みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
53.デンゼル・ワシントンの鬼気迫る演技に魅入る。 【TERU】さん [DVD(字幕)] 7点(2024-08-02 14:50:06) 52.この監督は最初のころは、ホームドラマ的な部分に冴えを感じていたので、そちらを伸ばしてほしかったんだけど、ま、これはこれで熱気が感じられます。ただマルコムのカリスマ性みたいなものが、D・ワシントンだとあまり感じられないな。スパイク・リーが出ると画面がイキイキするんだけど、後半彼の出番がなくなったぶん生真面目になってしまった。対象化しづらくなったってことか。かえって面白いのは、彼がブラック・モスレムに入ったあたりのところ。現実なら一番人間味のないところがかえって面白く、悪友どもが笑ったり、狂ったかと言ったりする。師からの裏切り後こそ、一番マルコムいう人のポイントになるとこだと思うんだけど、そこがちと物足りない。まだ映画化するにはナマすぎる人物だったんだろうか。白人が『JFK』作ったんなら俺たちゃマルコムだ、って気合いが先行しちゃったって気もする。けっきょく穏当な人だったって結論ぽくなり、これじゃキング牧師と同じになっちゃうな。アメリカ映画の限界か。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-07-11 12:12:33) 51.とても真面目に創っているのではないでしょうか..脚色した “よいしょ” 映画でなければいいのですが... 【コナンが一番】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2010-06-12 12:16:38) 50.長いですが飽きずに見れました。色々考えさせられるものがあります。 【シトロエン】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-12-29 18:40:11) 49.長尺の割にはだれることなく最後まで見通すことができたが、やはり、刑務所収監までとそこでイスラム教に目覚めるまでが長すぎると思う。運動家の伝記である以上、運動がどのように浸透・拡大していったのか、またどのように方針が変わり、その後はどうしたのかというところをじっくりと見たかった。デンゼルの演技は、アジテーション場面などはさすがだが、日常場面における年や状況や人間関係の変化による差異はあまり浮き彫りになっておらず、どの場面も似たような顔に見える。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-11-23 08:59:24) 48.私はこれを一回見ただけで理解できる頭脳を持ち合わせていない。何度みても違う発見がある名作。 【あるまーぬ】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-07-31 19:14:22) 47.まず一言「長い」です。当題材に興味があるか或いは俳優に興味があるか、何かしらの目的意識を持って観ないことには相当長いです。私の場合はデンゼル・ワシントン目当てでしたが、さすがにオスカーのノミネート作だけあって好演でした。彼の生い立ちは、彼を反白人主義へ駆り立てるのに充分な動機がありますが、彼の思想や彼の活動内容が偉大であったかどうかについては疑問が残ります。余談ですが、ラストで黒人の子どもたちが次々に「I'm Malcolm X」と言うシーンですが、彼らの丸刈りの風貌と相まって「I'm マルコメ」に聞こえて、ちょいウケでした。くだらなくてすみません。 【(^o^)y-~~~】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-03-07 00:16:29) 46.前半は白だの黒だのとせめぎ合いで「じゃあコレ観てる黄色としてはどう考えりゃいいんだ?」と「ヤッパリ現地米国の事情はイマイチ分からんな」的なノンフィクション作品として観ていた。しかし後半になるにつれ、マルコムが孤立していく様を観ていて驚いた。マルコムの人格と作品性がランデブーするかのように俯瞰し、達観していくというか。やっぱ只事じゃないなスパイク作品。驚いた。驚きついでにD・ワシントンのメガネ姿もカッコイイ。中年インテリメガネ萌えのアナタにも、おススメ。(だいなし) 【aksweet】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-01-10 16:44:31) 45.観る前から長い映画だと知ってはいましたし、実際観てる間は長く感じましたが、マルコムの激動の生涯を丁寧に描くにはこれぐらいの時間は必要だったのではないでしょうか。デンゼルの演技も良かったです。ですが、最後の最後でスパイク・リーの主張が前面に出てきちゃったのはマイナス。いきなり最後でリーの主張をガーっと聞かされるよりも、マルコムの生き方がどうであったか、その答えを観客一人一人に委ねて終わって欲しかったです。 【ライヒマン】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-12-18 21:46:11) 44.デンゼル・ワシントンの演技力はよかったです。 【午後のコーヒー】さん [DVD(吹替)] 5点(2005-11-26 09:31:58) 43.宗教ってなんだろう。人種ってなんだろう。そんなことを何日も考え続ける日々。この映画を見終わって、さてマルコムXはどんな人でしたか?なんて聞かれたらどう答えていいのか私にはわからりません。たくさんのことがこの3時間半には詰まっていて、マルコムの人生にはたくさんのターニングポイントがあり、とてもじゃないけど一言では語れない人物です。黒人=人種差別を訴えるというイメージだったのですが、マルコムはマーチン・ルーサー・キングとは全然違う。ひとりの黒人社会風刺者としての波乱万丈人生。もう私には語りきれませんので、興味のある方はぜひ見てください。 【未歩】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-10-22 00:33:24) 42.良かった。けど正直尺が長い。 【ゆきむら】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-05-23 18:41:11) 41.以前見た時は、前半の刑務所に入るまでのシーンが長くて退屈だったのだけれど、いま改めてみると、あの前半(+マルコムの子ども時代の回想シーン)があるから、後半の活動家となってからのマルコムの主張にリアリティが生じたのだと思う。凡百の伝記モノにありがちな、めぼしいエピソードを並べただけのものではなく、マルコムの心理的な変遷がしっかりと描かれていて好印象。少々残念だったのは、メッカにいるときのマルコムXが、なんかはじめて海外旅行した時、やたらフレンドリーに接してくる現地の方々に感動しちゃった、単なるビギナー観光客にみえてしょうがなかったこと。ピラミッドとかスフィンクスとか見たいとか言ってるし・・・。ぼくもはじめて海外旅行した後は、周りの人にそのときの体験をやたら語りたがったものだったなあと、どうでもいいことを思い出した。それまでの重々しい人生観を180度転換させる事件にしては、ちょっと軽い感じがしたかなあ。それだけ、アメリカで黒人として生きるということは厳しいのだということなのかもしれませんが・・・。ラスト、ネルソン・マンデラ氏(ですよね?)まで登場させて、これでもかと突きつけられるメッセージは、スパイク・リーらしい「やりすぎ感」があって個人的には好きです。 【ころりさん】さん 8点(2005-02-24 10:11:45) 40.一方を肯定することは一方を否定することという、 あらゆる差別に潜在する根本的な、それゆえ安易な主張を見せられた。 【michell】さん 6点(2005-01-18 14:53:47) 39.俺はマルコムXのことをよく知らないし、デンゼルが出てるって事だけで観たんだけど、長すぎだろ、これって感じ。もちろん色々考えさせられたけどさ。 【銀次郎】さん 4点(2004-11-07 02:25:30) 38.星条旗が燃やされるオープニングからファンキーな前半はかなり面白い。グイグイ惹きこまれました。しかしですねえ、宗教に目覚めたあたりからカリスマへとなっていく後半はちょっとねえ。カルト教団のそれみたいになっちゃうし、ラストは北朝鮮のプロパガンダフィルムみたいになっちゃったわね。あのラストはまったくいらない、蛇足です。あれを最後に見せられた時、スパイク・リーに持っていたイメージがガラガラと崩れていく音がしたようだった。前半がいいだけにとっても惜しいです。 【envy】さん 6点(2004-09-15 09:32:33) 37.この長い映画を観た時より「知ってるつもり!?」のマルコムXを見た時の方が衝撃的だった。彼の言葉『俺はいままで刑務所の中にいた。だがお前たちだって刑務所の中にいるんだぜ。アメリカという名の刑務所にな!』は僕の中で超名言集のうちの一つです。 【THE HAUNTED MADE ME DO IT】さん 5点(2004-09-14 21:17:10) 36.宗教性強くてしんどかった。。 【カフェ俺!】さん 4点(2004-09-08 16:20:42) 35.私も正直このマルコムXなる者やキング牧師等は知らない。でも機会があったらアレックスヘイリー著のマルコムX等の書物を読んでみたいと思った。アメリカ人じゃなく日本人だから分からないという意見も分かるし私もそのままの答えです。ただ観た後に何かに興味を持ったり自分の脳波がぴくりと揺れ動いただけでも私の中では充分です。この作品も映画という枠にとらわれずに多くの方に観ていただきたいですね。そういう事があってそういう人がいたんだなぁぐらいで結構だと思います。観たことには変わりはないから。 【tetsu78】さん 9点(2004-06-28 01:22:00) 34.ここはあえて白人の言い方を借りれば日本人はもちろんのこと(日本人がどちらに該当するかは興味がないが)”マジョリティー”も”マイノリティー”も一度は見ておくべき作品!アレックスヘイリーの「ルーツ」、「遠い夜明け」、「ガンジー」、比較的最近では「ハリケーン」など、この手の映画は真実を追究することに重点をおくべきであって娯楽性は重要視してほしくない。白人社会そのものを根底から覆そうとするマルコムX。キング牧師はすばらしいが、黒人が白人に先祖代代から根本から否定されつづけてきた事実を考えるとマルコムは決して狂人ではない。アメリカの白人と黒人の関係は現代の世界情勢も含めて世界史の暗黙の部分を凝縮して表面化した物のように見えた・・・見てない方はテレビシリーズの「ルーツ」を見てからこの作品を見ることをお勧めします! 【スーシホ】さん 9点(2004-06-26 13:27:33)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS