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【クチコミ・感想】
5.なんだろう。このまっとうさは。今にして、手紙の演出はいかにも出来過ぎだが、西部劇に仕立てられた、アメリカの国民風土と刑罰と良心の、ど真ん中ストレートのドラマでした。70年近くたった今でもその説得力は色あせていないですね。 【ねこひばち】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-11-01 20:16:35)
4.これは凄い!この映画、もうオープニングからして、映画の世界に引きずり込むだけの力強さがあります。ヘンリー・フォンダとダナ・アンドリュースの2人の俳優が馬に乗って酒場へとやって来る所からして、スクリーンの中へと入り込ませるだけの見事なカット!映画のファーストシーンがいかに重要であるかということを見せつける素晴らしいスタート!酒場でのシーンで映し出されるポスターに写っている女性の写真、それを見つめるヘンリー・フォンダの表情を捉えるカメラワーク!どれもこれも正しく映画的であり、映画ならではのカットだ!そして、この作品のテーマでもある牛泥棒についての語り口、人が人を裁くということの恐ろしさをモノクロの画面から見せる演出の素晴らしさと相成って素晴らしい人間ドラマとして成り立つ。ラストシーンの余韻の残し方も見事なこれまた傑作間違いなしの1本!「西部の王者」に次いで観たウィリアム・A・ウェルマン監督作品!またしても素晴らしい映画だと自信を持って言えます。 【青観】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-06-20 23:26:11)
3.リンチ、法、民主主義の象徴である多数決等、様々な問題提起があり、それらを全てラストの夫から妻への手紙を読み上げるところに集約させているところがすばらしかったです。 【maemae】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-12-08 19:05:20)
2.お見事!お見事!!わずか76分間の間に見せる極上の人間ドラマです。牛泥棒と人殺しに罪を疑われた三人の男に「私刑」を受けさせるか否か!早く縛り首にかけ様とする男と裁判を受けさせようと必死に訴える男、とにかく色々な人間が出てきます。そこに見えてくるのはあの大傑作映画「十二人の怒れる男」に通ずるものがあるのではないのでしょうか?。人が人を裁く事の恐ろしさ、法の意味、そんな事を強く問い掛けてくる映画です。必見! 【一番星☆桃太郎】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-06-05 00:38:16)(良:1票)
1.先日『朝日新聞』紙上で劇作家の山崎正和が昨今のアメリカの一極化について書いていたのだが、その中でアメリカという国は今も昔も「正義の実現について、青年のように懐疑を抱かず、一本気で性急なのである。」とあった。確かにこの映画を観ていると、一旦見つけた悪者(かも知れない者)を法や規律に反してでも裁きを下す多数派と、少数派だがそういった行為に意義を唱え続ける人達がいるという基本構造が昔も今も何ら変わっていないことに気付く。大勢の人間があるひとつの方向を向いたときの恐ろしさは幾度となく歴史が示しているが、でもいつの時代にも(勿論この先も)その是非を問う人達が間違いなく存在することに希望を抱く。この映画のラストはその意味で鑑賞後感が悪くないのだと思う。 【パキちゃん】さん 8点(2004-02-27 02:07:05)
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【点数情報】
Review人数 |
18人 |
平均点数 |
7.67点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 1 | 5.56% |
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5 | 1 | 5.56% |
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6 | 2 | 11.11% |
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7 | 4 | 22.22% |
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8 | 4 | 22.22% |
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9 | 3 | 16.67% |
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10 | 3 | 16.67% |
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【その他点数情報】
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