みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
13.中学生時分に夢中で読んだ「不毛地帯」 山崎豊子さん作品で白い巨塔に次いで好きな作品。 映画は初見。 白い不毛地帯、赤い不毛地帯の内、白い不毛地帯の戦闘機商戦が描かれています。 安保シーンで壱岐直子が父親に噛み付く幼稚な台詞。 監督の思想が思い切りぶち込まれていて仰天。 それ以外は名優の熱演で見応えがありました。 【The Grey Heron】さん [DVD(邦画)] 6点(2024-01-08 02:27:37) 12.昔の映画は、当時の街の様子や、人々の振る舞いが懐かしくて、そういう良さも好きだ。 飛行機でも会社のデスクでも、タバコを吸うのが普通だった。 あのころは戦争のキズも癒えきらない日本で、大正生まれの軍人上がりの大人が多かった。今とはモノの考え方も全く違う世界だったことがわかる。 名刺ひとつとっても、裸でそのまま渡すのが問題なかったんだな。 一方、時代を越えても変わらないものもきっとある・・・とそんな事を考えながら面白く見ておりました。 (ストーリーから逸脱した感想ですみません) 【チェブ大王】さん [地上波(邦画)] 6点(2017-04-23 18:09:03) 11.ひと昔前の日本映画の大作って、だいたい同じ役者陣が立場を替えながら演じている印象があります。まるで劇団一座の公演を見ているよう。今でもそうですが、人材不足なんですかね。 それはともかく、さすがに仲代達矢が主役を張ると落ち着いて見ていられます。原作の一部分のみ切り取ったような作品でしたが、なかなか重厚でした。政財官の裏工作を露悪的に描いていますが、なければないで「もとの濁りの田沼恋しき」になることは明らかなので、まあ必要悪でしょう。 ただし、残念なのは秋吉久美子が仲代にタンカを切るシーン。当時の一部のミーハー学生の間で流行した考え方だったのかもしれませんが、今から見ると浅薄かつ滑稽でしかありません。それをさも「正論」であるかのように語らせ、なおかつ誰よりも国防事情に詳しいはずの仲代にいっさい反論させず、ただひっぱたくだけで相手を黙らせるという、いかにも左翼的な解決手段にがっかり。「お里が知れる」とはこのことです。 【眉山】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2016-02-21 13:02:01) 10.唐沢主演連続ドラマは鑑賞済も原作未読で映画は初見。テレビドラマは毎回緊張感があってなかなかよかったが、今作も古いだけあってリアル感は十分。監督のイデオロギーが透けて見えてくるような一部の描写が気にならなくもないが、元陸軍エリート参謀のクールで熱い思いは伝わってくる。 【ProPace】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-11-24 19:58:13) 9.後半は見応えがあった。 【noji】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-04-19 23:06:35) 8.ちょっと前に見た「金環蝕」と出ている俳優が同じなのだが、比べると内容的にはインパクトは弱いかな。時間軸も長いし、海外シーンも多くて、結果各々の人物像の掘り下げが甘くなってしまったような。原作をかなり端折ってるようなので仕方ないが。 【東京50km圏道路地図】さん [地上波(邦画)] 5点(2014-03-18 12:59:38) 7.山崎豊子の原作と山本薩夫の監督の組み合わせ映画は、白い巨塔、華麗なる一族に続いて3作目の鑑賞。政界と商社、旧軍部と防衛省の黒い結び付きを深く鋭く暴き出す。シベリア抑留を耐え抜いた主役壱岐正の軍人魂がすごい。事前に特定のモデルはないと断りが入るが、あの出っ歯の首相はどう見ても安保闘争時のK首相だ。 【ESPERANZA】さん [映画館(邦画)] 7点(2013-10-05 23:16:30) 6.長い説明ゼリフを何とかうまくこなそうと一生懸命な出演陣、その愚直さとぎこちなさとの徹底した積み重ねの上にこそ、このどうしようもないドロドロ感がある。というわけで、とても面白かったです。ただ、3時間という長尺でも、まだまだ物足りない感じはありますね。主人公の私生活なども、前半のボロ家が後半で突然豪邸に変わっているという描写だけで、消化不良かな(主人公の影が薄い印象)。政財界のドロドロを描くにしたって、とりあえず何かにつけて“高級料亭”、ってのも、どうなんでしょ、もう少し意外性と細かさとを感じさせるような描写があってもよいかな、と。 【鱗歌】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-05-04 18:48:39) 5.相変わらず腐敗してます。今まで見た山本薩夫作品の中ではインパクトのあるシーンが少なかったが、それでも3時間はあっという間だった。丹波哲郎がカッコよかった。 【さわき】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-04-16 00:52:21) 4.視聴率も“不毛地帯”だったTVドラマを観てからの鑑賞..本作、映画としてどうなのか..当時、これが面白い、と感じた人がいたのか..??? です..(私的には、TV版の方が中身が濃くエピソードが多かった分、何倍も楽しめました..唐沢寿明の方が断然ハマってたし..) 【コナンが一番】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2010-12-14 17:24:44) 3.唐沢版のTVドラマが面白かったので、こちらの昔の映画版も見ましたが、やはり同様に面白かったですね。3時間あっても全く飽きずに最後まで楽しめました。 この時代はコピーのことを『ゼロックス』と呼んでいたんですね。時代特有の言葉や雰囲気はむしろ重厚感が出ていい感じでした。 【もんでんどん】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-09-14 14:34:49) 2.山崎豊子さんの原作は未読。唐沢版がきっかけで、この映画にも興味を持ちました。3時間かけて全部やるのかと思ったら、かなりスローペースで悪い予感…。案の定「さあ、これから」ってところで終わっちゃった。続編も作られてないようだし、もやもやするなぁ… 【リーム555】さん [DVD(邦画)] 3点(2010-03-17 17:48:03) 1.二次防主力戦闘機にまつわる政界と商社の汚職を描いた山崎豊子原作の映画。モデルは陸軍参謀―伊藤忠商事会長―中曽根時代の臨調委員を勤めた瀬島龍三。山崎豊子の圧倒的な情報収集力はいつも驚かされ、よくもここまで描いたものだと感心させられます。映画となっても原作の面白さは損なわれておらず、山本監督らしい社会派群像劇で両者の良さが出ており映画をより一層魅力的にしている。 【亜流派 十五郎】さん 8点(2004-09-19 21:57:31)
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