みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
5.メキシコ革命の映画なのですが、革命らしい争いはあまり描かれず、ほぼ人間ドラマに終始しています。しかし肝心のサパタにあまり魅力を感じなかったし、エピソードとしても興味深いところは少なかったです。兄のアンソニー・クインの方が面白い。エリア・カザンの演出はよかったです。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-11-08 08:42:06) 4.エミリアーノ・サパタを全く知らなかった私にとっては、分かりやすいストーリーでメキシコの近代史に興味が湧いた。 しかしこの映画の中では、サパタという人物に魅力を感じることはあまり無く、中盤以後は彼の思想や理念を感じることが出来ず、ただ戦いが好きな人物という風に見えてしまった。 途中までは良いところもいくつかあった。大統領に一人反論したところや、自分の愛馬を青年に褒美とした等、懐が深くてカッコいいと思うような心に残るシーンがあった。 現代でも語り継がれるような教科書にも載る革命家と聞いて、どれだけ特異で魅力的な人物だろうと期待し過ぎたのかもしれない。 【さわき】さん [地上波(字幕)] 5点(2016-10-28 16:55:37) 3.本作が公開された1952年という年は、エリア・カザン監督にとって運命の年とでも言いますか、本作の後、赤狩りに協力して仲間を「売って」しまった訳で、そう思うと、この、隣国の革命家を描いた作品の位置づけというのも、タイミング的に言って微妙なものがあります。 とは言え、そういう背景が関係したにせよ、しなかったにせよ、主人公であるエミリアーノ・サパタという人に、あまり入れ込むことなく、客観的に描いていることで、引き締まった作品になっております。一農民でありながら反骨精神を光らせる登場シーンから、やがて革命軍を率いる存在になっていくまで、映画は歩みを止めることなくどんどん進んでいき、マーロン・ブランドも不愛想な表情を貫いて、どこか近づきにくい主人公のイメージを保ち続ける。結果的に、アンソニー・クイン演じる兄の人間臭さとの対比が生まれ、兄とのエピソードも生きてくる。 サパタが「伝説」となっていくラストなども、心憎いですね。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-05-02 10:45:53) 2.革命児ってついてるもんだから少し幼い人がやっちゃうんかなぁと思ってたけど思くそメキシカン、しかもマーロン・ブランド。全然幼くねぇ(笑)ホントのサパタはもっと髭が長いみたいだけどそんなのは関係ねぇジョン・スタインベックが脚本を書いてるだけに構成はしっかりしてるしマーロンとアンソニー・クインの男すぎる骨太な演技は迫力十分。メキシコが舞台なだけに荒野がいい感じに映画を盛り上げてくれたと思います。 【M・R・サイケデリコン】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-03-06 00:46:07) 1.タイトルでまで「革命児」と言い切っちゃってるわけだから、どれだけ痛快でドラマチックな生涯が描出されるのかと思っていたら、単なる英雄一代記みたいな内容でした。革命家ならではの緊張感や切迫感も感じられず、伝えられていることをそのまま映像化しただけのような感じです。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2009-09-21 01:25:33)
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