みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
9.ミッドウェー海戦の史実に興味があるか、軍隊のドンパチものが好きでないと、楽しめない映画。 ストーリーはあってないようなもの。ドラマは大してなく、軍人とその家族の愛情とか、仲間との友情を描く程度で、この手の戦争ものには定番のネタ。でも描き方は極めてチープで面白くはない。 戦闘シーンは美しく、迫力のある映像で見ごたえは十分。またミッドウェー海戦に興味があるなら、あの時何が起こっていたかをドラマ仕立てで楽しく知ることができる。もっとも、逆にある程度あの海戦について基礎知識がないと、作中に何が起こったのか理解するのは難しいかもしれない。 お決まりの兵装転換のもたつき、無能な南雲、解析されちゃう暗号など、日本人の自分としてはなんともモヤモヤせずには見れない感じ。でもそれがいい。 ミッドウェーというタイトルながら、物語は真珠湾攻撃から始まって、「日本は卑劣で、倒すべき悪いやつ」というお膳立てを忘れないのは、やはりアメリカの映画だからであろう。とは言うものの、日本映画界も協力して作った作品であるのは間違いなく、それなりに日本軍を立てる描写も見られる。 総合評価としては、かなり見る人を選ぶ、マニア向けな一作という感じ。 【椎名みかん】さん [インターネット(吹替)] 6点(2023-01-19 17:44:24) 8.微妙~です..どこまで史実に忠実なのか、疑問..ちょいちょい挟んでくるハリウッド的演出が気になるし、目を疑うようなシーンもちらほら..地味~に 残念.. 【コナンが一番】さん [インターネット(吹替)] 4点(2022-11-28 10:59:46) 7.1976年版と比べると相対性が欠如しており、日本側の描き方が雑かつ量も少ない。内容的には米国人の安っぽいヒューマンドラマで歴史的に興味がある自分にはやや不満。映像的に楽しみたい人向けかな。ただし、ウクライナ問題の真っ最中に見ると「戦争とは何か」といった本質的なテーマについて多少は考えるようになるという副産物はあるのかも。 【東京50km圏道路地図】さん [インターネット(字幕)] 4点(2022-03-24 01:23:40) 6.スープの上澄みだけをすくい取った様な薄い作品。流石ハリウッド、映像は見応えありますが、ストーリーがサラサラで全く感情移入できません、盛り上がらない。ローランド・エメリッヒ御大の作品という感じ。國村さんも豊川さんも勿体ない使い方。 【はりねずみ】さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2021-09-01 18:50:41) 5.ミッドウェイ海戦の日米の作戦の裏とかを語るのかと思ったら、そういう部分はおいておいて、というかバッサリ切って、人間のドラマとCGを使った空中戦を描いた映画でした。この監督のハチャメチャさが好きなんですが、史実なんでそうもいかなかったところが残念です。アメリカ映画なのにアメリカ万歳じゃないところは好感が持てたので+1です。 【木村一号】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-08-29 18:04:44) 4.ローランド・エメリッヒ監督ということで、予想どおりの映画です。ブレていません。どこかで見たようなドラマ、金の掛かっているであろうCG、期待どおりです。とても名作にはなり得ないけど、まあまあ適当には楽しめる、映画館には行かないけどテレビでなら見てみようかと思うそんな映画です。 【ぽじっこ】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2021-08-19 19:08:48) 3. よくできているけど、なんとなく後味悪いのは日本軍がやっつけられる話だからなんでしょうね。 グローバルって言っても歴史からは逃れられないのですね。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-10-03 21:54:57) 2.エメリッヒ監督なので、もっと大味な作品かと思いきや、結構人間ドラマもしっかり描かれていたし、なかなか見応えのある内容だった。 ただちょっと残念だったのは戦争の悲惨さだとか残酷さがあまり伝わって来ないのよね。戦争描写があまりにCG感丸出しってのもあるけど、他の戦争映画と比べちゃうとあんまし血とか流れないし、人体が吹っ飛んだりしないし、これじゃあ「インデペンデンスデイ」の宇宙人に襲撃されてるのと変わんねぇぞって感じてしまった。 また登場人物が多いのに、誰に対しても感情移入できないというか、明確な主人公を配置していないからかどうも盛り上がりに欠けるし感情移入しにくい作りだった。 例えば暗号を解読した事によってミッドウェイの勝利に繋がったんならば、その解読した人物についてもう少し掘り下げてくれれば面白くなったのになと思った。 ジョン・フォードにしても一応出してみました感しかなかったし。「海辺の映画館」で大林監督が演じたジョン・フォードよりはマシだけど。 一番良かったのはやっぱりトヨエツ! 最初観た時はトヨエツいつの間にこんなに太ったんだ?って思ったけど、役作りなのかね?凄いなりきり具合だったわ。 【ヴレア】さん [映画館(字幕)] 6点(2020-09-14 12:45:04) 1.映画開始早々、前置き的な描写もそこそこに、いきなり真珠湾攻撃が始まるのですが、見た瞬間に頭に浮かんだ言葉が、「リメンバー・『パール・ハーバー』」(=『パール・ハーバー』というトンデモ映画があったことを思い出せ)。 せっかく、忘れかけてたのに、ねえ。 このシーンに限らず、本作全体に言えることですが、CG主体の描写が、裏目に出てしまってます。実写では絶対に見られないモノを見せてやろう、ってのはワカルのですが、どこもかしこも、「いかにもスタジオの中です」「今、グリーンバックに囲まれてます」という雰囲気がプンプンと。 それでも演出次第ではもうちょっと、緊迫感なり、焦燥感なりを、出せると思うのですが、CGを連発するばかりではどうにもならない。真珠湾攻撃シーンでも、「襲われる側」の人間の描写はいかにも少なく、CG風味の爆発が繰り返されるばかりで、どこか絵空事。申し訳程度に、並べられた死体袋の描写などはあるものの、意図的に「悲惨さ」を抑えたかのような印象があります。逃げ惑う群衆、とか、驚きや恐怖の表情、といったイメージをもう少し前に出すだけで、だいぶ印象が変わると思うのですが。 これは、映画全般の戦闘シーンにも当てはまって、アメリカ側の中心人物が多少軽いノリで描かれるのは、仕方ない(?)としても、迎え撃つ日本兵の、やけに淡々としていること。どうしてここまで、描写から「焦り」のようなものが、排除されてしまうんだろうか。 史実を追うことに意識が向かいすぎたのか。しかしそれにしては、正直、この映画だけで戦況の流れをつかみ取るのは難しそう。戦史関連の本でもパラパラめくった方が、よほど理解できます。ドキュメンタリ調に徹することでドラマチックに仕上げる方法もあるだろうに、本作は、どうにも中途半端。魚雷から陸攻用の爆弾への積み替え、という判断ミスはこの海戦における一種のハイライトだと思うのですが、これもやけに、アッサリと。 日米両側から公平に描いた、というのがポイントのようですが、むしろ、どの国のマーケットにも受け入れられやすいように配慮してみました、ってのが正直なところなのではないでしょうか。無難に無難に描いた挙句、緊迫感まで無くなっちゃった。こういうパターンが、「中国資本アメリカ映画」の定番になっていくんですかね。 まあ、エメリッヒは、あくまでエメリッヒとして健在だ、ということだけはよくわかる作品ではありました。 【鱗歌】さん [映画館(字幕)] 4点(2020-09-13 03:24:49)(良:2票)
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