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フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン

Fly Me to the Moon
2024年【米】 上映時間:132分
ドラマラブストーリーコメディ実話もの
[フライミートゥザムーン]
新規登録(2024-07-22)【Yuki2Invy】さん
公開開始日(2024-07-19)


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キャストスカーレット・ヨハンソン(女優)ケリー・ジョーンズ
チャニング・テイタム(男優)コール・デイヴィス
レイ・ロマノ(男優)
ウディ・ハレルソン(男優)モー・ブルクス
音楽ダニエル・ペンバートン
撮影ダリウス・ウォルスキー〔撮影〕
製作スカーレット・ヨハンソン
配給ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
衣装メアリー・ゾフレス
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【クチコミ・感想】

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4.1969年のアポロ11号月面着陸を背景に、「月面着陸捏造説」を逆手に取ったロマンティック・コメディだ。
テーマとしては宇宙開発の捏造という大胆な切り口だが、その描き方がコミカルで皮肉たっぷり。
主演のNASスカーレット・ヨハンソンと、発射責任者役チャニング・テイタムの掛け合いが秀逸で、二人のロマンスも軽快で微笑ましく、
このコンビの絶妙な掛け合いだけでも充分観る価値がある。

特に感心したのは、月面着陸捏造という大胆な設定を笑いに転じているところだ。
映像を通じて繰り広げられる、ある種バカバカしい捏造劇は、思わず笑ってしまうほど滑稽だが、
一方で、真面目にフェイクを作り上げる登場人物たちを見ているうちに、自分自身の仕事にも似たような滑稽さが潜んでいることに気付かされる。
真面目な表情で必死に取り組んでいるその姿には、自分の普段の仕事の姿を重ねてしまい、不思議な自嘲感にとらわれた。
真剣だからこそ生じる滑稽さという、人間の本質的な部分をうまく突いている。

本作を観て、1978年の映画『カプリコン・1』を思い出した。
『カプリコン・1』は同じく宇宙開発の捏造をテーマに扱っているが、こちらはシリアスで緊迫感に満ちたサスペンス映画だ。
対して『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』は、軽快でコミカルな空気感が特徴である。
この二作品の違いは、まさに描こうとしたテーマに対する「向き合い方の違い」であり、
深刻なテーマを笑い飛ばすことで、逆にテーマの本質を浮かび上がらせているのが面白いところだろう。

しかし、個人的に少し気になったのは、歴史的事実をフィクション化する手法だ。
確かにユーモアとして面白いが、あまりにコミカルな要素が前面に出過ぎると、観る人によっては史実と虚構の境目が曖昧になり、不快感を覚える場合もあるかもしれない。
もう少しだけ、史実への配慮を示しつつ、バランスを取ればさらに奥行きが出る作品になったのではないかと感じた。

とはいえ、『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』は全体的に非常に楽しい映画だ。
スカーレット・ヨハンソンの鮮やかな演技もあって、宇宙開発を題材とした映画としても、
ラブコメとしても純粋に楽しめる出来栄えとなっている。
ちょっとだけ複雑な気分になった自分の心を含めて、鑑賞後にはどこか愛着を感じる、不思議な魅力にあふれた作品だった。 そくらてつこさん [インターネット(字幕)] 9点(2025-03-05 01:28:37)

3.スカーレット・ヨハンソンの60年代コスチュームが美麗。もっとくだけたコメディかと思いきや、アポロ11号の発射シーンなど、映像的にもしっかりと作り込まれており、映画の作り自体がとてもリッチだった。フェイクニュースに対する見極めを、個々人に求められる今だからこそ、今なお陰謀論が根強く残る月面着陸の捏造を題材にした本作のテーマは、社会の本質をついているとも思えた。 鉄腕麗人さん [インターネット(字幕)] 8点(2024-12-22 16:26:28)

2.思いがけない佳作で、楽しめました。
こういうエンターテイメント映画ももっとヒットするとよいのになと思います。
ロマンティックコメディー風の売りでしたが、NASAのセットはこんなにお金をかけてるの!と良い意味で期待を裏切るレベルでしたし、陰謀論を逆手に取ったストーリーも破綻なくよく考えられていました。
ほかの方も書いていらっしゃる通り、アポロ計画に携わる人たちへのリスペクトが随所に感じられ、恋愛コメディにありがちなドタバタ劇もほとんどなく、とても気持ちよく見ることができました。
スカーレットヨハンソンの60年代ファッションショーは可愛らしかったですし、チャニングテイタムの寡黙で誠意ある雰囲気も良かったです。黄色いハイネックと髪型がきれいなジャイアンにしか見えなかったところだけが心残り。 なつこさん [映画館(字幕)] 8点(2024-08-24 21:54:31)

1.ひとことで言えば、「もったいない!!」
NASAのあの贅沢な施設、当時の状況をあそこまで再現して、ポリコレ枠も珍しく絞って、これほど贅沢な環境なのに、なんでこんな変なラブコメにしちゃったんだろう・・・
いやもう、ゴールデンエイジのアポロ時代を綺麗に見せてくれているのに、本当にもったいないです。
あの時代のNASAで女性を広告責任者にするなんてあり得ないし、広告方針もあんな杜撰なやり方はないし、
オメガの下りなんか、捏造もいいとこだし、フィクションだから措くとしてもやりすぎだわ~
陰謀論もちゃちだし、最後の猫ちゃんで分かる下りなんてアホラシすぎる
それになにより、スカーレット・ヨハンソンに魅力がない。「マンマ・ミーア」の時も思ったけど、厚塗り化粧の年齢のいった女性を向こうは持ち上げすぎるのかな、全然かわいくないです。どんなに胡麻化しても目尻の皺とか、あれでヒロインはもう無理だと思う。
たぶん、日本人とアメリカ人の感覚の違いだから仕方ないのだろうけど、ラブコメにしても入り込めない。しゃべりすぎでうるさいし。チャニング・テイタムもあんまり恰好よくない。
映像は綺麗で、モブマシンのN-104(NASA仕様なのでFじゃない)とか、P-51(話の都合でD型なんですが)も美しい(でも撮り方はトップガンの方がよい)。
だからこそ、魅力がない役者の変なラブコメに陰謀論を絡めたいい加減なストーリーが口惜しいです。
この精度で、まともなアポロ宇宙物にして欲しかった・・・
そして、本当にアメリカはヴェルナー・フォン・ブラウンを消しにかかってるんですね。ちらりとも出てこなかった。議員を説得するのはフォン・ブラウンの役目だったんですけどねえ・・・ えんでばーさん [映画館(字幕)] 4点(2024-08-03 16:29:47)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 7.38点
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8337.50% line
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 8.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 9.50点 Review2人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 7.00点 Review1人

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