みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
2.銃の売買が行われる倉庫の跡地のような場所にて。 90分のうち30分ほどを使って銃の売買メンバーが後に撃ち合いに発展する揉め事が始まり、 あとは倉庫内から一歩も出ず、彼らがひたすら延々と撃ち合いを繰り広げるワンシチュエーションもの。 なかなか致命傷を受ける者は無く、みんな足をやられてすぐに動きが鈍くなるのでアクションとしてはパッとしない。 ただ、メンバーは結構豪華な顔ぶれが揃っているので、それぞれの個人技はそれなりに楽しめます。 スコセッシが製作に名を連ねているのですが、終盤のジョン・デンバーにはちょっと意表を突かれましたね。 最後はもう撃ち合いの結果がどうなろうとどうでもいいので、 それよりも”ジョン・デンバーの面白い話”をちゃんと聞かせて欲しかったです。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2025-01-15 16:47:47) 1.“いかにも”な倉庫街で繰り広げられる悪しき交渉と、その「決裂」と同時に巻き起こる愚か者たちによる愚かな銃撃戦。 このあらゆるアクション映画で飽きるほど描かれてきた“ワンシーン”のようなシンプルなプロットただそれのみで、映画を構成する潔さと豪胆さは「良し」と思えた。 キャスティングも、アカデミー賞女優のブリー・ラーソンをはじめ、キリアン・マーフィ、アーミー・ハマー、シャールト・コプリーと、巧さと、華やかさと、クセの強さを併せ持った魅力的なスター俳優が顔を揃えており、イントロダクションのチープさに反して、“掘り出し物”を観られるんじゃないかという期待感は膨らんだ。 そして、製作総指揮にはマーティン・スコセッシの名が。そりゃあ一定の期待はしてしまう。 結果としては、決して観られなくはないが、アクション映画として面白いとは言い難いと言ったところ。 一流どころの演者を揃えているだけあって、一人ひとりのキャラクター性には興味をそそられる。 何かしらの思惑を孕んだクセのあるキャラクターたちが、徐々に本性を表しながら、愚かにも死屍累々を築いていくという作品の方向性自体は間違っていなかったと思う。 場面場面においては、ブラックユーモアやシュール性も併せ持ちつつ、ユニークなシーンを見せてくれたとも思う。 では何が悪かったのか。ずばり「脚本」だろう。基本的な話運びがあまりにも雑でチープすぎる。 何だか気の利いた台詞を言わそうとしていることは伝わってくるが、それらが尽く上手くないので、キャラクター全員がただただ“馬鹿”に見え、娯楽的なカタルシスがまるで生まれない。 必然的に、延々繰り広げられる馬鹿たちの撃ち合いにダレてしまった。 「レザボア・ドッグス」的な暴力描写と会話劇の妙を織り交ぜたストーリーテリングをしたかったのだろうけれど、遠く遠く及んでいない。 マーティン・スコセッシがどういうスタンスで「製作総指揮」に名を連ねているのか知らないが、これだけビッグネームを揃えられたのであれば、クエンティン・タランティーノにもお願いするべきだった。 まあ、タランティーノがこんな「二番煎じ」に参加するとは思わないけれど。 【鉄腕麗人】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2018-06-21 15:46:49)
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