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バンド・ワゴン(1953)

The Band Wagon
1953年【米】 上映時間:112分
コメディミュージカルロマンス
[バンドワゴン]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2020-11-22)【イニシャルK】さん


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監督ヴィンセント・ミネリ
キャストフレッド・アステア(男優)トニー・ハンター
シド・チャリシー(女優)ガブリエル・ジェラード
オスカー・レヴァント(男優)レスター・マートン
ジャック・ブキャナン(男優)ジェフリー・コードヴァ
エヴァ・ガードナー(女優)エヴァ・ガードナー
脚本ベティ・コムデン
アドルフ・グリーン
アラン・ジェイ・ラーナー(ノンクレジット)
音楽アーサー・シュワルツ
アドルフ・ドイッチ(ミュージカル・ディレクター)
コンラッド・サリンジャー(オーケストレイター)
作詞ハワード・ディーツ
撮影ハリー・ジャクソン
製作アーサー・フリード
ロジャー・イーデンス(製作協力)
配給MGM
特撮ウォーレン・ニューカム
美術E・プレストン・エイムズ
セドリック・ギボンズ
エドウィン・B・ウィリス(セット)
ヘアメイクウィリアム・タトル(メーキャップ)
録音ダグラス・シアラー
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【クチコミ・感想】

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12


25.気難しい役をすることも多いのがエレガントなアステア。
この映画はむいていない気もした。

ダンスは素敵でみんな楽しそうに踊っているけど、はたで見ながら一緒に楽しめないのは退屈なストーリーのせいかな。
ザッツ・エンターティンメントに使われ、それだけでワクワクしたものだけど、この映画時代はワクワクできなかった。
三つ子は文句なしに楽しかったです。 omutさん [地上波(字幕)] 3点(2021-05-03 22:01:03)

24.当時54歳(+1点)アステアの頭のてっぺんから足の先まで一分の隙もない完璧な体形・着こなしに今更ながら惚れ惚れします。「靴をピカピカに」に 眉間に皺よせてないでパーッと明るく陽気に行こうや! 元気をもらえます。ごちゃごちゃ考えるんじゃなく感じる、アステアが見せるエンターテイメントを堪能させていただきました。 The Grey Heronさん [インターネット(字幕)] 9点(2020-09-25 11:20:13)(良:1票)

23.どのシーンでも明るく楽しく大騒ぎしているだけなので、歌やダンスとしての表現は一部感じられても、映画としての表現が感じられませんでした。 Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 3点(2016-04-30 16:54:11)

22.19世紀生まれのフレッド・アステアは、当時50歳を過ぎていて、超人的なダンスとはいかないけれど、それでもターンのキレなどにはさすがと思わされます。比較的長回しで撮られているドラマの部分には、持ち前のスマートな身のこなしと飄々とした表情で応え、一方、ミュージカルの部分は、歌やダンスの腕前を披露しつつ、さらには終盤の舞台公演ダイジェストシーンなどは賑やかなカット割りも加わっての躍動感。
いずれにしても、ここでアステア演じる主人公トニー・ハンターもまた、すでに過去の人となったミュージカル俳優。新作舞台に起用されるも、ファウストを元にしたというヘンテコリンなミュージカルは大コケ。しかしトニーを中心に新しく組み直した公演は大ヒットして、めでたしめでたし。という訳で、他愛ないオハナシというよりも、そもそもオハナシなんてロクに無くって、実際のアステアという俳優と、彼が演じる主人公と、主人公の演じるミュージカルが、互いにシンクロし合う。オハナシなどそっちのけで、何かにつけて歌とダンスを無理にでも押し込み、なかなかに贅沢な趣向です。で、結局は何といっても、やっぱりアステアだよね、ミュージカルだよね、これぞ、エンターテイメントだよね、と。
って言っても、まださほどミュージカル映画を懐かしがる時代でもなかったとは思うのですが、でも実際、こういう軽いノリの作品は作りづらくなっていっちゃう。それを嘆くのではなく、あくまで陽気に往年のエンターテイメントを楽しみ、ときには「楽しい」って何だろう、エンターテイメントって何だろう、ってなことを考えてみるのもよろしいかと。 鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2016-04-24 09:02:28)

21.トニーハンターとにかくかっこいい ホットチョコレートさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-04-19 06:14:59)

20.どうにも自分はミュージカルには向いていないようで、退屈感が否めない。
大画面で大きな音でダンスを純粋に楽しめばいいのかもしれないけど、テレビの前では物語を追ってしまう。観る時の気分にも左右されそうな気はする。 simpleさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2016-04-17 19:19:13)

19.60年以上も前の映画なのでエンターテインメントの感性に素朴さを感じます。ストーリーは大味ですがダンスと歌はいい味出てました。特にヒロインナイスバディ子のキレキレダンスが印象的でした。 ProPaceさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-04-15 23:46:40)

18.フレッド・アステア主演、コメディー仕立てのミュージカル映画。
アステアのスリムな身体から繰り出される軽快なステップは、観ていてとても心地がいい。
お話の流れにはややテンポの悪さを感じるけど、アステアの紳士的な風貌どおり、
品のある作品に仕上がってます。ブロードウェイの舞台などに興味がある人には、特にお薦め。 MAHITOさん [DVD(字幕)] 5点(2012-08-04 07:44:54)

17.これぞザッツ・エンターテイメント!ミュージカルの楽しさ・豪華絢爛さを存分に味わえるアステアの後期の傑作だと思います。

アステアのソロの見せ場が少ないのですが、それでも序盤のゲームセンターでの靴磨きの黒人やゲームセンターの客を巻き込みながら、ゲーム機とも絡みながらのコミカルなアステアのダンスはとても楽しい。またアステア、オスカー・レヴァント、ジャック・ブキャナン、ナネット・ファブレーの4人で魅せる“ザッツ・エンターテイメント”も楽しさいっぱいです。

勿論シド・チャリシーとのこれぞアステア!ヒロインと時にはうっとりするような、そしてパワフルなペアの舞も堪能させてくれます。全盛期のような派手さは無いけれどアステア全盛期のトレードマークであるトップハット&燕尾服姿でのタップを見せてくれるのも嬉しい。

優雅で、コミカルで、歌も素敵で、色んなアステアがたっぷりと堪能できる本作。ミュージカルスターとして頂点を極めたアステアのキャリアも終盤に差し掛かった頃。アステアの集大成のように思える作品です。 とらやさん [DVD(字幕)] 8点(2012-02-02 23:52:03)

16.エンタテイメントの決意表明のような映画で、芸が芸術より優位にあるという宣言。ミュージカル映画というジャンルが煮詰まってきてて、次の手が難しくなっていた時期だ。実際、翌年の『略奪された七人の花嫁』あたりから別の方向を探り出し、その延長線上にロバート・ワイズのミュージカルが出てくる。本作が、一番ミュージカル映画が無理なくイキイキ出来た時代の、最後に生まれた傑作だろう。行き止まりは覚悟の上で、あえて踏みとどまった者の栄誉が輝いている。自分をコケにしかねない役柄をこなし、その路線に殉じるような姿勢を見せたアステアが立派。冒頭で落ち目を強調し(顔を隠して登場するのは『トップ・ハット』で新聞で顔隠して登場したのの回想)、しかし靴を磨くことによって活力を取り戻す段取りに、希代のタップダンサーへの敬意が感じられる。そもそもこの映画全編が彼への敬意で貫かれていて、自虐ネタの痛々しさなど感じさせない。ラストの「ザッツ・エンタテイメント」はエンタテイメント讃歌であるが、同時にアステアへの敬意と感謝のセレモニーであり、ウキウキさせることに眼目があった前半での同ナンバーと違い、ここでは儀式の改まった感じが伴っている。表彰されるものを中心に主要メンバーがただ立っている記念写真のような構図に泣かされる。そして全編に渡ってダンスの素晴らしさ。ハードボイルドパロディの洒落っ気にはニコニコさせられ(ただギャングどもが酒場に入っていくオットセイ歩きのあたりは、モダンダンスとして純粋に興奮する)、あと夜の公園のダンスの優美なこと。並んで歩いていたのがごく自然にクルリと回るともうダンスに入っている。カメラも近づいたり離れたりしながら一緒に踊っているような動き。そしてそのダンスからまたごく自然に馬車に乗り込む動作につながって、馬車が動き出す。ダンスの練習をしたとリアリズムで捉える次元から、二人の恋の発生を表現したと捉える次元までが、重層的に畳み込まれていて、映画における表現の豊かさとはこういうものでなければならない、とつくづく思わされる。 なんのかんのさん [映画館(字幕)] 9点(2011-08-13 10:20:54)(良:2票)

15.序盤からもう我慢させられっぱなしで、焦らされてやっと後半に花開く、ラストまで一気に駆け抜けてとてもすばらしいのですが、、序盤が長すぎました。 HRM36さん [DVD(字幕)] 7点(2011-01-16 21:14:25)

14.ミュージカルとしては、まあ普通ですか? 公園でのダンスはすばらしいし、三つ子の歌はおかしいし、大熱演のジャック・ブキャナンも楽しいけど、「これ」っていう決め手に欠ける。「ザッツ・エンタテインメント」が聞けてよかったです。 アングロファイルさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-02-01 19:30:27)

13.フレッド・アステアの映画じゃなくてメインがみんな集まっての映画というような感じがして楽しさをいつも以上に感じました。シド・チャリシーとのダンスあり、ジャック・ブキャナンとオスカー・レヴァントとの掛け合いあり、途中の銃ぶっぱなしはちょっといただけなかったですけどこれぞミュージカルという醍醐味を味わったように思えます。彼の映画を見るといつもテンションが上がってしまうので今回はかなりのウキウキーでした(笑) M・R・サイケデリコンさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-12-16 11:04:07)

12.C・チャリシーは「雨に唄えば」でしか見たことがありませんでした。彼女のダンスはダイナミックでありながらとてもシャープで、映画はアステアのために作られているかのようですが、ダンスシーンに限ってはチャリシーをいかにして活かすか考えて作られているように思えます。1本の映画として評価するよりも、見所となる場面やダンスシーンに注目したくなる映画でした。 shoukanさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-11-22 00:26:50)(良:1票)

11.バンドものではなく、舞台劇のミュージカルロードムービーコメディ。エンターテイメント溢れる楽しげな一本ですが、ちょっと印象が薄いかな。 すべからさん [DVD(字幕)] 6点(2008-07-24 16:42:03)

10.長くは感じないんだけど、やっぱりダメ。
アメリカ風味が効き過ぎ。
みんな都合良く上手く踊りすぎ。 にじばぶさん [DVD(字幕)] 4点(2008-04-09 00:49:30)

9.ミュージカルは、"ダラダラとした場面展開"という印象が強いせいか、何かしら苦手感が強いのだが、ワガママにも「歌って踊る名場面だけは見てみたい!」というのも確か。そんな折にTVで観たのが『ザッツ・エンターテイメント』。この番組でひときわ目を惹いたのが、フレッド・アステアの流れるように優美で繊細な踊り、そして軽やかなステップ。「う~む、何か彼の作品を観てみたい」という欲求に駆られ、DVDを1作品購入しました。数多ある作品からこれを選んだポイントは、シド・チャリシーの美しさ。ってなもんだから、所詮男っていう生き物は…ッ(苦笑)。ストーリー自体は昔からのありきたりモノなんですが、彼らの歌やダンスは心弾ませ、夢見心地にさせてくれること間違いナシ。まさにザッツ・エンターテイメントです。 マイケル・エリスさん [DVD(字幕)] 7点(2008-02-11 03:17:01)

8.この映画、ここでは高く評価されている方が多いですが、私は駄目でした。初めて見たのは学生時代に名画座で、その後観る機会が無く、最近DVDを購入してあらためてみましたが、見終わった後の印象は同じです。ストーリー展開はこの手のミュージカルとしてはこんなものかなという程度ですが、ミュージカル・シーンがどうにもこうにも物足りません。曲として見終わって思わず口ずさみたくなるのが That's Entertainment だけですが、これもミュージカル・シーンとしてはいまいち収まりがよくありません。「三つ子」は印象には残りましたがそれほど楽しくも面白くもないし、おそらく最大の見せ場としているだろうガール・ハントもアステアとチャリシーが一緒に踊るシーンがまあまあ良いものの、全体としてみれば冗長なだけです。結局、最初から最後まで楽しめないまま終わってしまう映画です。ただ、まったくつまらないというほどでもないので5点です。 はやぶささん [映画館(字幕)] 5点(2005-12-02 22:27:43)

7.1回ビデオで見て、2回目たまたまマンハッタンの劇場で見た。おっもしれえのな。これ。外人の観客たち、むっちゃくちゃノリよくってさ、よく笑うし、終わったらスタンディングオベーションよ、拍手の嵐。50年前の映画だって言うのに。勢いサントラも買った。やっぱりミュージカルの傑作って言ったらこれか「雨に唄えば」だと思うけど、どうもジーン・ケリーは見た目ごつくて好きになれず、アステアの細くて軽やかな身のこなしのほうが好み。ガール・ハント・バレエはやや冗長かもしれないが、何も考えず、陽気に人々が踊って唄って恋をして恋が叶ってハッピーエンド、文句なし。 キャプテン・セントルイスさん 10点(2004-07-27 00:56:18)

6.アステアの数々のダンス・シーンはどれも素晴らしく、特にシド・チャリスとのナンバーは最高で、アステアが相手にした中では最もエレガントに踊れる女優だったのではないか。ジャック・ブキャナンもいい味出してるし。確かに話は他愛ないかもしれない。でも、これこそが「ザッツ・エンタテインメント」! なるせたろうさん 10点(2003-10-14 20:01:45)

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マーク説明
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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 32人
平均点数 6.91点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
339.38% line
426.25% line
539.38% line
639.38% line
71031.25% line
839.38% line
939.38% line
10515.62% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.50点 Review2人
2 ストーリー評価 7.00点 Review3人
3 鑑賞後の後味 8.50点 Review2人
4 音楽評価 8.00点 Review3人
5 感泣評価 10.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

1953年 26回
脚本賞ベティ・コムデン候補(ノミネート) 
脚本賞アドルフ・グリーン候補(ノミネート) 
作曲賞(コメディ)アドルフ・ドイッチ候補(ノミネート)ミュージカル映画音楽賞
衣装デザイン賞 候補(ノミネート) 

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