみが残されたという位置づけだった。黒澤「脚本のみ」作品としては木下惠介監督による「肖像」以来。彼が撮ったらこうなったんではないか…と努力を重ねている感がにじみ出ていたが、時代を問わぬ日本という国の良さを綺麗にその映像と音でまとめてくれていた。木立の間からの鳥や虫の声が心地よく響く。 彼の存命中にキャスティングはどの程度固まっていたのだろうか、wikipediaからはその部分は読み取れないがなかなかの高密度。典型的な殺陣だけにあらず、長尺の剣術鍛錬シーンを見事に演じていたのは寺尾聡。彼の魅力はその柔らかな声とともに思う存分引き出されていたように思う。そしてまぁ、宮崎美子の清々しいこと。この時彼女はいったいいくつだったのだろうと詮索してみると不惑を回っており、そしてその横で出番が少ないながらも輝きを放っていた原田美枝子も彼女と同い年だったときて、その事実に驚愕させらる。個人的には涼子先生と純とのからみが観たかったところではあるが(笑) ただ三船史郎は声だけが大きかった印象が…。 「なにをしたかではなく、なんのためにしたか。」 是非原作も手にしてみたい。 【kei】さん [DVD(邦画)] 6点(2014-05-10 09:23:53) 90.殿の三船氏は存在感があって、馬で駆けていくところなんかかっこいいですね。藤沢びいきなのでラストはもうひとほっこりしたかったところです。嫌いではないが。。 【HRM36】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2014-02-10 13:14:34) 89.始まりからして地味な映画。盛り上がりがちょっとは無くもないが、物語は淡々と進んでいく。 結局今の自分には時代劇は合わないと分かった気がした。 最後の方の雨の上がった緑の風景はキレイで和む。 【simple】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2014-02-08 19:41:20) 88.いい短編を読んだなという印象。 【michell】さん [地上波(邦画)] 6点(2014-02-07 09:57:31) 87.ところどころ荒さというか、欠点のある映画なのですが、実にほのぼのとした良い映画です。私は大好きですね。寺尾聰のキャラが愚直な主人公にぴったりです。殺陣もなかなか見事でした。黒澤明へのリスペクトが十分に感じられる佳作です。 【ジャッカルの目】さん [DVD(邦画)] 8点(2012-02-08 23:18:45) 86.先入観なく観れたので非常に楽しめました。欲を言えば、是非黒澤監督に作ってもらいたかったですね。 【アフロ】さん [地上波(邦画)] 7点(2012-01-12 19:58:56) 85.脚本は黒澤明だし、キャストからスタッフまで黒沢劇場という感が強い。さすがに主役は三船俊郎ではなく寺尾聰だが、三船の息子史郎まで出ている。これでは監督もさぞやりにくかっただろう。 映画は黒沢映画らしいコミカル調で、おもしろいと言えばおもしろい。しかしどうしても作りすぎ、作為的感が強い。その中で剣の達人ながら人情家の主人公を演じる寺尾聰が光る。ミュージシャンに転向かと思っていたら、さすが宇野重吉の息子である。 宮崎美子はさておき、原田美枝子にはもう少し活躍してほしかった。 【ESPERANZA】さん [DVD(邦画)] 5点(2011-05-20 19:21:37) 84.妻の終盤の「デクノボウ」は言い過ぎ。規律を重んじる所では当然と言えば当然であり、事情を知らない相手に向かってイキナリ言うべき台詞ではなく、かなり違和感がある。また目的のためには手段を選ばず的なものを擁護するのもちょっと違うような。 ラストの「不器用なアナタが好きよ」は、まあお決まりではあるが、 悪くは無いんだが、どうもこの2人が夫婦とは思えんというか、しっくりこないんだよね。現実社会で不器用で野心も無く出世できないというか行く先々でクビになる旦那に向かって、そう思える妻ってのも中々居ないだろうし、生き方も変えられず、そんな事の繰り返しで、旦那も本当に妻を大事に思ってるのか?っていう疑問もわくが。ちょっと不可解な夫婦ではあるな。 【東京50km圏道路地図】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2009-09-21 02:14:35) 83.これは公開当時、映画館で観ました。それ以来、一度も観てない。内容もかなり度忘れしてしまっている。ただ黒沢明監督の晩年の作品に感じられた説教臭さが抜け、良い意味で如何にも日本映画的、しかし、悪く言えばあまりにも黒沢組ばかり集め、時代劇にさほど興味も無いような人にまでただ黒沢明という名前だけで観客を惹きつけようという嫌らしさが感じられてならない。タイトル通りの雨上がりの後の晴々とした雰囲気は感じることが出来た。それにしても昨今の日本映画関係者はどうして、黒沢明監督の雰囲気ばかり追いかけるのか?と言いたい。黒沢映画の真似せずにもっとオリジナルとしての映画作りというものを大事にして頂きたい。良い映画だとは思うけど、色んな意味で引っ掛ってしまいこれよりは高い点数は付けられません。 【青観】さん [映画館(邦画)] 6点(2009-08-30 20:24:54) 82.でくの坊って台詞が良いですね。血がプシューは懐かしいですね。 【東京ロッキー】さん [DVD(邦画)] 6点(2009-08-11 15:52:23) 81.いやあ、大変さわやか過ぎですねぇ。お城のお侍さんたちの公務員そっくりの言動も、ああ大変だよなぁ、と笑えてきます。主人公の奥さんの腹のくくり具合と気っぷの良さも爽快です。覚悟さえできれば、人間はどうにでも生きていけるんだな、としみじみと思わせてくれる佳作です。 【きのう来た人】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-04-22 05:37:20) 80.この夫婦こそが理想の日本人夫婦。などと思われる人も多いのかもしれないが、私の場合はこの人の良さがどうもわざとらしく思えて仕方がなかった。いい子ぶりっ子。傍から見てもいい人にしか見えないのに、遠慮しがちな振る舞いがわざとらしく、正直うっとうしい。黒澤明の遺稿と聞いてこのわざとらしさに合点。まるで舞台劇なのだ。黒澤明が監督してたらおそらくもっともっと舞台劇風になってこのわざとらしさがかえって活きてくるのだと思う。でも小泉監督の優しく繊細なタッチは黒澤脚本を活かしきっていない。脚本を小泉監督の思うままに改変したほうが良かったように思う。それほどに画面からは黒澤監督には到底出せないであろう優しさが溢れていた。雨上がりの空気の美しさに気付ける人生は素晴らしい。という人生賛歌の映画。 【R&A】さん [DVD(邦画)] 6点(2009-03-18 14:16:23) 79.まあ結局何も起こらなかったなという感じ。全く盛り上がらない。よくわからなかった。 【デフォルトモード】さん [地上波(邦画)] 5点(2009-01-23 20:33:39) 78.黒澤的な感じはあったと思う。でも、そんなこと目指してどうするのって気もする。胸がすくシーンはあったけど、盛り上がりには欠ける映画だった。 【アンドレ・タカシ】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-09-08 22:36:30) 77.ビデオが出てすぐに観た。 風景は綺麗だし爽やかさを出したいのはわかるんだけど、黒澤明が納得する出来ではないだろうなと思った。 宮崎美子はかわいいけど、他に役柄や演技がしっくりきてない人が多い。 『黒澤監督に捧げる』なんてしちゃったのが間違いなんじゃないかと思った。 山本周五郎の原作はよかったんだけどなぁ。 【祥子】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2007-09-13 13:14:26) 76.これを黒澤監督で見たかったという一言。設定、キャラクター、脚本、それになによりお話全体を転がしていく空気感・リズム感などはまさに黒澤ワールド。武士の強さと誇り、それを支える妻の意地、根底にながれるさわやかな人情味、などなど傑作の要素満点です。が、物足りないのはなぜか?役者の演技もベテラン中心で悪いとも思えず、そうなるとやっぱり監督がいけないのかなあと思ってしまいます。どうにもこうにもメリハリがないような、あっさりと流れていってしまっているような印象で。やはり見せ場の後半の殺陣の前にもっと主人公の葛藤を盛り上げないとこっちにカタルシスが生まれてこないんです。お前がやってみろって言われてもできないんですけどね。小泉監督ってこの歳になるまで監督経験が無かったということで、てことはやっぱりそれだけの人だったってことじゃないのかなあ。「博士の愛した~」の薄っぺら感を思いだします。映画のおける監督の重要性を痛感させてくれる一作。 【Sean】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2007-08-03 12:54:32)
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