みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
3.「吸血鬼ゴケミドロ」に続く松竹の特撮ホラー映画。この作品はSF路線には行かずにオカルトチックなB級ホラーというつくりになっているが、どうも白黒のせいか「昆虫大戦争」や「吸血鬼ゴケミドロ」よりもB級っぽく見え、話も支離滅裂な感じであまり面白くはないし。ただ、B級ながらも白黒のおかげかホラー映画という雰囲気はよく出ていたと思う。(骸骨とかコウモリとか明らかにちゃちいのだが。)この前年に「007は二度死ぬ」にノンクレジットのチョイ役で出演した松岡きっこが主演で、けっこう美人なんだなとか、その恋人役は去年自らが侵されたガンとの向き合い方で注目されていた入川保則だとかそんなことを考えながら見ていた。これで同時代に作られた松竹の特撮映画は一通り見たことになるのかな。いずれもがんばってはいたのだが、やはり松竹に特撮映画というのはどう考えても畑違いのように感じる。 【イニシャルK】さん [DVD(邦画)] 5点(2012-05-30 01:44:55) 2.古い日本の怪奇映画。昔のチープな特撮シーンが妙に懐かしい。 前半から中盤にかけての、ややサスペンス・タッチの展開は一応ヒネリやオチもあって、 なかなか面白かった。「え? 嘘っ」というような突っ込み所や、 どうにも腑に落ちないシーンも満載なのだが、あえてそこを楽しむために作られたような映画。 個性豊かな悪役たちも良かったけど、一人二役の松岡きっこはきれいだった。 【MAHITO】さん [DVD(邦画)] 3点(2011-12-09 21:16:06) 1.昔の作品なんやけど誰も書いてないってことはマイナーな映画なんすね。わからんけど。俺がこれ観た理由はゴケミドロのDVDのカウチコメンタリーがおもしろくて、同じ特典つきってことでこのDVDも買ってしまったんやけど。内容は、殺された姉の仇をとるために五人の男に復讐する妹の物語で一応怪奇物やけど、まったく怖くなくて、しかもコウモリとか骸骨とか思いっきりツクリモノ丸出し。脚本もえらい間抜けなとこあるし、カラー時代やのにあえて白黒。リアリティーもあんまりありません。ま、普通に観ればまずおもろないやろね。マイナーなんもわかる気がする。やねんけど、俺はこの映画、意外と最後まで楽しめてん。楽しめたポイントがいくつかあって、まず、妹役と姉役の二役こなす松岡きっこがすんごい魅力的やねん。今のおばちゃん顔(失礼)しか知らん俺にとってはちょっとカルチャーショック。メイクも今風やし、かなりいけてるってゆーか、ある意味かっこいーです。しかも、そんな彼女の乳が見れます(いけてて若いのに体はってます)。あと、金子信雄、小池朝雄(コロンボの声の人)を始めとする悪役がどれもこれも個性的な奴らで味がありまして、こいつらが姉を殺して三年後の姿で再登場するとき、いちいち過去のシーンを見せるねんけど、そこがなんかちょっとキルビルっぽい。タランティーノ、この映画も観てるんちゃうかな。妹が復讐するとき登場する音楽も決まってて、その音楽がまたいーんよね。さらに神父役の岡田真澄がこれまたかっちょいー。今の岡田真澄からはちょっと想像できんほど神父役似合ってます。こんだけ色々味のある役者がそろってるんで、誰が主役かわりません(一応主役らしき人はいるんやけど全然目だってません)。んで最後の展開もよかった。予想外だったんで。テンポとかも悪くないんちゃうかな。全体的な雰囲気はちょっと江戸川乱歩っぽい感じもします。B級として見ればそれなりにおもろいんじゃないやろかな。期待せん程度にやけど。 【なにわ君】さん 7点(2004-10-28 00:27:22)
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